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うたのうた

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うたを詠みます。三文字の私が並べた造語と共に。
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淡照月

寂しさが 夜空を照らす 月に似て 淡い光に 薄衣舞う

淡い恋 澄んだ月夜に 隠しつつ 君の杯 映る唇

(タイトルは、ただの漢字の羅列です。意味は、ありません。)

月輝読 ~お月見歌会🎑~

姿見の 杯に映りし 白柔く 心を透かす 月夜見上げる

満る君 月のうさぎと 共に笑む 静かにくすぐる 淡い心を

題目『月読、うさぎ』
☆短歌に興味がある方もよろしければ、コメントしてね🎵
フォロワーの匡成さんとお話して、面白そうなので歌ってみました。

(タイトルは、お月見を題にした3文字です。意味は、お月見です(笑))

透堕明

心ごと 流れ流れて 涙堕ち 淀みを全て 洗う大雨

背打つ雨 泣いていいよと 撫でおろす 前見て進む 我に負けるな

(タイトルはただの漢字の羅列です。意味は、ありません。)

堕音目

空っぽの 心がカランと 鳴る音に 目覚める何か 我を響かす

お昼寝の 堕ち行く底の 暗闇へ ただ問う我に 君叫ぶ声

(タイトルはただの漢字の羅列です。意味は、ありません。)

行思交

私たち 此処で出会えて 感謝 誰かの思い 紡ぐモノたち

また此処で 速度ゆっくり 創り出す 出来ることとは 送り出すこと

いつも読んでくださる皆さんへ
たくさんの方々に出会えて、とても幸せです。
とてもヘンテコな時もありますが、本当にありがとうございます。
こばやしきたるより

(タイトルはただの漢字の羅列です。意味はありません。)

寂雨恋

寂しさの 隠せぬ想いを 雨濡らし 恋しき人に 伝う喜び

この空も 流れ行く雲 恋乗せて 届けておくれ 寂しき雨を

七夕の歌

幾織りて あなたを想い 涙落ち 鳥の背を跳び 愛に溺れし

星見酒 数多の星に 頬をつたい 寂しく見るや 恋の七夕

誰癒傷

君の傷 誰かを想い 深くなり 分け合う癒し 傷を貰いし

触れぬ夜の 君の涙が 傷に染み 目線合わせる 許しを乞いて

傷癒す そっと触れえぬ 君の手に 我を責めよと 唇奪う

眼私閉

見え過ぎて 心ざわつく 射ぬく眼を そっと閉じては 内側抉る

遠君願

君の声 誰かの心 照らす灯が 振るわす思い 願い叶えと

心堕雨

私から 離れて堕ちた 雨の中 小さな心 涙と共に

君の頬 つたう涙に そっと寄せ 互いに染める 雨の色の恋

言繋葉

言の意味 空舞い繋ぐ 葉に載せて 両手で紡ぎ 君に語りし

夜月狼

ここへ来て あなたを暴く その毛並み この手に残る 欲望の色

眠君堕

夢の世が 君を誘いて 連れて行き 瞼の奥の 闇を光りへ