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エッセイ

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自分なりに書く練習として…
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2024年1月の記事一覧

謡稽古「嵐山」②

謡稽古初め「嵐山」|kisojin (note.com)

今週の謡稽古、前回よりも難しく感じる。
ヨワギンでクリ音など高音を扱うのは相反する要素だ。

指導してくれるN先生は4月で90歳を迎える。
自分が元気な内に、もっといろいろな曲を教えたいと張り切ってくださるのは、大変うれしいことだ。

謡曲を始めるきっかけは木曽節の上達につながると思ったからだ。
N先生も木曽踊保存会の会員だ。
謡曲での技

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火山防災学習を行う

火山防災学習を行う

日曜日に詰めの準備をした火山防災学習を地元小学校で行う。
全校生徒40名を低学年・高学年のグループに分け、講座を行った。

講座①低学年の部
参加生徒全員の反応が良く、噴火実験(メントスコーラ)も盛り上がった。
水蒸気噴火を理解している1年生もおり、想定よりもずっとレベルの高い話ができた。(ただし、生徒全員が理解できているかは注意が必要)

講座②高学年の部
低学年に比べれば少し反応が少なかったが

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火山防災学習の準備

日曜日、地元小学校で火山防災学習を行うための資料作成を行う。
毎度、間際になっての準備になってしまうのが反省。
大体の授業構想は出来ているが、伝えたい点を線でつなぎ、面として厚みを持たせることに苦慮する。

毎回、子どもたちに話すことは、御嶽山の麓で暮らすことへの誇りだ。
火山や火山災害の危険性や恐怖だけを伝えるのではなく、それらとどう向き合い、生きていく知識と術を身に着けるか。
火山の研究者でも

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少年剣道初稽古

指導する少年剣道部(部員6名、指導者3名)の初稽古があった。
夏季は地区内の社会体育館で行っているが、冬季は暖房も無いため、隣地区の中学校武道場に移しての初稽古となった。

ウォーミングアップ、準備体操に始まり、すり足を使ったジャンケンゲーム、素振り、防具を着けての基本打ちと、1時間程度ではあるが、一通りの稽古を行うことができた。

年末年始を挟み、久しぶりの稽古であったため、子どもたちの動きは固

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雪の日のこと

この冬は積雪がほとんどなく、除雪スコップの出番もない。
自分が子どもの頃、お正月は真っ白な雪景色だった。

小学生当時、学校まで約2キロの道のりを歩いていた。
雪が降った次の日は、除雪された車道沿いを歩いた。道脇に押し付けられた雪は子どもの背丈を越えており、かまくらのようだった。

途中、大きな道路の歩道を歩かなければならなかったが、いつも人が一人くらい通れる幅で雪かきがされていた。
当時は不思議

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謡稽古初め「嵐山」

木曽観世九皐会の本年稽古初めがあり、参加することができた。
今年最初の曲は嵐山。あらすじを知ると、新春に相応しい曲だとわかる。

シテ(老人夫婦)は後に神々として再び現れるため、神々しさを感じさせる重厚さが必要と指導された。(少し低く唄い出す必要があるようだ)
桜はやはり日本人にとって親しみ深く、神々が宿る特別な花だと思った。

今年もなんとか稽古し、自分の技術を高めていきたい。

働くということを考えた

労働に関する法律について調べた。
※法律関係の解釈は専門家の判断が必要なため、この記事はあくまで当方の忘備録として記したものである。(また、当方の認識誤り、誤認識を含む可能性もあるため、ご注意願いたい。)

任意団体(もしくは権利能力なき社団)に所属し、働く人には最低賃金は適用されるのか?

いわゆる法人格(株式会社など)を持たない団体のスタッフは、どのような法律に従い、働くことになるのだろうか?

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過疎の新たな転換点(農業新聞コラムより)

仕事の関係で農業新聞を読む機会がある。
自分は農業に従事しているわけではないが、(実家の田んぼは手伝っている)なかなか興味深い内容が多い。

今日読んだ紙面コラム「聞いてる話と違うけど(1/12付)」で藻谷浩介(地域エコノミスト)が次のように述べている。(抜粋)

コロナ禍も影響し、日本のみならず、世界で乳幼児(0〜4歳)が減少した。(約−15%)しかし、国内の一部地域では逆に増加に転じており、そ

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