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今の子供に必要なのは、家族や学校以外の大人なのかもしれない

こんにちは、ジュリアンです。

私のミッションである
「栄養指導を通して子供に希望を与える」

そんな志をもってフリーランスとなりましたが、いろんな親御さん、子供たちの話を聞いて至った結論は、
栄養だけじゃ心や体は良くならないということでした。

これは栄養以外にも運動、整体、薬全て同じで長く不調を抱えている人は、体に悪い生活習慣を繰り返してしまう原因があります。


全ての人が仕事のストレス、学校のストレス、友人関係、家族関係などが生まれてからの体験が複雑に絡み合って、今の生活習慣や結果に繋がり不調の原因になっています。

でもそれを栄養指導だけで体を良くしても、その環境が変わらない限り
一時体が良くなったと思っても時間とともに戻ってしまうか、別の形でまた悪さをするんですね。


特に子供たちが今置かれている環境は昔と全く違い、目に見えないストレスが原因で不調になっている子がめちゃくちゃ多いです。

そんな子供たちには、家族や学校以外の大人が必要なんじゃないかということでお話していきますね。

食育講座で「子供が幸せになるためには、まず親が幸せになること」って熱弁している私


★自己紹介★

ヘルスコーチをしているジュリアンです!
接骨院に13年間勤務した元院長。
国家資格を取得し栄養療法で繊細な子供やお母さんの幸せをサポートすることで、心と体の不調を改善し挑戦できる体づくりをマンツーマンで行っています。

【経歴】
・これまで大人8000人、子供2000人以上の計1万人以上の体を改善
・さまざまなスポーツの全国大会、国体出場選手のサポートや試合の帯同を行う
・栄養、運動指導で子供、産前産後の方、お母さんの体質改善、メンタルケアに取り組む
・保育園、学校、スポーツチームで健康講座を多数開催してきた


現在は対面、オンラインで個人向けに栄養指導、カウンセリング、コーチングをしています。



昔は家族ではなく地域で子育てをしていた


私は生まれてすぐに父親が亡くなり、母子家庭で育ったため親も忙しく子供の頃は一緒に楽しく遊んだ記憶はあまりないです。


小学校低学年の頃は、学校が終わったら家に1人でいても寂しいので家から徒歩3分のところにある母の勤務先によく遊びに行っていました。

社員10人もいない小さなパソコン関連会社で、仕事中に遊びに行っても快く受け入れてくれて、いつも母の近くの空いているデスクで座って仕事が終わるのを待っていました。


遊びに行ってもやることはないので、電源オフのパソコンのキーボードをカチャカチャしたり、タオルケット被って寝ていたり、

今思えば、仕事中によくそんなことを許してもらえたなと会社の方に感謝しかないです。


また私は小さなころから早起きが好きで、6時とかには起きていましたがその時間も母は忙しく相手はしてもらえないので、1人でよく朝散歩をしていました。

ある時から近所にある知り合いの床屋さんのおばちゃんと犬の散歩をすることが日課となり、毎朝6時にはお店に行き30分くらい一緒に散歩をする。

そんな何気ないことでしたが、それが毎日楽しくて仕方ありませんでした。

その床屋さんには小学校1年から25年間今も髪を切ってもらっているし、私の子供たちの切ってもらっていて、家族でお世話になっています。

それ以外にも小さい頃は、毎日のように友達の家に遊びに行かせてもらったり、友達の家がお店をやっていたら仕事風景を見せてもらったり、近所の駄菓子屋や小さな商店のおじちゃん、おばちゃんとたくさん話したり・・・

家族や学校の大人以外の肩書のないつながりがたくさんありました。


当時は分からなかったけど、その地域でのつながりを通して、社会性や人を大事にすること、礼儀やマナーなどを育ててもらったんだなと改めて感じるし、

家や学校以外の居場所があったのが良かったと思います。


つながりの分断


今の時代は核家族が増えていると聞いたことがある方もいると思います。

私は正直数年前まで核家族は増えているけど、それがどんな悪い影響を作るかなんて考えたことはありませんでした。


それを考えるきっかけになったのが、
子供の自殺や不登校、発達障害が増えているということ、
そして子供は居場所が多いほど幸福度が上がるということを知ってからでした。


