ぼくの人生を変えた旅:イスタンブール
*2021/4/23作成
3年前の今ごろは、ぼくは高校の友達に会いに、イスタンブールに行ってました。
その友達が愛知にいるときには会うことがなかったのに。
彼がトルコに赴任になって「一度はおいで」と声をかけてくれたので、行ってみたのです。
このときのぼくは、9ヵ月間ウツで会社を休んだ後、3月末で契約更新がされずクビになって、フリーだったというのもあったけれども。
そして、イスタンブール=ヨーロッパとアジアの交わる場所・・というのにとても興味があったのだけれども。
旅行の一番の目的は、とにかく、その高校の友達に会うことだと、なぜか強く思ってました。
現地で彼と会って、ちょっとしたクルーズ旅を楽しんだり、トルコの料理&ビールを飲み食いしながら。
ずっと会ってなかった間の出来事をしゃべくりまくり。
彼とは、人生で起こった出来事が似ていたり、少しスピリチュアル的なモノの見方に共感できたりしたのですが。
彼は心からぼくのことを心配してくれて。
名古屋で貿易関係の仕事をしている彼の大切な友人を、ぼくの就職先の候補として紹介してくれました。
でも帰国後、実際にその「友人」に会いに行った後、どうせ知らない土地に住むならば、別荘を持ってる鴨川のほうがいいな・・。
と思うようになって、ぼくは鴨川に移住する覚悟を決めていきます。
結果としては、ぼくはこの旅行の後で、
①東京の大きな会社で働くという選択肢を切り捨てて、
②鴨川に移住することを決めて、
③大阪で闘病しながら働く妹との距離と関わり方を決めて、
④仕事とおカネが見えない不安を受け入れる覚悟を決めて、
その3ヵ月後には、実際に鴨川への引っ越しが実現できてしまいます。
それまでのぼくならば、未知の世界は怖くて恐くて、そんな大胆な決断などは絶対に実行できなかったはずなのに。
その時のぼくは、「こっちの方向に進んでいいのだ」という、妙に気持ちのいい確信とワクワク感がありました。
鴨川に引っ越してからも、おカネの管理ができなかったり、ウツの症状が再発したり、いろんなことがあったけれども。
3年前のトルコ旅の時の確信は裏切られることはなく、今も満足な生活をしています。
実際、ウツの時間は精神的にも身体的にも社会的にも苦しかったのですが。
今になって思うに、ぼくの場合のうつは、「今のままでいてはいけない」というメッセージらしくて。
ぼくの体なのか、自律神経なのか、潜在意識なのか、守護霊さまなのか分かりませんが。
無理矢理に軌道修正させてくれたイベントだったように思えます。
・・と長くなりましたが。
かように物事はみんなつながっていて。
かように人のご縁はありがたく。
かように自分の確信とか直感は信頼していいものなのだなあと。
この3年前のトルコ旅は、ぼくの人生の大きな分岐点でして。
この旅のことを思い出すといつも、とても不思議ながらも心地よい、友達とかいろんな出来事への感謝でいっぱいの気持ちになります。
Facebookアプリを開けてたら、たまたまこのときの写真が上がってきたので、今の想いを徒然っと書いてみました。
チャンチャン。
<見出し画像につき>
往復約2時間の黒海のクルーズ。黒海って、地図を見ると大きな湖に見えるんですが。現物を見ると、まぎれもなく「海」でした。
<その他、思い出の写真です>
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