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墾田永年私財法が自由競争社会の号砲だった

noteに関する小・中・大目標を大幅変更したへーこいたです。

「日本史の教科書を読んで少しでも下書きにアウトプットする」

を僕の小目標にしたぜ。

さて、今日から日本史の教科書から今でも使えるエッセンスみたいなものを抽出し、お伝えできればと思いますわ。

今日はね、墾田永年私財法からわかったことをシェアできればと思います。

墾田永年私財法ってのは奈良時代743年くらいに出された法律です。

どんな法律かっていうと

「テメェが自分で田んぼ開墾したら永久にテメェのにしていいぞ」

って法律です。

それまでは国が「班田収授法」に基づいて国の基準にしたがって配られた口分田が庶民の生活のつてでした。

それが、「人口増」と「天候不順」によって相対的に少なくなってしまった。そうすると、人民が弱り、当然税収も減ってしまう。

税収がなくなると政府が困るので、墾田永年私財法をだし、てめえらが好きなように田んぼ作り出せ、そして好きなだけ自分で今の問題を解決しろって言ったわけです。

要するに僕らが生きる資本主義的な自由競争社会にいきなり人民は放り込まれた。

ここで、格差が急速に拡大しました。

東大寺などの寺院は即座にいい感じに田んぼにできそうなでかい土地を発見し、田んぼを大量に獲得しました。(初期荘園)

一方、情報にキャッチアップできなかった貧弱な脳みその人民は困窮したままで、しまいには浮浪・逃亡してしまったわけです。

ここからわかる教訓は、

「とにかく情報はクソ大事。変化が訪れた時にいち早くそれをキャッチし、即座に行動に移すことまじ大事ってことです。

それを動画にもして見てるのでよかったらこれも見てね。




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