キシ-ダタ-クマ

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最近の記事

「違国日記」が完結したので感想を書きたい。孤独と愛を扱った素晴らしく美しい話だった。

以前に「違国日記」という漫画について紹介のnoteを書かせていただきましたが、その「違国日記」の最終巻が発売され、先ほど読み終えたので、あふれ出る感想を書きたいと思いました。 違国日記がどんな漫画なのか知らない人は、せっかくなので以前の僕のnoteを是非読んで下さい。とても喜びます。 出来るだけネタバレのようなことには触れずに感想を書いていきたいと思います。 と、書きましたが、書いているうちに、ネタバレというか、僕がこの物語を読んでいて美しいと感じたシーンについて語らざるを

    • 飲食店の内/外

      今日は珍しく家で完全に一人の日だったので、今週末に発売されたゼルダの新作を夜までプレイした後、一人で家の近所の牡蠣がウリのお店に飲みに行った。 そこはもともとは今の場所から徒歩で10分くらいの古ぼけた商店街にあった店なんだけども、商店街が閉じるタイミングで閉店して、今の場所(ウチから徒歩数分の場所)に移転して一年くらい経つ店だ。 店内はめちゃくちゃ小さくて、着席で8人も座れば窮屈なくらい。今日は店主一人と、客が僕を入れて4人で、一つのテーブルを囲んで全員で相席するというスタイ

      • 漫画「古代戦士ハニワット」 "ぼくの考えたさいきょうのハニワ"

        読者からの熱いリクエストがあったため、久しぶりにnoteを書きます。 色々と書きたいことが溜まってるなあとか思ってましたが、書きたいことの大半は語りたい漫画のことだなって気がつきました。 なので、久しぶりのnoteは漫画紹介です。 色々な漫画を読んでいると、キャラクターが魅力すぎて引き込まれるとか、構成が緻密すぎて感動してしまったりとか、色々な漫画へ情熱の注ぎ方、のめり込み方があると思うんですが、中には「俺は今何を読んでいるんだ..?」と思いながらもなんか勢いで読めちゃう漫

        • すごく久々に村上春樹作品を読んだ。

          タイトルの通りですが、すごく久しぶりに村上春樹作品を読みました。読んだのは「ねじまき鳥クロニクル」です。 GWに差し掛かる直前、僕が前職の同僚たちとのSlackに「GWにみんなのオススメの本を教えて欲しい」と投稿したところ、「今更ながら..」という枕詞とともに後輩からおすすめしてもらったことがきっかけです。 僕はこれまで「海辺のカフカ」と「ノルウェイの森」を読みはしたのですが、「正直よく分からんかった」という感想でしかなく、以後、村上春樹作品を再度手に取ることはこれまでありま

        「違国日記」が完結したので感想を書きたい。孤独と愛を扱った素晴らしく美しい話だった。

          僕は「さわやか」に何を求めていたのだろう

          三月中旬の三連休に、浜松近辺でキャンプをする流れで、念願の「さわやか」に行くことが出来た。 そう、あのげんこつハンバーグの「さわやか」 御殿場アウトレット近辺では最大520分待ちを記録したといわれる、あの「さわやか」である。 いつか食べてみたいと胸に仕舞い込んでいた思いがこの度ようやく叶えられたのである。 しかし、完全なる個人の見解ですが、私は「さわやか」に幻想とも呼んでよい、過度な期待をしすぎていた。(させられていた) 「さわやか」は、あげられすぎたハードルを超えてくるこ

          僕は「さわやか」に何を求めていたのだろう

          ウチの猫のことと、保護猫のこと、 少しばかりのお願い(後編)

