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不易流行の経営学:ビジネスの今を知る

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#ビジコン

スケールするものを、スモールスタートで始める。

スケールするものを、スモールスタートで始める。

日本では、実感値、半数以上のものごとが4月から始まります。
で、その仕事が1年プロジェクトである場合、1月頃からはクロージングに進んでいきます。ですので、実質的な取り組みのハイライトはもっぱら12月になる。というわけで現状、毎週のようにビジネスコンテストの発表会に参加しています。

ビジコンそんだけやってて、ベンチャー育たないなんて、ビジコンは意識高い系の奴らのポーズじゃんm9(^Д^)、というシ

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「時の運」(セレンディピティ)を掴めるかどうか。

「時の運」(セレンディピティ)を掴めるかどうか。

先日、某所でビジネスコンテストの最終審査を行いました。その具体的な結果は、さておき。毎度ビジコンをやるたびに頂戴する「審査結果が腹落ちできない、納得がいかない」に、私なり―経営学者なりの考え方をお伝えします。

ちなみに、上記のご質問を頂戴するのは、その人が本気だったからこそですから、誠実な声として私は肯定的に捉えております。

だからこそ私も、私なりの考え方をきちんと返す必要があると考え、ビジコ

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良い意味で、大学生はみんな「新事業の正解」を描けるようになっていた。

良い意味で、大学生はみんな「新事業の正解」を描けるようになっていた。

名古屋大学なごのキャンパスで開催されたTongaliアイデアピッチコンテストにて、審査員と講演を行ってまいりました。

東海地区は、首都圏や近畿圏と比べてエリアとしてまとまりやすいようで、愛知・岐阜・三重・静岡の大学が連携してこうしたイベントを開催しているようで、この地域における名古屋の求心力を感じた日でもありました。

大学生によるアイデアピッチは、率直なところ、良い意味で「行き着く案は、だいた

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