【詩】大童
行きたいところに行きたいと
毛先に砂がつくまで喚いたら 今いたところも取り上げられた
仕方なく 行きたいところに近いところに行けば
図々しくてやましい、と疑われた
あなたは私を招き入れたくせに 取り巻きと笑っているばかり
あなたは私を一度疑ったくせに 私の目を見もしない
自分は話し合いが出来ないんだってお認めください
ご機嫌取りたちが太鼓を叩いて踊ってる
それが自分のためだって 本当は知っているくせに
鏡を見て御覧なさい
行きたいところに行きたいと
あなたが心を閉ざすまで暴れたら 髪も髭も手足の爪も身銭も切られた
未だに 爪櫛をさせるほどの髪はなく 歌も聞こえてこなかった
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