          前編では、今の我が家にいる小梅(元・とら)との出会いと、 野良猫問題について、そして保護猫活動について知った経緯を記載しました。 (前編はこちら) 後編では、そんな我々がとらを保護し、一緒に暮らすまでの経緯と、 二匹目の夏目をむかえ、そして保護猫活動をするに至った経緯を記載しています。 また、タイトルにあるように、最後に少しばかりのお願いがあります。 とらの保護 家猫・小梅へ野良猫問題を知った我々は、今目の前にいるとらが、もうすぐ出産をして、この地域にさらに野良猫を増やし

          ウチの猫のことと、保護猫のこと、 少しばかりのお願い(後編)

          ウチの猫のことと、保護猫のこと、 少しばかりのお願い(前編)

          2022年2月22日という、人生にこれ以上ない猫の日なので、ウチの猫のことについて書こうと思います。 そもそも、いつかは紹介したいなと思っていて、ちょうど今日が最適であることに先ほど気が付いたので、急ぎペンを走らせています。 そして結構長文になっちゃったので、前・後編に分けました。休み休み読んでいただければ嬉しいです。 また、タイトルにあるように、少しばかりのお願いがあります。 詳細は後編の最後に記載していますが、 先に何のお願いかを書いておくと、今うちで預かっている猫の息

          ウチの猫のことと、保護猫のこと、 少しばかりのお願い(前編)

          暇の時間を楽しむための鍛錬

          僕は漫画が好きで、そこそこ読むのですが、アニメやドラマなどが少し苦手というか、箸(?)があまり進まないタチなんです。 おそらく、漫画は読むスピードやタイミングの自由度が高いに対して、動画であるアニメやドラマは進む速度が決められているので、それがまどろっこしく感じるのかなと自己理解をしています。 そうなるとゲームはどうかというと、これまたあまり得意ではない。 ゲームにあまりのめり込めないのは、単純に飽き性で、「やり込み」ということが苦手なのと、たとえばRPGなどで移動したりす

          暇の時間を楽しむための鍛錬

          漫画「プラネテス」人を愛することの重要さを学ぶ宇宙漫画

          よく、僕が一番好きな漫画は何か、と聞かれると答えるのが、 この「プラネテス」です。 僕が初めてこの漫画を読んだのは、高校二年生の時で、読んだ時は漠然と、「なんかすごい物語を読んだなあ...」くらいにしか理解をすることが出来なかったのですが、何度も何度も読み返していると、そのたびに脳に心に染みてくる、そんなすごい漫画です。 実は、今週(22年1月25日くらいから)この漫画とアニメをめぐって論争が起きており、この投稿ではその論争について何か特に言及をしたいわけではないのですが、

          漫画「プラネテス」人を愛することの重要さを学ぶ宇宙漫画

          「違国日記」多分、道徳とかの教科書にするべき漫画

          さて、せっかく意気込んでnoteを始める宣言をしたわけなので、二投稿目を書きたいと思います。 僕は、自他共に認めるマンガ好きです。一時期は友達との飲み会とかの間でもLINEマンガとかを読んだりとかしていました。(たしなめられてやめました。) noteをつけるならば、僕が好きで、周りの人にも読んでもらいたいマンガを紹介したいと思いますし、紹介します。 なぜ『違国日記』をオススメするのか、それはダイバーシティの根底に気付かせてくれるから前回の投稿で、少しダイバーシティについて触

          「違国日記」多分、道徳とかの教科書にするべき漫画

          入籍と学びとnoteを始める(ゆるめの)決意

          初めまして、岸田と申します。 32年間生きてきて、薄々気付いていたことなんですが、日々時々で感動したこと、学んだこと、楽しんだコンテンツなどを記録しないと忘れていく脳の作りをしているようでして、 また、文章は書かないと上手くならないし下手になること重々承知なので、 重い腰ではないけどもちゃんとnoteを始めようと思います。 実は一回初めて三日坊主-1日の意志弱な記録を作ってしまっていたのですが、スッとニ記事を消去し、何事も無かったかのような顔で始めています。 もしかしたら、人

          入籍と学びとnoteを始める(ゆるめの)決意