![__2_1分で話せ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/10308161/rectangle_large_type_2_b4b85e800d4c3239fab57cb560def261.jpeg?width=1200)
【読書感想文】『1分で話せ』を読みました📚
こんにちは、ワタコーです。
今回の #推薦図書 はこちらです!
以前、推薦図書としてブログで紹介させて頂いた、アメリカの大学生が学んでいる「伝え方の教科書」に関連する ひとつなぎの読書 の1冊として読ませて頂きました。
本って1冊じゃなくて、この本とこの本を繋げたら!あっ!っていう気づきとか感動があると思うんです。それが、ひとつなぎの読書 です(笑)ワンピース大好きです(笑)
そんなことは置いといて、
今回の図書をオススメしたい方は
・伝える力を身に付けたい方
・指示ばかりで自分のことを主張するのが苦手な人
・前回の推薦図書を読んでくださった方
にターゲットを絞ってオススメポイントを書かせて頂きます。
これから書かせていただく内容には、筆者の個人的な解釈が入っています。もしバイアス(個人的なイメージ)を受けたくないという方がいらっしゃいましたら、是非本を手に取ってからこちらのブログをお読みください。
=== ここからが内容 ===
まず初めに、この本は 伊藤洋一さん が書かれたもので、彼はヤフー株式会社Yahoo!アカデミア学長としてお勤めされています。
始まりは「人は、相手の話の80%は聞いていない」ということから書かれています。人に聞いてもらうには、相手の右脳と左脳の両方に働きかけることが大事。
左脳:論理的な思考
右脳:感情的な思考
となっています。
左脳を働かせるには?
左脳を意識させるには
内容をピラミッド型で構成する
ピラミッド型とは、「主張」の下に「根拠」を用意して、相手に自分が主張するに至った道筋を見せる。(41ページ)
ここで伝える際のテクニックとして
主張を最初に持ってくる
この方法を伊藤さんは書いています。発表や話す機会の多い人は、よく言われることだと思います。これの理由・・・なんだと思いますか?
これは、
相手の頭の中を準備させるため
だと僕は解釈しました。結論を知っておくと、聞き手がこれから話す根拠に対する理解した点・疑問に思った点を、議論・質問の時用に準備することができます。
一方で、結論を言わない場合、相手は
そーなんだ。こんなことがあるんだな!
なるほどね。あんなことがあるんだな!
と根拠(情報)に対して、受け身の姿勢になることが考えられます。聞き手に主張の本質を考えてもらう方法として、結論を頭に持ってくることが良い方法だとされています。
次に主張を話した後の根拠ですが、
根拠は3つ用意しておく
根拠が、1個や2個では不十分だからという理由もありますが、伊藤さん曰く世の中は、「縦・横・高さ」の三次元的にできていて、根拠を軸に乗せて考えやすいのが3軸の良いところだとおしゃっています。4つ以上は普通の人だとイメージがしづらい。また「ホップ・ステップ・ジャンプ」のように説明に入った時のリズム感が自然と聞き手に染み込みやすいこともあるとおっしゃっています。
右脳を働かせるには?
おさらいですが 右脳は感情的な思考 です。右脳に働きかけるには
聞き手の中にイメージを作る
この意識が大事らしいです。手順としては、
1.聞き手にイメージを作ってもらう
2.聞き手にイメージの中に入ってもらう
という意識を持って話の構成を作るそうです。先ほど、左脳を働かせるピラミッドでは「主張」の下に「根拠」を作ったのですが、今回は「根拠」の下に「事実」や「実例」(p119)を入れて話すことです。
事実や実例は、以前 ブログ で軽くお話ししたのケーススタディに関連することかなと思います。相手の左脳に、
ロジックはわかった!
と思わせたらイメージを作って、飛び込んでもらう。この感情に訴えることで人は決断(行動)を一緒にしてくださる。
では聞き手にどうやってイメージを作ってもらうのか?
想像してみてください
この一言は効果的です。他にも、話し方を変えてみる(暗いイメージをさせたいときは聞こえる範囲の小さな声で悲しそうに下を向いて話してみる、明るい話をする際は上を向いて笑顔で大きな声で話す)。
他にも言葉に自分のイメージを乗せることも大事です。これにより、自然と話すトーンが変わり、相手はそのイメージを共有してくれます。
最後に今回の本で「なるほどな!」と個人的に感じたお話が、全てを否定してくる人には、わざと分かりやすいツッコミどころを入れて相手にゴールを決めさせる、というお話でした。
これは凄く面白くて、ゴールを目指すという行為の過程の中で説得よりも効果的な方法なのと相手のモチベーションにも繋がるテクニックだなと感じました。お互いがハッピーというか。
この行動を行うには、以前のブログ でもお話しさせていただいたメタ認知能力が大事になりますね。人によっては一回一回ストレスが溜まるかもしれません。客観的に自分を見て、このゴールはあくまでも変えず、相手にパスをしてゴールさせる心の余裕が必要な気がしました!
どこかで実践したいですが、恵まれたことに今は僕の話を聞いてくださる先輩・後輩・先生方に囲まれているのでこれから要所要所必要に応じて活用してみたいと思いました。
この本を通じて
相手が聞きたくなる話を作れた!
そんなことを僕も目標にノウハウを試していきたいと思います。
ワタコーでした!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?