若い人への想い
商品を選ぶ時、なんでその商品を選ぶのか?
いろんな理由があると思う。
高価なものほど、その商品そのものにブランドがある事も大きな理由かもしれません。世間の評価…
それが、購入の決め手になることもあります。
でも、よく考えると、
・どんな人が作っていて
・その人が、どんな思いで作っているのか?
その人自身の魅力も大切です。
そして、大切なのは、自分の基準がどこにあるのか?
その基準がハッキリしている事も大切です。
(手塚治虫先生との話)
僕も、マンガをたくさん読んできた。
※僕の兄は、子供の頃から漫画家になろうとしていたので、僕の家には、マンガの本でいっぱいだった。図書館みたいに(笑)
目の前にいる人が、手塚治虫先生のアニメーションに関わった方だということ。
それは、とても不思議な体験だった。
世界の違う人。しかもトップの場所に居た方の話を聞けた。
Gさん「はじめまして、Gです」
「今は、手塚治虫プロには、いないのですが」
「以前在籍していました」
「今は、Jさんと共同で絵の制作に関わっています」
特殊な塗料による、光の具合、今まで試行錯誤してきた話をしてくれた。
そして、今の思いも話してくれた。
Gさん「今、やりたいことが見つからないという若い人も多いよね」
「僕が手塚先生の元で働いて、教えてもらったことも伝えたいと思っ
ている]
「僕ができるのは、今の若い人たちに、今一生懸命にやることの大切
さを伝えることかな~」
「やり続けていたら、必ず見えてくるってことを」
「Jさんが、今やろうとしていることに少しでも役に立てたら…」
とても気さくな先生だった。一貫して、絵を通じて、若い人の支援もしていきたいと言われていた。
言葉に力があった。
こんな話もしてくれた。
Gさん「手塚先生は、本当に寝ていなかった… 有名になっても本当に仕事
ばかりしていた。本当にすごい人だった」
手塚先生とのエピソードだ。
Jさん「僕は、まだ未熟なので」
「G先生にいろんなことを教えてもらっています」
「今の絵、Hさんが気に入ってくれた富士の絵は、G先生がいなかった
ら、完成していなかった」
Hさんの心も揺れ動いていた。
つづく…
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