『第二話』 インドからパキスタンへ インド〜ウズベキスタン陸路旅②
この話は4日目から始まります。
1日目〜3日目はこちらの記事をどうぞ👇👇
『四日目』
さて、今日はいよいよインド🇮🇳からパキスタン🇵🇰へ行く日。前日に日本のカレーを食べて意気揚々な自分は、朝からビールをぐびっと飲んだ。もちろんキングフィッシャー。インドのビール🍺。
ビールを飲んだのは、当分お酒が飲めそうにないから。パキスタンはイスラム教の国で、お酒の持ち込みや輸入が禁止。
あと、バカなわたくしは、前日に飲まなかった余ったウイスキーをコーラのボトルに移し替えて、こそっとかばんにいれた。
居心地の良かった宿をチェックアウトし、目の前の公園で今日の計画を練ることに。遅すぎだけど。この無計画さがまた良い。
その公園にシーク教の若者らが居たので、一緒に写真撮ったり、ブランコで遊んだりした。(なぜかほろ酔いの自分は爆音でスピーカーから音楽を流しながら😂)
とりあえず、昨日パレードを観に行った国境までいかなければいけない。
タクシーで国境まで行こうとしたが、往復料金を払わないと乗せてくれないとのこと。
ほとんどの観光客は国境のパレードに行って帰ってくるので、片道では乗せたくないと。まー往復でも2000円しないんだけど。笑
お金もないので、先人のブログを探すと、バスターミナルから国境付近までバスがあることを発見。やっぱり旅するにあたって先人のブログほど役に立つものはない。けっこう物価とか変わってたりするけど。笑
ネットが使えるうちにと、ここでパキスタンのラホールの宿もとっていた。
UBERを使ってターミナルまでいくことに。20分くらい。400円ほど。四人で行動しているとUBERを乗りまわせるから気分がいい🤣
ターミナルでそのへんの人に聞きまくって、なんとかバスを発見し乗車。1時間くらいの距離でなんと50円ほど。鬼のローカルバス。
ローカルしか乗ってないバスにオレらみたいな外国人乗ってるから、みんな話しかけてくれた。下の写真の子もそのひとり。
やっぱ、旅ってええよなーって。たまたま席が横やったから、とか、そんなことで会話が始まる。
それで、国境まで直通かと思いきや、国境近くの村までしかいかず、国境まではまた5キロ?くらいあった。
さすがに四人だし荷物も大きいので、リキシャー乗ることに。(インドのトゥクトゥク)15分200円くらい。この村がローカルすぎて英語があんま通じひんかった気がする。
パレードのところが国境なのだが、僕らは出国しないといけないので、イミグレにいく。
仲良くみんなで。だれに撮ってもらったんだっけ。
それっぽい建物に入っていく。
いまからアルコール禁止の国にいくのに、酔っぱらいで酒臭いオレ。当然他の三人に怒られた。めっちゃ頑張ってイミグレでは平然を装う。
なんとかクリア😂
その後国境は目の前なのに、なぜかバスに乗せられる。すぐ出発するかと思いきや、他のインド人を待ってたりして、めちゃんこ暑いバスの中で1時間くらい待たされた。歩いていったほうが早いやん、、、。笑
ようやく昨日来た国境のところへ。長かった。暑いし。
陸路で国境越えるのはいつもなんだかわくわくする。一歩踏み出したら、もう戻って来られない。なんだか不思議な気持ち。
現地の人も海に囲まれた日本とでは、だいぶ国境に対する感じ方が違う気がする。
とりあえず国境を越えて、パキスタンに入れたことでちょっと一段落。ほっとした。
国境から500メートルほど歩いたら、この看板が見えた。イミグレ近し。
イミグレに入ろうとしたら、急に青いおじさんが立っていた。なにやら両替商らしい。
こいつ絶対ちゃんとしたやつちゃうやん!ってみんなで思った。でも、その人の言うレートは悪くなく、というかほぼ手数料なしのそのままレート。
さすがに怪しすぎるし、偽札とかかもしれないし、でも、パキスタンルピーがないとこっからなにも払えないしっていうので、ちょっとだけ変えた。
ここの選択があとから痛い目に合うことになる。でもそれはまだ先の話。
イミグレでは、僕ら以外ほとんど誰もいなかった。事前にオンラインで申請しておいたE-VISA用に印刷していたものを提出。(この申請がまためちゃめんどかった。パソコンでしかできなかったり、サーバーの調子悪かったり。)
四人分なので結構時間がかかり、まだかまだかと少し焦ったが、なんとか入国させてもらえた。
あと、もうひとつ懸念していなのは、カバンの中にあるウイスキー。荷物検査があり、かばんの中身を順番にひとつひとつ取り出されていく。お土産とかも入っていたので、それらについて、「これはなにか?」と何度か質問された。びくびくしていると、急にイミグレ職員から手の中にあるものを渡され、え、?ってなってよく見るとパキスタンの国旗のバッジだった。
