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戦中日本の東南アジア研究とアイディアの歴史

私は、5,6ヶ国語の史料を使う「アイディアの歴史家=historian of idea」ではあるのですが、東南アジアに関してはいくら言語を勉強しても足りないという研究領域でもあります。そのため外国語書籍に関しては、英訳・日本語訳、あるいはポルトガル語訳に頼るということも少なからずあります。

今回は、外国語書籍の翻訳自体が、ある意味「グローバル・アジア研究」の対象として面白いという話。

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内容はアジアの歴史・政治・思想・社会・文化・経済などについて、古典から最新の研究の動向、日々の発見など広く論じます。 人文学・地域研究・哲学・歴史・アジア各国などに関心のある方におすすめです。

土屋喜生(シンガポール国立大研究員・歴史学博士・東南アジア学修士、法政大学国際政治学学士)がグローバル・アジア研究について報告していきます。

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