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京都のお菓子🍡:千年の歴史を持つお菓子、清浄歓喜団

今回は、八坂神社のほど近くにある亀屋清永の清浄歓喜団せいじょうかんきだんをいただきました♪

独特の形と味をしている歴史あるお菓子です。
ではでは早速実食編です✨


実食編♪

きんちゃく袋のような形をしているこちらが清浄歓喜団です
ごま油で揚げてあるので、ほんのりごま油の香りがします
上から見るとまた違った形に見えて面白い
この8つの模様にも意味があるようです
真横から見るとこんな感じ
固くてころんころんしています
とっても硬かったのですが、何とか頑張って半分にしました
中にはこし餡が入っています
食べる前に少し焼くと香りが増すとのことで、トースターで焼きました
お菓子の説明に書かれていた通り
とってもいろんなスパイスの香りがしました
甘さ控えめで香りも楽しむお菓子だと感じました


そもそも清浄歓喜団って?

清浄歓喜団って名前もかっこいいですが、そもそも何なのか気になりますね。

奈良時代、遣唐使によって伝えられた唐菓子からくだものの一つで、団喜だんきといわれる。密教の祈祷の際に供えられる菓子。一般に「御団おだん」、「聖天しょうてんさん」とも呼ぶ。米粉と小麦粉の記事で餡を包み、巾着袋きんちゃくぶくろの形に整え、ごま油で揚げたもの。餡には、ハッカ、丁字ちょうじ肉桂にっきなど、七種の香りが混ぜられている。千年前の姿をそのまま伝える菓子の一つで、亀屋清永で販売している。

『新版 京都・観光文化検定試験 公式テキストブック』より 

食べたときに感じたスパイスは七種類ものものが入っていたのですね。
スパイスの風味は、この香りはアレだ!とわかるものは少ないのですが、ニッキ(シナモン)の風味はしっかりわかりました。

千年前から伝わるお菓子をいただけるのは面白いなぁと思います。

ちなみに、清浄歓喜団を購入した際に、由来が書かれた紙も入れてくださっていました。

こちらがお店でもらった「清浄歓喜団の由来」

書かれていることを少しだけ見てみます👀

七種の香を入れて包み、そのほのかな神秘な香は仏教でいう「清め」の意であり、八つの結びは八葉の蓮華をあらわし、形は金袋になぞらえ、たぎった上質の胡麻油で、揚げてあります。
伝来の当時は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で、味つけしたらしく、小豆餡を用いるようになったのは徳川中期の後であります。

「清浄歓喜団の由来」より

お香にもやはり意味があるのですね。
仏教関連の由来があることが千年前っぽくて一層歴史を感じます。

また、歴史があるお菓子も時代に合わせて少し中身を変えたりしているのだなぁと感心しました。
木の実を包んでいた時代は、現在のものともまた違った風味がしそうですね。


お店の雰囲気はこんな感じ

八坂神社のすぐ近くにある亀屋清永さん
もう一つ歴史ありそうなお菓子が紹介されていました!
初めて聞くお菓子だけど気になるなぁ
清浄歓喜団のぬいぐるみがお店の外に置いてありました😊
ゆるキャラまで!笑
豪華な箱に入った場合と袋に入れてもらう場合でお値段が若干違います
袋に入れてもらうと756円でした
こちらのお菓子も清浄歓喜団と同じお値段ですね
粒あんのお菓子、気になるぅ

観光地の八坂神社のほど近くにお店がありますので、よろしければぜひ一度千年の歴史があるお菓子を召し上がってみてはいかがでしょうか😋


おまけ

お菓子を買った際に、ガシャポンのようなものを回させてもらいました♪
試食として一つかわいいお菓子をおまけでもらいました😋

見た目もかわいいあんずのお菓子




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