__12_メモの魔力

【読書感想文】『メモの魔力』を読みました📚

『メモの魔力』と聞いて「ん?」と思う人が大半ではないだろうか?

本日の図書はこちら

100万部目指して、現在巷で有名かつ人気な作品です。

今日の目次はこちらです。

作品について

仮想ライブ空間『SHOWROOM株式会社』の前田裕二さん著書の作品になります。前田さんは最近何かとメディア露出の多い各界で注目の経営者です。

その経営アイデアが生まれるプロセスの1つである『メモ』のお話が深々と書かれた図書になります。

前田さんは幼い頃に母親を無くしており、一人で生計を立てようという意識が生まれるのが人より早く、この『メモ』はその過程の中でフォーカスが当てられた技法になります。



印象に残った事

まず冒頭にも示させて頂きましたが、

『メモの魔力』と聞いて「ん?」と思う人が大半ではないだろうか?

これを書かせて頂いたのは著書の中に書いてある『良質な非常識』が得意とするレトリックのお話に印象を覚えたので書かせていただきました。

レトリックとは伝わりやすい言葉を生み出す能力や技法のことを指します。

題名を個人的に紐解き方をすると『メモ』は地道な作業で『魔力』といった全てのことを一瞬で叶える行為とは相反しており、その2つの言葉が組み合わさって出来た『メモの魔力』はまさに人に興味を持たせます。また作品を読み進めるに連れていかにレトリックなのかがわかります。

この本はかなりプラクティカルな本で、自分の目標をクリアにしたい人、もっと言えばこれからの時代を牽引したい人へ書かれたノウハウ本でした。

1000問ノックと呼ばれる自己分析用の質問が作品の最後に書かれており、最初の100問を解くだけでもかなり自分のことがわかり、目指す方向がクリアになるそうです(これから僕もやってみます)

『抽象化』という言葉を前田さんはよく使っていて、面白いコンテンツには汎用性が存在するそうです。

著書の中では『大阪のおばちゃん』の話が書かれていて、大阪ではチラシを配る際にアメと一緒に配ると3倍ビラがはけるそうで、そのファクト(事実・具体例)を元に、『大阪の人は目に見える訴求に弱い』と抽象化して、自身のSHOWROOMに適応して見ると、東京の人より大阪の人が投げ銭(課金)傾向が低いことがわかり、そこでリアルに近く目に見える価値を提供することで大阪の人にもSHOWROOMに関心を持っていただけるのではないかと仮定し、VRを用いた新コンテンツの提供を目指しているそうです。(詳しくは著書で!)

このように、この本を通じて自己分析を行い、かつ世の中の現象を抽象化して他の物事にも適応していく能力強化を行うノウハウを身につけれる本でした。

中身の話は別にして、前田さんは相当な『最適化オタク・変態』だなと良い意味で思いました!



この本を通じてこれからの行動

まずは『1000問ノック』の100問を『真剣に』回答してみようと思います。私は昔から色々と熱意や興味本能が強いのですが、向かう指針を見つける能力が弱いので、このノックを通じて少しでもポジティブに成長できればなと感じています!

他にもメモの取り方を迷っていたので、真似してみたいと思います。



まとめ

『就活中で悩んでいる方』『自分のゴール・目指したいもの・興味を深掘りしたい方』は特にオススメの作品でした!1000問ノックの回答もこれから共有できたらと思います。

それでは!

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