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玄米発酵水が楽しい

玄米発酵水を試している。
使い始めて3週間くらいだろうか。
kohjiさんの記事で初めて存在を知り、発酵好きの私としては「試してみたい!」がムクムクと湧き、一回過発酵で失敗してようやく落ち着いた。 この身体は菌のお陰で成り立っていると言っても過言ではないと思うが、玄米菌は何かの菌をより良くするとかそういった働きではなく、その場にある様々な菌を整える役目らしい。
 
「整える」。
どの菌も何らかの担当があって在り、身体の調子悪いとかそういうのは、本来の身体バランスが崩れている状態。 身体に必要な栄養素への変換も菌が介してくれているから (しかも1つの菌ではなく、それぞれこれまた担当があるらしい) 、それらの菌を攻撃するでもなく整えてくれるなんて、なんて素敵な事だろう。
てな事で、身体を整えるのに惹かれて作ったのだが、なにせ体内の事。毎日大量に飲んでる訳でもないので「こんなにスバラシイことになりました!」的な身体の変化は感じられないが、粛々と活躍してくれてるのだろうと思う。

作り方は色んなサイトで詳しく載っているのでそちらを参考にして頂くとして、使ってみてこれはいいかもと思うのは幾つかあったので、ご興味あれば。

作り方が簡単

材料は玄米・砂糖・水・塩だけ。
分量はちゃんと計った方がいいが、基本混ぜて放置なので、楽。 食用などで身体に直接入れるものは発酵止めの塩を入れないので、2種類出来る。
簡単と言っておきながら一回失敗してるが(笑)、これは他の玄米発酵の時の感覚でジーッと待ってたら、もっと全然手前の状態で発酵してたのに気付かなかった。 発酵力をなめちゃいけない。

色んな料理に使える

黒砂糖を入れるので、甘味不要の料理にはどうかなと思ってたが、結構希釈するので殆ど気にならなかった。 煮物などはもちろんのこと、水分入れる時はだいたい使っている。 キンピラとかは元々砂糖はあまり入れてなかったので、水のかわりにこれ使って砂糖は入れなくなった。 味噌汁は、玄米酵素のほうが強いので入れないほうが良いとどこかで見て、使ってない。

玄米を炊くとふっくらなる

発酵水で玄米を炊くと、水よりも若干もっちり感が増える気がする。 わずかな甘さはでるので、私は塩を少し多めに入れて炊く。
玄米炊くのに玄米菌入れてどれだけ玄米好きなんだろか。 ま、美味しく変身してくれるからヨシとして。

豆乳ヨーグルトが簡単に作れる

玄米+豆乳で発酵させて作る豆乳ヨーグルトは前から作っていた。 ただ、どうも私は発酵させる加減がヘタクソで、過発酵させてしまうことが多い。
コップに豆乳を入れ、発酵水をスプーン1杯入れてかき回し、ラップして常温放置しておくと、夜作って翌朝にはもう出来ている。
玄米豆乳ヨーグルトにヨーグルト足して作っていくとだんだん発酵力落ちていくが、これだとそれもなく、酸味も少なくて食べやすい。(豆乳の種類によって味は変わるのでそのへんは好みによりますが。)
ちなみに市販されてる豆乳ヨーグルトは何だか独特の味がして、私は食べられない。あの味で豆乳ヨーグルト断念した方は、一度手作りのをどこかで食べて頂くと、見方がちょっと変わるかもしれない。 牛乳のとは違った美味しさがある。

水回りお掃除がラク

スプレー式ボトルに入れて、あちらこちらのお掃除に使っている。
一番効果を感じたのは、水回り。
流し台は、一度しっかり掃除したあと発酵水で掃除してると、綺麗な状態保ちやすい。水あとも残りにくい気がする。 排水溝の滑りは格段に減る。
ステンレス系は大体OKで、蛇口などは吹き掛けて拭き取るだけでかなり綺麗になる。
トイレ・浴槽ももちろん。
ありがたいのは、あまりパワーを使わなくて綺麗になるということ。 今ちょっとパワー不足なので(笑)、吹き掛けておくだけでゴシゴシやらずに済むというのはとても助かる。

洗濯の脱臭効果あり

これはkohjiさんの記事見ていただいた方が効果解ると思うが、部屋干ししてもあの独特なニオイがつかない。特に梅雨時期の今はとてもありがたい。
私は浸け置き洗いとかはせず、洗濯時にドボドボとてきとーに入れて使っている。
干した時にシュッシュとスプレーしてもいいとどこかで書いてあった気がする。
もちろんカーテンとかスプレーして脱臭にも使える。

ヘナ染めに使える

私はヘナ染めをしてるが、どこかで仕上がりが良くなると知り、試してみた。
確かに違う。まだ2回しか試してないけど。
インディゴの色が入りやすくなるのと、その後の洗髪での赤みへの色落ちが少ない。
粉を温めた発酵水で全部溶いてるのだが、特有のキシキシ感がなくなるのと、とろみが出るので塗り易くなり、髪もフワフワ感が増す。

他にも色々使えるらしい

・植物の活性化
・目薬、マウスウォッシュ代わり
・傷などの手当
・シャンプー、ボディーソープの代用
・化粧品やアロマスプレー
・お風呂に入れる


原液を全部希釈して作ると、かなりの量が出来る。発酵は止まらないので、食用などは冷蔵庫に保管が必要だが、我が家の冷蔵庫は大型ではない。 なので、500か600mlペットボトル3~4本くらいを目安に作り、残りの原液は冷凍保存して小分けに作っている。 食用以外は発酵止めの塩を入れてあるので、2リットル位の容器に入れて常温置きっぱなしにしている。

多用できるので、ありがたい。
何より滅菌でも減菌でもなく、その場の菌を調整してくれているらしいということ。(見たわけではないので断言は出来ず。なんなら見てみたい。)

菌というと悪いイメージ持つ方も多いが、この身体も含めて様々な菌で成り立っている。どの菌が悪くて、どの菌は良いということはない。全てにそれぞれの特質があり、それらが兼ね合って色々な物事が現れている。
菌の種類はとても多いので、個々のプラスマイナスを全部知るのは難しい。
だからこそ、この玄米菌のようにその場の様々な菌を「整える」役割をしてくれるものにはひかれる。
自分では手の届かないコトは、得意なものにお任せし、ありがたく恩恵を受ける。
自分が出来るのは、そもそもの自然のバランスを壊さないように心がけるだけなのかもしれない。

この身体も自然の一部。
そんなこと想いながら、
今日も発酵水を使っていろいろ愉しむ。




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