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日米中で食に対する意識の違いを紐解く①【グローバルリサーチ 事例Vol.1】

こんにちは、Koeeruで営業・マーケティング、広報を担当しています岡崎です🌞
梅雨が1年で最も嫌いなので、カラッとした陽気の国(スペインあたり?)に逃げたいと思っているこの頃です‥🌧️

さて、前回のnoteでビジネスにおけるグローバルリサーチの重要性について発信したのですが、今回は実際の事例とともにお伝えできればと思います!
これから4回に分けて結果を発信していきます。


自社のアンケートシステムとアンケートパネルを活用して、
日本・中国・アメリカにて食に関する自主調査を行ってみました。

👇グラフなど詳しい調査結果はこちらからご覧いただけます!

調査概要

<調査対象>
対象国:日本、中国、アメリカ
サンプル数:日本 500s、中国・アメリカ 505s
手法:ネットリサーチ
対象者:一般消費者
実施期間:2022.8.22 ~ 2022.8.30

<調査の目的>
3カ国間での「食の志向性」「食に対する意識」「食品を購入する際の着眼点」の差を明らかにする

ベジタリアンは日米中でどこが最も多いと思いますか?

私は調査をするまで、欧米(この調査だとアメリカ)がベジタリアン文化が最も進んでいると思っていました。
しかし…!
アメリカよりもベジタリアンの割合が多いのは中国でした。

3カ国間での食の志向性を比較

食の志向性は年収や年代で偏るのか?


また弊社のブログ(再掲)からお分かりいただけるように、ベジタリアンの年代や世帯年収の偏りは、顕著には見られませんでした。

私の仮説では、ベジタリアン=高所得層に偏ると思っていました。
(生活に余裕があり健康に投資をしているイメージがあったため)

また年代についても、食が細くなりがちな高齢者と美容意識が高い若年層に二極化すると予想していました。

どちらも実際の結果とは異なっていましたが、とても興味深い調査になったと思います。

まとめ

前回のnoteにも書いたように、海外に事業を展開する際、現地消費者の消費行動や市場特徴を掴むことが何よりも重要になります。

この調査においても、日本ではまだマジョリティーではないベジタリアンですが、同じアジアの国でもこんなに差が出るとは驚きました!

これを受けて、たとえば日本の食品メーカーが海外に市場参入する際には、『ベジタリアンの人が2割程度存在する』ということを視野に入れた商品展開、プロモーションなどを行うとよさそうですね。

日本にいると海の向こうにいる人の生活がなかなか分からないので、食だけでなくあらゆる場面で、このような調査を実施する意味はあると思っています。

海外市場調査や顧客満足度の測定等をご検討されている方、また本調査に関するご質問等がある方は、こちらよりお気軽にご相談ください✉️


次回のnoteでは、『ベジタリアン/非ベジタリアンで食品を購入する際に意識すること・成分の違い』について発信したいと思います🥦🍅


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