【読書感想文】『金持ち父さん貧乏父さん』を読みました📚
言わずと知れた『お金』に関するベストセラーに「金持ち父さん貧乏父さん」がある。
経営者の多くはこの本を一度は読んでいると知り合いの経営者から聞いた。
僕は、大学院の研究室の雰囲気をきっかけにベンチャーに対しての興味を持った。そこから数多くの本を読んでいるがこの本はとても良かった。
どう良かったかは、この先に書いていこう。
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● 世の中の本質を子供時代で描く
作者のロバートは、社会に関する本質を経営者目線で冒頭に書いている。
アメリカに住んでいたロバートは、子供の頃、周りの友達から貧乏だからという理由で家に招かれないことがあった。
アメリカで根強く残っているヒエラルキーや人種による差別である。
この経験をきっかけにロバートは、友人のお父さん(金持ち父さん)から、お金の稼ぎ方に関して学び始めるところから物語は始まる。
金持ち父さんがロバートに課した試練は、最低賃金(未満)の収入で、金持ち父さんの持つ店舗でアルバイトをすることだった。
この経験から、ロバートは
これはお金を稼ぐことに関する学びではない。搾取だ。
と感じて、しばらくの勤務後に怒りを金持ち父さんにぶつけます。
その後、金持ち父さんは、学ぶことを辞めるか?と聞いた後に、「じゃあ10ドル払う、20ドル・・・」と当時はそんな額は貰えないというアルバイト代を提示し、「必要以上のお金をあげるから働き続けろ」と子供ロバートを揺さぶります。
ここで『お金に縛られる人生』をロバートに体で感じさせます。
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● 全ての出来事からチャンスを掴む
その後、高値の提示をされた子供ロバートは誘惑に打ち勝ち、お金を稼ぐ本質を学ぶために、金持ち父さんが提示した「今度はタダ働きしなさい」と言われたことを二言返事で承諾し、今度は無給働きが始まる。
金持ち父さんが言ったアドバイスは
とにかくチャンスを見つける。
どんな行動にも何かチャンスがある。
というアドバイスだった。
その後、無休で働きながらも、チャンスを伺った結果、コンビニ業では、マンガが廃棄されるシステムがある(正確には違うが簡単のため)ことに気づく。
そのマンガを交渉して、廃棄せずに自分達が受け取り、そのマンガを販売しないという約束の元、受け取り、それを使った子供向けのマンガ図書館を設立し、入場料で儲けるビジネスをして成功した。
無休で働いていたところから、何かを見つけて、ゼロからプラスにする働きをした。
つまり
全ての出来事からチャンスを掴む
このことに大切さが詰まっている。
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● キャッシュフロー
世の中の稼ぐ人は、キャッシュフローに対する知識と経験がある。
例えば、持ち家に関して、ふたりの人間の捉え方がある。
貧乏父さん:資産
金持ち父さん:負債
という捉え方。
持ち家に関して、あなたはどう捉えるだろうか?
考え方として、一般的にこうだから資産である、という考えは結構危険である。資産に関してどう捉えるかは、しっかりと考える必要がある。
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● その他にも多くの学び
この本は『お金に関して学びたい人』には外せない必読本になっている(僕というより身近な人の話を聞いた限り)。
僕自身もこの本を読んでからは少し意識が変わったかなと思う。
特に本の後半には『Think BIG』という概念が出るが、どの行動もなかなかに攻めている(実際は元手を必要としないビジネスなので攻めていない)。
このコンセプトや考え方に関しては、是非とも作品を手にとって確認してほしい。
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● 著書へのリンク
『金持ち父さん貧乏父さん』の購入は以下から
続編の『キャッシュフロー・クワドランド』も以下から
(これから読みます)
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では!明日も読んでくださいね!