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自分のいる業界が廃れる準備って、何かしてますか...?

少し前の話なんですが、林伸次さんがnoteでこんな記事を書かれていて、めちゃくちゃうなずきながら読みました。世の中って変わっていくから、それに合わせてビジネスも柔軟に変化させていかないといけないよね、っていうお話。


私も林さんの考えにすごく近くて、世の中が変わっていくのは仕方のないことだよなーと思っています。

栄枯盛衰じゃないですけど、便利なもの、新しい文化が生まれたら、古くて必要なくなったものは消えていくのは当然です。

だって、いまだに洗濯板で洗濯してる人っていないですよね。デジカメももうほとんど見なくなりました。すでにFAXや印鑑なんかは、相手に利用をお願いすると迷惑がられる存在です。雑誌なんかも、いま最も厳しいと言われている業界のひとつ。

そしてこれからは、日本のお家芸だった自動車産業でさえも厳しい時代が来るんじゃないかと言われているそうですよ。


ライターで編集者の野本響子さんはよく「あらゆるメディアはいつかなくなる」とおっしゃっています。これは全く人ごとではなく、どんな業界も、いつ淘汰されるかわからないのです。

業界なんていうと大げさかもしれませんが、たとえば外食産業じたいはなくならなくても、昔ながらの製法や技術、特定の食文化がごっそりなくなってしまうことなら普通にありえますよね。

これってもう誰かが悪いとかじゃなく、自然の法則なんだと思います。どんな仕事もいずれはなくなってしまう可能性があるのです。

そんな来たる(かもしれない)未来のための準備って、何かしていますか?


国による保護はけっこう手厚い

自分が携わる産業や文化がなくなってしまうって、考えだすと不安になるものです。でも実はここ日本って、既存の産業や企業を守ることに関してはけっこう手厚いと言えます。

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