Kayo
横須賀美術館へいってきました。 ここの図書室が大好きなのです。 閲覧しかできないけれど、読書の好みの合う店主がいる個人書店のような感じ。 あれもこれも読みたくて、…
お誕生日は、神奈川近代文学館に夏目漱石の装幀本を見に行くぞ、 と決めてずっと楽しみにしていました。 近代文学館は、本館と閲覧室に分かれていて、 装幀本は閲覧室に。 …
京都の神護寺が創建1200年で、大切な仏像を公開しています。 秘仏はさすがに東京へはいらっしゃれず、お寺での公開。 東京へは、本尊の薬師如来像と高雄曼荼羅などがきてい…
横浜そごうで開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」 に行ってきました。(会場は写真撮り放題でした(^^)!) 絵本作家になる前から、ずっと描いてきたという1万枚の…
コロナにかかって、しょんぼりしていた友達が、 「緑がいっぱいのところに行きたい」と言っていたので、 快気祝いに、御殿場のとらや工房にドライブに誘ったのでした。 こ…
先週、朝晩がちょっと涼しく感じられて 「今年は秋が早いかも!」とウキウキしてしまい、 花屋さんで、実ものを選んでしまった。 ブラックベリー、セダム、バラの種。 種…
根津美術館に「美麗なるほとけ」展を見に行った。 今回ははりきって単眼鏡を持って行き、兜率天(とそつてん)曼荼羅をじっくり見る。 兜率天は、天界で弥勒菩薩が説法を…
閉幕ぎりぎりになって、やっと泉屋博古館東京に「やまと絵」の展覧会を見に行った。 撮影OKだったのは、三十六歌仙の書画帖の一部。 やまと絵は、貴族や武士が主人公の絵…
今年の春分の日、近所の浄土宗のお寺で、 お彼岸の日だけ、伝定朝作の十一面観音菩薩像の御開帳があるというので出かけてみた。 優雅な立ち姿となだらかで平坦な面には、平…
鎌倉にでかけるつもりが、そのまま足を延ばして箱根まで行った。 箱根の山の中にある岡田美術館に、ずっと行ってみたかった。 S字カーブの続く坂道を登りながら、遠いなぁ…
いつも行く美容院の並びに、ラスティークという素敵な花屋さんがある。 今日は、夏らしい涼しげな花を選んでもらった。 白の南国っぽい花の名前は「クルクマ」、ウコンの仲…
浅田次郎の「神坐す山の物語」の完本を買った。 文庫本の方は、6年前に京都で東寺裏の銭湯に行った帰りに古本屋で見つけて買ったもの。その時は仁和寺の金堂壁画の特別開…
今朝のニュースで、建築家の槇文彦氏の訃報を聞いた。代官山ヒルサイドテラスやスパイラルを設計した人。美大生だった自分は、ヒルサイドやスパイラルはただただ憧れの場所…
世田谷美術館で見つけた、南部鉄のカラスの栓抜き。本当は台所の引き出しへ行くべきところを、離れがたくて文鎮にしてみた。
細川家所蔵の中国の陶器展を見るために、永青文庫へ行く途中の「胸突坂」 あまりに急なために、胸を突くように上ったので、 江戸時代の人がつけた名前だそうで、神田上水の…
東京ステーションギャラリーに、 「みちのく いとしい仏たち」を見に。 東京駅でのお昼時は、迷わず虎屋。 食事療法中でカフェインレスで、とお願いしたら、 小豆茶を勧…
2024年9月13日 19:49
横須賀美術館へいってきました。ここの図書室が大好きなのです。閲覧しかできないけれど、読書の好みの合う店主がいる個人書店のような感じ。あれもこれも読みたくて、帰りたくなくなります。この日の美術館は、企画展の展示替えの日。人もまばらで、別館の谷内六郎館は貸し切りのように見れました。図書室には、全国の美術館から選んだ展覧会カタログも置いてあって、今回は、忙しくて行けなかった、でも気にな
2024年9月7日 20:50
お誕生日は、神奈川近代文学館に夏目漱石の装幀本を見に行くぞ、と決めてずっと楽しみにしていました。近代文学館は、本館と閲覧室に分かれていて、装幀本は閲覧室に。本物の展示はなかったのですが、復刻版を手に取ることができて、すごく満足。「うつくしい本を出すのはうれしい。高くて売れなくてもいいから立派にしろ、と云ってやった」という漱石の言葉に思わず笑ってしまった、、。宮澤賢治の本や夏目
2024年8月31日 11:18
京都の神護寺が創建1200年で、大切な仏像を公開しています。秘仏はさすがに東京へはいらっしゃれず、お寺での公開。東京へは、本尊の薬師如来像と高雄曼荼羅などがきています。先日は大学で、2時間を使った神護寺についての講義がありました。神護寺は、和気清麻呂ゆかりの高雄山寺&神願寺がいっしょになったという由来があるそうです。薬師如来は、高雄山寺で作られたものか?神願寺にあったものが移座されたも
2024年8月23日 22:05
横浜そごうで開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。(会場は写真撮り放題でした(^^)!)絵本作家になる前から、ずっと描いてきたという1万枚のスケッチの中から、2500枚が展示してあり、圧巻!描写が上手くて、描くことが本当に好きで、いろんなことを想像しているんだね!と感動してしまいました。夏休みもあと少し、子供もたくさん来場していて、でも、大人の方が楽しんでいた
