見出し画像

冬至の日の過ごし方①-かぼちゃ編-【レシピ付き】

今日は冬至。
東京は晴天で朝日が力強く、
お日さまの光で目覚めました。

日照時間がどんどん短くなっていく
冬至までの日々は、ちょっと憂鬱な気分になってしまう...。

明日からは、少しずつ日が延びる。
「まだまだ寒い日は続くけど、
春に向かう日々を楽しんでいきたい!」
冬至の日にはいつも、
そういうポジティブな気持ちが湧いてくるから不思議。

さて、冬至といえばかぼちゃ。
週末に小豆かぼちゃを作っておいたので、
朝ごはんにいただきました。

小豆かぼちゃかぼちゃのいとこ煮とも言われ、
古くから親しまれてきた日本の伝統食。
デトックに最適で、
春を元気に迎えるからだづくりに
オススメのひと品なのでご紹介!

小豆かぼちゃレシピ

画像1


一般的に、煮た小豆は甘いあんこ
イメージする人が多いのではないでしょうか?

ここで紹介するレシピは、
からだを整えるためにいただく
おかず感覚のひと品なので、
あえて甘味料は加えず
天然塩だけで煮ていく
マクロビオティックのシンプルな調理法です。

ちなみに、
かぼちゃは「冬至の七種(ななくさ)」の中のひとつ。
・なんきん=かぼちゃ
・れんこん
・ぎんなん
・かんてん
・うんどん=うどん
・にんじん
・きんかん...すべて「ん」が2つで韻を踏む7種類。

うどんは植物じゃないような気もするけど、
小麦ってことかな…?

栄養学的にビタミンをはじめ
様々な効果があると言われているかぼちゃは、
薬膳では人間に必要な「気」を補って
血流をUPさせ、からだの末端まで
温めてくれる食材なのだそう。

小豆は、
腎臓の働きを高めてくれる食材なので
血液を浄化して血流UP
利尿作用を促しむくみ改善
抗酸化作用でアンチエイジング...etc.
嬉しい効果が色々!

材料

(4〜5人分)
・小豆...1/2カップ
・乾燥だし昆布...約2cm×4cmにカットしたもの1枚
・水...小豆の量の7〜8倍
・天然塩...小さじ1/2杯弱
・かぼちゃ...75〜150g(2cm角に切る)

作り方の手順

1 小豆を洗い、水を切って鍋に入れます。
小豆の量の3倍の水を加え、
中火にかけましょう。

画像2

※仕上がりのふっくら感が好きなので、
土鍋で炊いていますが、
土鍋以外の鍋でもOK。

土鍋の場合は温度差で割れるのを防ぐために、
弱火にかけ鍋が温まったら中火にしています。

出汁で美味しくなるので昆布を入れます。
それに、小豆が早く柔らかくなるのだそう。
昆布は乾いた布で
表面の汚れを拭き取ってから使いましょう。

画像3

蓋をして湧くまで煮ていきます。

2 沸いてきたら蓋を取り、
小豆の生臭さが抜けるまで煮ます。

画像4

3 生臭さが抜けたら蓋をして火を弱め、
底が焦げ付かないように時どき
差し水をしながら、
豆が柔らかくなるまで煮ます。

※灰汁がでますが、
食養として食べる小豆かぼちゃの場合は、
あえて茹でこぼしたり灰汁を取らずに作ります。
灰汁まで丸ごといただきましょう。
ここがポイント!

豆を親指と人差し指で潰し、
簡単に潰れる柔らかさが目安です。
※火傷には要注意!

画像5

4 塩小さじ1/4杯と残りの水を加え、
いったん中火にします。
沸いてきたら弱火にして、
味が馴染むまで煮込みましょう。

5 かぼちゃと残りの塩を加え、
かぼちゃが柔らかくなるまで煮たら完成です。

画像6

小豆とかぼちゃ本来の甘味を
天然塩が引き出してくれるので、
このまま食べても美味しいのですが、
お好みで蜂蜜や黒糖など
自然の甘味料をプラスしても良いでしょう。

オススメは
少量の干柿デーツなどのドライフルーツを刻んで混ぜ合わせたり、甘酒を入れて優しい甘味を加える方法♪
手順のかぼちゃを加える部分で入れています。

あくまで素材の甘味を
引き立てたいのでほんのりが前提。

デトックしたい時など
からだを整えるためにいただく時は特に、
甘味料は加えずに食べてみてくださいね。

わたしはこんな時に食べてます!
・食べ過ぎた翌日の朝ごはんに
・むくみが気になる時
・ファスティング明けの回復食に
・ダイエット中の小腹を満たす救世主的な役割で
 ...etc.


器に盛り付けて、黒胡麻をぱらり。

画像7


年末年始はついつい食べ過ぎてしまい、
からだがずどーん!と重くなりがち…。

「食べすぎちゃったかも!?」と
感じた時のリセットは早目が肝心です!
小豆かぼちゃを食事代わりにいただいて、
正月太り知らずな2021年を迎えられるかも!?

高いお金を出して、
ダイエット用のドリンクやサプリメントを
買う必要も無くなるので、お財布にも優しい〜!

ちなみに、以前の記事で紹介した
りんごの葛練り」も
デトックスに最適なので、
交互に取り入れると
味のバリエーションを増やせます♪

小豆かぼちゃは
冬至に限らず寒い冬のあいだ中、
また冷房で冷える夏の時期にもぴったり!
多めに作り置きしておくと、
温め直してすぐに食べられるので便利ですよ。

年末年始のお休み中に、ぜひ試してみてください!

次の記事では
冬至の日の過ごし方②-ゆず編-」をご紹介。
では、また!

※レシピの転用・転載はご遠慮ねがいます。

この記事が参加している募集

#おうち時間を工夫で楽しく

95,447件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?