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サブカルチャーは頼れる友達【おすすめ漫画3選】

皆さまこんにちは。七月がやってきましたね。

本を読むこともスキですが、今日はちょっと細かい字には集中できないなぁ、とか軽〜く楽しい気持ちで「ものがたり」を摂取したいなぁ、と言うときには、

漫画の出番です!

「サブ」カルチャーとはいうものの、海外での日本のアニメや漫画、コスプレなどの人気は高く、もはや日本の主要な産業と言っていいと思います。

私が、Instagramで時々チャットをしているインドの少女は、「日本に行くことができたらやりたいことは、お寺を巡ることと、NARUTO(ナルト)の日向ヒナタのコスプレがしたい!」と言っていて、びっくりしました。

もののけ姫や、東京喰種も好きだそうです。(笑)


今日は私の青春時代に影響を与えた漫画を3つご紹介したいと思います。


●鉄コン筋クリート/松本大洋

松本大洋さん原作の、卓球をテーマにした「ピンポン」は主演が窪塚洋介さんでご存知の方もおられるかもしれません。

味のある絵柄と、独特の世界観が強く出ているのがこちらの「鉄コン筋クリート」です。三巻あります。

少年シロとクロ。二人の住む街、ヤクザ、縄張り争い…それぞれの思惑。

街自体が生きもののように様子を変えていき、画策する人間と巻き込まれていくシロとクロたち…

シロとクロは空を跳べて、ケンカがものすごく強いです。カッコいい!

街の汚れに染まらず純粋なままのシロを守ることがクロの生きている意味なのですが…

少し暴力的なシーンもありますが、最後には胸が熱くなります。そして、シロとクロのことがとても好きになります。


●リバーズ・エッジ/岡崎京子

数々の作品を出版されていて人気がピークのときに、交通事故にあわれ、作家活動が続けられなくなってしまった岡崎京子さん。残念に思う声ももちろん多く、今でも過去作品は根強い人気です。一冊完結。

映画「ヘルタースケルター」も原作はこの方です。

ちょっと性的、暴力的な表現もありますが、モディリアーニやルソーなどの画家が、裸婦を描くようなものです。ストーリーにリアリティを与える手法だと捉えています。

友達や彼氏彼女と過ごす、退屈な学校生活、なまえのつけられない感情。ある日主人公ハルナは同じ学校の山田くんの秘密を教えてもらいます。

それは河原に横たわる、死体…

街には河が流れていて、ごく当たり前の日常の裏側では、目に見えないたくさんの想いが交錯しています。

「電波のように 空中の中には見えない何かが飛びかっている

 愛やら悪意やら諦めやら執着やら」

(本文より)

1994年に出版されたのですが、今でこそLGBTの言葉はメジャーになりましたが、当時ゲイの方を題材にするのは画期的だったと思います。

人間って…という気持ちになり、尖っていた十代の頃の気持ちを思い出します。読み応えがあります。

岡崎京子さんの、他の作品を読みたくなることを保証します。


●動物のお医者さん/佐々木倫子

コミックスでは全十二巻。

北海道H大学、獣医学部の主人公ハムテルと、愛犬チョビ(シベリアンハスキー)のほのぼの漫画です。

出てくる登場人物が、全員

個性的!キュート!

ハムテル宅のチョビ(我慢強い)や、飼い猫のミケ(関西弁)、チャボのヒヨちゃん(凶暴)やおばあさん(強い)ハムテルの友達の二階堂(獣医学生なのにネズミが無理)など、一話完結でストーリーが続いていくのですが、面白い人たちばかりで、十二巻で完結しているのが惜しいぐらいです。

私がスキなのは、傍若無人でサバイバル能力あり過ぎ、マイペース極まりない漆原教授です。

「高校生にしてはじいさんぽい落ち着き」と初対面でハムテルを評した漆原教授(笑)。

教授同士の対決や、獣医学生の生活や、北海道ならではの場所、インコや馬やカラスなど色々な動物のエピソードが楽しく読めます。

上記二冊とはちがって、これは本当にホッコリします。(笑)

説明を書いている今でも読みたくなってきました。家に揃えておいて、癒されたいときに読むべきです。

………


いかがでしたでしょうか?まだまだオススメしたい漫画はたくさんありますが、王家の紋章とか、花咲ける青少年とか、聖おにいさんとか…長くなりますのでまたの機会に!(笑)

皆さまのおすすめもありましたら、是非教えてください。

最後までありがとうございました。


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