2024年8月16日 09:05
コロナにかかって、しょんぼりしていた友達が、「緑がいっぱいのところに行きたい」と言っていたので、快気祝いに、御殿場のとらや工房にドライブに誘ったのでした。ここまで来たら、隣接している『東山旧岸邸』に必ず立ち寄ります。夏休みだというのに人もまばら。風が木々をゆらす音も聴こえました。ここは、先般亡くなられた安倍晋三首相の祖父にあたる岸信介首相が、退任後の自邸として建てたもので、数寄屋
2024年8月12日 09:50
先週、朝晩がちょっと涼しく感じられて「今年は秋が早いかも!」とウキウキしてしまい、花屋さんで、実ものを選んでしまった。ブラックベリー、セダム、バラの種。種になっても、飾ってみると風情を作れるバラってえらい。立秋も過ぎたし蝉の声もまばらになって、早く涼しくなりますように。
2024年8月2日 23:34
根津美術館に「美麗なるほとけ」展を見に行った。今回ははりきって単眼鏡を持って行き、兜率天(とそつてん)曼荼羅をじっくり見る。兜率天は、天界で弥勒菩薩が説法をしているという御所のようなところ。華麗な色彩の細密画で、ベースが珍しい緑色。中心よりやや左上から、金色の蜘蛛の糸みたいなものが周囲にパーッと広がっているので、「おお、ここにいらっしゃったのね!」と弥勒菩薩を発見できる。この金の糸が
2024年7月27日 21:08
閉幕ぎりぎりになって、やっと泉屋博古館東京に「やまと絵」の展覧会を見に行った。撮影OKだったのは、三十六歌仙の書画帖の一部。やまと絵は、貴族や武士が主人公の絵が多いのだけど、絵巻物の中に出てくる、庶民を見るのが大好き。春日権現言験記絵の中の、春日大社を作る大工さんたちがワイワイと仕事をしている様子や、貴族の男女の逢引きのために、船を漕がされる船頭さんの、「やってられないよ、早く帰りた
2024年7月19日 23:05
今年の春分の日、近所の浄土宗のお寺で、お彼岸の日だけ、伝定朝作の十一面観音菩薩像の御開帳があるというので出かけてみた。優雅な立ち姿となだらかで平坦な面には、平安時代後期である和様の特徴が、、。でも額の髪の生え際の中央が下向きにとがっているところ、面長で厳しめの表情をしているところは、質実剛健な鎌倉時代の特色を持っている。時代的にも、定朝作というのはちょっと無理が、、と思ったけれど、「伝
2024年7月13日 10:52
鎌倉にでかけるつもりが、そのまま足を延ばして箱根まで行った。箱根の山の中にある岡田美術館に、ずっと行ってみたかった。S字カーブの続く坂道を登りながら、遠いなぁ、、とつぶやき少しずつ心細くなる。朝10時でも早かったのか、来場者は自分一人だけで、広い展示室を独り占めのしあわせ。そして見たかったのは、中国の膨大な陶器のコレクション。中国の芸術史は皇帝の人間性に負う部分が多く、賢帝で知られる乾
2024年7月5日 21:33
いつも行く美容院の並びに、ラスティークという素敵な花屋さんがある。今日は、夏らしい涼しげな花を選んでもらった。白の南国っぽい花の名前は「クルクマ」、ウコンの仲間。白いところは葉っぱが変形したもので、本当の花はこの奥にひっそり咲いている。友達にそんな名前の人がいたような気がする、、と帰り道でずっと考えていて、思い出したのは、民俗学者の南方熊楠。友達じゃなかった。
2024年6月28日 09:44
浅田次郎の「神坐す山の物語」の完本を買った。文庫本の方は、6年前に京都で東寺裏の銭湯に行った帰りに古本屋で見つけて買ったもの。その時は仁和寺の金堂壁画の特別開帳があり、仕事帰りに新幹線に飛び乗って京都に前泊して見に行ったのだった。本を開くと、仁和寺の境内で拾った落ち葉がハラハラと落ちてきて、金堂の暗さや空の青さ、「アルバイトで来てるんです」と言って壁画の説明をしてくれたお坊さんの笑顔を、一瞬に
2024年6月12日 21:21
今朝のニュースで、建築家の槇文彦氏の訃報を聞いた。代官山ヒルサイドテラスやスパイラルを設計した人。美大生だった自分は、ヒルサイドやスパイラルはただただ憧れの場所だった。丹下健三を師としていたとのことで、丹下氏をモデルとした設計者が登場する小説を、本棚の奥からひっぱりだしてきた。夏に向かう季節にぴったりの小説だった。心よりご冥福をお祈りします。
2024年5月17日 07:47
2024年3月23日 00:50
細川家所蔵の中国の陶器展を見るために、永青文庫へ行く途中の「胸突坂」あまりに急なために、胸を突くように上ったので、江戸時代の人がつけた名前だそうで、神田上水の守り神である水神社がふもとにあるので、水神坂ともいう。江戸時代には、階段も、もちろん手すりもなかったから、悪天候の日は大変だっただろうな、、と思った。登り切った左手に永青文庫の入口がある。前庭から眺める肥後細川庭園の眺めは絶景であ
2024年2月9日 21:36
東京ステーションギャラリーに、「みちのく いとしい仏たち」を見に。東京駅でのお昼時は、迷わず虎屋。食事療法中でカフェインレスで、とお願いしたら、小豆茶を勧めてくれた。とっても小豆でした。笑笑