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自分の気持ち、心にフォーカスし、本音を表現する力を身につける方法!

本音を言い合える平和な世界になったらいいな。

本音を言うことは、一つに好き嫌いをどれだけ口に出したか、と言える。

好き嫌いを、主観でどれだけ話せるか。そこに、良い悪いはない。

それが良い悪いは、第三者評価であり、区別しておく必要がある。

さて、本音や自分の気持ちを心から、真っ直ぐに言えているだろうか。

聞く相手にもよるだろうし、そもそも自分の本音がなんなのか。

自分の気持ちを率直に考えられるだろうか。

今回は、本音や自分の気持ち対する深堀りと、自分の本音を推し量る方法について語る。


自分の心の世界をどれだけ捉えられている?

自分に正直に、本音や気持ちを表現する。

それは、自分の心の世界をどれだけ、自ら捉えられているか、ということになる。

心象世界で、なかなか捉えどころがないかもしれない。

人の心には、人それぞれに一つ、宇宙があると思っている。

そこには、星があり、空があり、森や湖、町に村もある。

心の中には、そんな宇宙空間が広がっている。

その宇宙空間の中で、自分の意識がどこにフォーカスするか、どれだけ捉えられているかで、本音の的確性が変わってくる。


どこをフォーカスするかで、自分の人格は変わる

自分の意識がどこにフォーカスするかで、自分の人格が変わると考える。

例えば、子供と接している時は、子供用の人格になる。

奥さんといる時は、奥さんと接する人格になる。

この佐野弘の雑談もライブ配信しているので、配信している時は、ライブ配信用の人格になっている。

おそらく発信していない時の人格とは、ズレがある。それは、配信を意識、見られているという意識があるからだ。

もし、そこに子供がいなければ、子供がいない人格になり、奥さんがいなければ、そうじゃない人格でいることになる。

おそらく人は、それを無意識で切り替えている。

自分の心、心の宇宙のどこにフォーカスするかで、人格が変わる。

その宇宙へのフォーカスを含めて、どれだけ宇宙(自分の心)を認識しているかで、自分の気持ちや本音を判断できるのではないかろうか。


本音の表現は、言葉とは限らない

あるギターリストにインタビューする機会があった。

そのギターリストは、口下手であると自覚している。

コロナの状況もあり、ライブができなくなり、自分を表現するものがない、という話を聞いた。

そこで、そのギターリストは、自宅のトイレの壁に、絵を描きじめた。

その絵を見せてもらうと、とてもすごかった。絵の具みたいなもので、描き殴ったような絵だった。

それは、自分の宇宙をそのまま壁にぶつけてるようだったのだ。

それを見た時、言葉よりもその方が何を考えているのか、よくわかった。

それを元にインタビューがよりしやすくなった経験がある。

本音は、言葉に限らず、絵であったり、歌だったり、何かを作ること、行動でも表現できるのだ。


自分の本音や気持ちを推し量る方法「自分をふりかえる」

自分のことは、自分が一番よく知っている……ようで、よくわからない。

自分の心を「宇宙」と表現してきたが、心は宇宙のようにわからないことだらけである。

広く見ても、小さく見ても、そのほとんどはわからない。

しかし、自分の心、心の宇宙にしっかりフォーカスする意識を持つことで、その部分はわかるようになる。

これは、訓練すれば、できるようになる。

その方法は、「自分をふりかえる」こと。

1.毎日その日の最後に、自分の気持ちをふりかえる
2.ある会話が終わった後、そのふりかえりをする
3.会話をしながらでも、リアルタイムでふりかえりをする

STEP 1
毎日その日の最後に、自分の気持ちをふりかえる

1日を通して、何があったか。それに対して、自分の気持ちがどうだったかをふりかえる。

自分で自分を感じとることになる。

1日という長いスパンではあるが、自分をモニタリングしてみる。

いろいろ思い返して、何か感じることが出てくる。

これを繰り返していくと、だんだん1日から短いスパンで、モニタリングできるようになる。


STEP 2
ある会話が終わった後、そのふりかえりをする

まとまった話を終えた直後に、その話のふりかえりをしてみる。

話全体を通し、そこで自分の気持ちがどうだったかをふりかえることができるようになる。


STEP 3
会話をしながらでも、リアルタイムでふりかえりをする

一言話した直後、相手が話した直後に、自分をふりかえる。

出来事のあった1秒後、0.5秒後、0.1秒後……

オンライン、つまりリアルタイムで、自分を見つめることができるようになる。

発信しながら、自分を見ている。

常に、自分をモニタリングできるようになる。

そして、最後に大事になってくるのは、自分がそれに対して、どう感じているか、その感じる力が大事になってくる。

自分が表現したことと、自分の心が一致しているかどうか。

しゃべりながらそれらが一致していないと感じたら、言い方を変えることも大切である。

また、自分の心と一致する言葉を持っていたり、自分なりに表現する手段をつかんでおくことも大切である。


まとめ

自分の本音や気持ちを表現するには、その場その場で、自分の心、フォーカスしている部分を切り取って、表現することが大事である。

今、自分の本音や気持ちがわからなくても、自分をふりかえる力をつけることで、自ずとわかってくるようにもなる。

でも、人の心、自分の心は宇宙のようでもあり、わかっているようでわからない。

完全にわかっている必要もないとも思っている。

わかっていたり、わからないでいたり、そんな状態で居られることも、本音が言える世界だと思う。

次の佐野弘(仮)もお楽しみに!


佐野弘 with 水島一輝

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