【言葉にする力3】子供を褒めて伸ばすのがしんどい時の考え方
こんにちは、ジュリアンです。
日々子育てをしている身として
子供の才能を伸ばすお手伝いをしている身としても
すごく思うことがあるのですが、
「子供を褒めて伸ばそう」って教育方針がしんどくなる時ってないですか?
私は長年接骨院でいろんな子供たちを見てきて、子供への声掛け方法の勉強も散々勉強してきましたが、それでもわが子には怒ってしまうことよくありますよ。
確かに子供を褒めてあげた方が自己肯定感が上がりやすいと言われていますが、
仕事や家事で時間がない親御さん
日々のストレスで気持ちの余裕のない親御さん
いろんな方もたくさんいるからそれって結構難しいんじゃないかなと思う。
だから今回は褒めて伸ばすのがしんどい時の考え方をお話します。
★自己紹介★
叱ってはいけないって分かっていても叱ってしまうのはいけないのか?
私は4歳と6歳の男の子を育てていますが、
ありがたいことに二人とも異常なくらいに元気でやんちゃな子供に育っています。
そんな子供たち最初育て始めたころは、
本やネットに書いてある
何歳までに○○ができるようにならないといけないとか、
褒めて伸ばすことが大事だと知り些細なことでも褒めてあげようと頑張りました。
スプーンでご飯をすくえたら「すごいね~」
1人で靴を履けるようになったら「よくできたね~」
ゴミを捨てられたら「すごい力持ちじゃん」
ただ子供のサポートをする仕事をしている人が言ってはいけないと思うんですが、
褒めるのがめちゃくちゃしんどかったんですよ。
仕事で疲れていても、家事で疲れていても、昼寝したいときも
子供のことを褒めてあげなきゃって自分を偽って頑張るほどHPをジワジワとすり減らしていく。
それが限界を越えて褒める余裕がなくなると、子供が些細な失敗をしたときは怒り爆発しましたね。
食事中に子供がご飯を床に落としてしまっただけでも
「なにしてんの!?」
そんなこと繰り返しているうちに、もうね限界だと気づきました。
自分で自分を追い込んだのがそもそもいけなんですが、このままでは育児ノイローゼになると思いしばらくは
子供を怒ってもいいと自分に許可をしました。
怒りたいときは素直に怒ってもいい
褒められる余裕がある時は褒めてあげる
子供の才能を伸ばすとか気にせず、自分の気持ちに正直に接するようにしばらくしていました。
そんなに深い考えもせず出した自分への許可だったんですが、
でもそれが予想に反して
子供への怒る練習となり怒り方がうまくなった気がしたんですよね。
少しずつ「あの時は親として子供を怒れていたな~」って
怒った後に罪悪感が残らないことが時々あることに気が付きました。
そんな怒っている自分を時間が経ってからどんな怒り方をしていたのか振り返って言葉にすることで分かったのが、
怒ると叱るは違うんだなということです。
怒ると叱るってなんとなく違うんだろうなと頭では分かっていても、
でも子供にネガティブな言葉を使うときってだいたい「怒る」って感情だけでまとめていた。
だから改めて「怒る」と「叱る」の違いを表にまとめてみると、
この違いを知ったときに、𠮟れていたから罪悪感が残りにくかったんだろうな~と分かった。
もう自分が疲れて余裕がないって時は「怒る」になってしまうし、
自分に余裕がある時や冷静でいられる時は「叱る」ができている。
子供と向き合って同じ目線で話す「叱る」のときは子供にも考えさせるような問いかけも出来ていたし、
それからは少しずつ子供自身も変わろうとチャレンジしていてくれた。
ただ怒り散らして子供を傷つけてしまうと子供の才能を伸ばしてあげるのは難しくなるけど、
気持ちが落ち着いた状態で話してあげれば子供の可能性を伸ばせると思うと凄く気持ちが楽になった気がするんですよね。
今までは怒るという感情100全部が悪いと思ってたけど、それからは怒るが50で叱るが50くらいという感じで。
でも世の中のお母さんたちは、100怒っていると勘違いして自分を責めている人が多い気がする。
時間もない
将来のお金も不安
勉強やスポーツで結果を残さないと
色んなものを抱え込んでるからそりゃ余裕がなくなると思う。
だから言葉にしておきたいのは、
「怒る」と「叱る」は違うということ。
そして、褒めて伸ばす=怒ってはいけないではない。
子供と正面から向き合って叱れてるんだったらそれでいいと思うし、時々怒ったっていい。
仏のようにいつも穏やかな心でいるのって無理ですから。
もし怒りすぎてしまったなって時は、次の日にでも子供に謝ってあげればいいんです。
最初は自分のプライドを捨てて子供に謝るってなかなかできないですから、長ったらしく言わなくていいんです。
「昨日はごめんね」ってその一言で十分。
いつもちゃんとしてるお母さんって、
子供も人として親としてなんか接しにくいんですよね。
だから反抗期にその人間味がなう冷たい感情を向けられてしまうのかも。
自分の気持ちに正直なお母さんって、子供からすると人間味を感じられて意外と素敵に見えるものだと私は思いますよ。
「怒る」と「叱る」の違いを確かめながら少しずつお子さんに試してもらえると嬉しいです。
もっと子供の才能を伸ばすための方法を知りたい方は、他のSNSでも発信しているのでそちらも見ていただけると嬉しいです。
それでは。
学校やスポーツチームなどで子供の不調改善や能力アップの講座を行っています。
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これまでの人生でたくさんの人の心に触れてきました。 まだまだ経験不足な所はありますが、noteを通してこれからもっとたくさんの人の心に触れ、そのパワーで1人でも多くの人を幸せになってもらえればと思います。