お客さまからラインのIDを書いた紙を手渡された女子スタッフの話
以前このマガジンで、スーパー仕事ができるアルバイト・大学生Mちゃんの話を紹介しました。
そのMちゃんなんですが、以前、営業中にこんなことがありました。
閑散とした夕方、某運輸会社のドライバーとして働くアラサーぐらいのお兄さんがお客さまとしてやってきました。うちの常連さまです。
接客にあたったのがMちゃん。誰とでもすぐに仲良くなれるタイプのMちゃんは、カウンターに座るお兄さんとすぐに会話で打ち解けました。何やらファッションの話で盛り上がっていたようです。ほかにお客さまがいなかったこともあり、食べているとき以外はずっと楽しそうに話をしていました。
食事が終わり、会計が済むと、Mちゃんは玄関先までお兄さんを見送りに行きます。そして戻ってくるなり私に「あの〜さっきのお客さんにこんなの貰ったんですけど、捨てていいですかぁ?」と聞いてきました。
見るとそれは、ラインのIDが書かれた紙切れでした。
お店の外に出たら魔法が解けてしまうから
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