「ジョーイ あるイギリス人脳性麻痺者の記憶」について
最近、脳性麻痺のかたの自伝のような本を続けて読んでいるけど、このジョーイさんはイギリスの人。発声が困難でほとんど理解してくれる人がいなかったけど、同じ脳性麻痺で出会った友人が彼の発語を理解してくれて、そこで一気に世界の幅が広がったそう。この本も、そうした彼の発語をその友人アーニーが解し、2人の仲間も含め、知的障害の程度も様々な4人のグループで文字化して、少しずつ少しずつ作成して完成させたそうだ。「実際こんなことまでできるんだ!!」という希望を感じたし、発語の理解という壁があっ