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本のこと

お誕生日は、神奈川近代文学館に夏目漱石の装幀本を見に行くぞ、
と決めてずっと楽しみにしていました。
近代文学館は、本館と閲覧室に分かれていて、
装幀本は閲覧室に。

本物の展示はなかったのですが、
復刻版を手に取ることができて、すごく満足。
「うつくしい本を出すのはうれしい。
高くて売れなくてもいいから立派にしろ、と云ってやった」
という漱石の言葉に思わず笑ってしまった、、。

宮澤賢治の本や夏目漱石の落款を集めた本、
上野の国際こども図書館では見るだけだった、「こどものとも」復刻版も手に取ることが出来て、にこにこが止まらず。

本館で展示されていた「古田足日」の絵本も、
子供たちに読み聞かせてお馴染みだったものの、
作られた背景を知ると味わい深くて、すっかりファンになってしまった。

近代文学館は、横浜の港の見える丘公園からの続きに立地して、
眺めも良く、この日は日陰に入れば風も涼しくて、
前の庭でお弁当を広げました。

前庭から、ベイブリッジが良く見える。
ベンチでお弁当を食べていたら、ありんこ達に襲来された。




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