やさしい日本史授業Season1~すごいねヒミコ編~
ちっす。カテキンです。
今回は弥生時代からだね。
このへんの時代は正直、そんなに面白くないです。なんでかというと、有名な人物とかがあんまり出てこないから。
ただ、サーッと読むだけでも効果あると思うんでぜひ読んでね。
じゃ、始めましょか。
知っといてほしい!
今ぼくたちが勉強してるのは「日本史」なんだけど、基本的に昔の「日本」というのは本州のことだと思ってください。
(つまり、北海道とか沖縄は入ってないってこと)
北海道は長い間とある民族が住んでいて、沖縄は王様のいる王国でした。
今でも北海道や沖縄には変わった名前の土地があるけど、あれは昔べつの国だったからなんだね。
これから弥生文化という新しい時代をやっていくんだけど、このとき北海道や沖縄では縄文文化が続いていました。
あともう1つ知っといてほしいことがあります。
今はなんとなく、東京や大阪に人が多くて、国の中心って感じがするよね。
でも昔は、関東なんかはめっちゃ田舎です。
これからやっていくんだけど、縄文時代から弥生時代に変わったのは、どうやら外国から新しい文化が入ってきたから。
その外国というのは朝鮮半島(今でいう韓国や北朝鮮があるとこ)なので、その近くにある九州あたりが進んだ地域だね。
そろそろいこうか。
米づくり、はじめました
さっき外国から新しい文化が入ってきたって言ったよね。
その文化というのが、米づくり。
これまで肉か魚か木の実しか食べてこなかった日本人にとって、お米の登場はさぞビックリ案件だっただろうね。
命がけでマンモスをつかまえてた時代よりはだいぶ楽になった。
でもお米づくりは大変。
そこで、みんなで仕事を分担したり、指示を出す人ができたり、人々の暮らし方が大きく変わったんです。
リーダーが生まれたってこと。
そして何より大変なことに、お米づくりがしやすい場所としにくい場所がある。
つまり、たくさんお米がとれたグループと、全然お米がとれないグループができる。
豊かさに差ができたんです。
人々はお米の奪い合いを始めた。
これが戦争のはじまりだね。
弥生土器
縄文土器ってあったよね。
縄文時代に使われていたうつわ。
この時代、あれも進化します。
「盛り付け用」「蒸すとき用」「煮るとき用」など、いろんな使い道に合わせて土器を作るようになったんだ。
だいぶ進化したね。
ムラからクニへ
戦争がはじまったことで、みはり台をつくったり、ほりを作ったり、みんなの住む場所には敵から食料を守るためのくふうをするようになりました。
これまでは"ムラ"といって、少ない人数で仲間として活動していたんだけど、
争いをする中で強いグループはどんどん人数が増えていきました。
この大きいグループを"クニ"と呼びます。
この頃、めちゃくちゃ大きいクニができていました。その名は「邪馬台国」。
ヒミコという女性がリーダーで、当時最強だった中国に手下を会いに行かせたんだって。
中国にもすごいねヒミコ!って認められていたそうです。
すごいねヒミコ!
まとめ
米づくりによって起こったこと
①みんなを指示するリーダーが生まれた
②豊かさに差ができて、争いが始まった
③使いやすい弥生土器ができた
④強くて人数の多いグループができた
⑤すごいねヒミコ!
おつかれしたー。
〈きょうの放課後トーク〉
弥生時代、外国から入ってきた文化はお米だけじゃない。
金属も入ってきた。
銅でできた剣とか、ほことかがあったんだけど、争いじゃなくてお祈りの道具に使ってたんだって。
銅でできた剣が358本も出てきた遺跡もあったらしい。
いや、どんだけ祈るんだよ!笑
ばいばーい。
おしりんまるwwwww