笑顔で渡され、これを大切にしてくれ!とのこと。
なんとかウイスキーはバレずに済んだよう。これにてパキスタンでもアルコールライフを送れる。※この記事を読んだ人はパキスタンイミグレにチクらないでください🙏🙏🙏
最後に、宿泊場所と名前を書く名簿があり、僕らの前日に日本人の名前もあった。個人情報的に大丈夫か?って感じだけど。連絡取れたらと思ったけど、Facebookではひっかからなかった。残念。パキスタンに行こうという日本人なんてほんとーーーーーに稀なのに。友だちになりたかった。
最後にイミグレ職員が、国境からラホールまでの行き方を教えてくれた。まずイミグレの乗り物に乗り、そのあとタクシーがあるのでそれに乗ればいいとのこと。
しかもそれを僕の腕にボールペンで書くというなんともおもろい感じ。
まーめちゃめちゃ親切だったけど。
この下の写真に書いてる1500っていうのがパキスタンルピーで日本円にするにはだいたい3分の2にすればいいから1000円くらい。
イミグレを出るとこの謎の車両?が止まっていたので、乗り込んだ。これは無料。
タクシーが止まっている謎のなにもない場所までの運行だった(国境緩衝地帯の外って感じ)
そこからラホールというパキスタン第二の都市まで行く。そこまでは車で1時間ほど。
国境の外はだだっ広い草原のような場所で、バス停とかも見当たらず、3台ほどタクシーが止まっているだけ。
運転手に自分の腕を見せて、ラホールまで1500ルピーで行ってくれと言ったけど、4人だから無理。と言われ、しょうがなくひとり500ルピーずつ払って合計2000ルピーで行ってもらうことに。1400円くらい。
インドにいる間にとっておいたホテルに向かう。
パキスタンでは、インドではほとんど見かけなかったデコトラが多く走っている。
ラホールへの道は以外にしっかりしていることに驚いた。ラホールの町並みはインドよりもイメージ的にはごちゃごちゃ度が低いと感じた。
目立つのはペプシとバーガーキングの広告。なにやらパキスタンではその二つが強いらしい。
ラホール市内に入って10分ほどタクシーでさまよったが、Googleマップをダウンロードしてあったので、なんとか到着。ひと安心したのを覚えている。なんせはじめての国だし情報が少なかったし!
ただ、その安心はタクシー運転手のひとことで、急に不快感に変わった。ガリソン代として500ルピー(350円)余分によこせと言ってきた。こちとら、イミグレでは1500ルピーって言われてそれを2000も払ったのに、プラスで500とは!と疲れていたのもあるかもしれないが、イライラして、ドライバーとかなり言い合いになった。いまから考えると350円やそこらでなにをムキになったのかと思うけど、旅中はお金ないし、パキスタンの物価では500ルピーはそれなりに大きなお金。
最初に言われた金額だけ投げて、ホテルのフロントに向かったのだが、ドライバーも追いかけてきた。
フロントの人がしょうがないなーという感じで、仲裁に入ってくれて、僕らの味方をしてくれるのかなーと思いきや、500払っておけとのこと。さすがにフロントの人にまで言われたら、払わないわけにもいかず、腹立たしさを残しつつも払った。
またここから、チェックインがとても大変だったのだった。というかイスラム教の国の洗礼を受ける。
四人一部屋で予約していたのだが、結婚していない男女が同じ部屋で寝るのはできないと言い出した。そんなルールを聞いたこともない僕らは唖然。リサーチ不足???先人のブログにも書いてなかったんやもん、、、。笑笑
しかも一緒に行ってた女の子ひとりが体調悪そう。アムリトサルから悪かったが、だましだましきていたが、ここで最大級に具合が悪そう。
なんとかもうここに泊まりたいってことで、結婚してることにしよう、とか、なんとか兄弟ってことにしよう、とか、みんなに相談したりして、みんなからは名字違うから無理じゃね?とか言われたり、いろいろ相談しながら、なんとかフロントの人を説得していると、さすがに向こうもめんどくさくなってきたようで、今回は特別だからな、と念押しされて、ルームキーを渡してくれた。あざす!!にいさん!笑
※たぶん、これはローカルの一部屋2000円くらいの宿に泊まったがため。外国人用の高いホテルに泊まってたらそんなことはないと思う。しらんけど。
そんなこんなでやっとチェックインできて、密輸入(?)したウイスキーをちびちびいただいたんでした。
パキスタン1日目これにて終了。
まーじで男女でパキスタンを旅する人はお気をつけくださいな!?
次回は5日目。ラホールの街を散策する1日です。
ちょっと懐に余裕がある方、ぜひ投げ銭していただければ幸いです😜😜😜😜
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