私は接骨院時代の経験を生かして、知り合いの家に出張でマッサージよく行かせていただくのですが、出張には都心の方に行くこともあれば、少し田舎の方に行くこともあります。


その中で一番驚いたのが、田舎に行くほど家の鍵を閉めないというのがホントだったんだということです。

私は東京出身なので、カギを閉めないということが最初は理解できなかったのですが、東京でも西の方に行くとカギを閉めない家はまだまだ多いようです。


そうすると家に誰もいなくても、近所の方が用事があるということで勝手に家に入ってきて居間のテレビを勝手につけてみて家主の帰りを待っているんですよね。


これが毎日当たり前のようにあるということがホントに衝撃でしたし、それと同時にこの地域のつながりがあるからこそ子供は幸せになりやすいのかもしれないと感じました。


私も発展途上国の情報は海外在住の方のYouTubeを見るくらいしかありませんが、いつも感じるのは日本円で毎日数百円しか稼げないような貧しい国の田舎で生活する子でもみんな笑顔なんですよね。


そこに共通することは、地域のつながりが強いこと。


反対に貧しい国の都市部や他の先進国も都市化が進んだ地域に住んでいる人ほど笑顔が少ないなと感じます。

いろんな情報から私が子供が幸せになるために必要な条件の一つは、地域のつながりがあることだと思います。


それこそ、地域の人が自分の家の事情を全部知っていたり、すぐに情報が広がってしまうというほど、地域のつながりが強すぎて生きづらいという方ももちろんいると思います。


ただ私がいる東京を含めある程度都市化した地域では、繋がりががなさ過ぎて子供が孤立していることが不登校や発達障害、自殺に繋がっていると感じています。


それがコロナになり、人との距離を取りなさいとかあまり外出しないようにとなってしまうと、子供たちは家族や学校、習い事にしか行かなくなり、
何か追い込まれた時に逃げ場所がなくなってしまっています。


家族とケンカしたら友達の家に行ったり、近所の人の家に行ったり
学校で居心地が悪ければ、知り合いの人の仕事手伝ったり、身の回りのお手伝いをしたり。


そうやって嫌なことがあっても他の居場所があればエネルギーを充電出来たのに、今は家の中で殻に閉じこもり、そしてスマホの中に逃げ込みます。


それで本当に子供は将来幸せになっていくのでしょうか?

学校に行きたくない時期だってあるだろうし、習い事やりたくない時期だってある。


それでも親は、
学校に行きなさい
塾に行きなさい
習い事は続けないさい


子どもの心と正面から時間をかけて向き合うこともせず、親の意見を押し付ける人があまりにも多いです。


そうやって子供たちの心は壊れ、親に反抗したり、自分の意見を言うことを諦め心を閉ざしていきます。

私からするとそれは育児放棄と変わらないと思います。

子育てで大事なのは、親の思い通りに成長させることではなく、子供が伸びたい方向に成長できるようにサポートすることです。


子どもが幸せになるために必要なこと①


子供が幸せになるために必要なことはたくさんあると思いますが、今回の話で言うと

子供自身に決めさせること
②子供を外の世界に連れていくこと

この二つが大事かなと思います。

所得や選択肢が多い・少ないに関係なく、
幸せな人に共通していることは、
自分の意志で選択できているかどうかです。

どんなものを食べるか
どんな服を着るか
休みたいときに休めるか
どんな進路を選ぶのか
時間を気にせず、目の前のことに夢中になれるか


それを子供の中に考えや意見があっても親は向き合うことをしないで
「こうしなさい、あれをやりなさい」と決めてしまうことが多いです。


でも



親が決めた時、子供はどんな表情をしていましたか?
満足したような笑顔でしたか?
それとも悲しそうなくらい表情をしていましたか?

私も以前は子供に対して勝手に決めてしまうこともありました。
ホントは子供のやることにあれこれ口を出したくないと思いながらも、ついつい口出ししちゃうんですよね。

でも今は、子供のやることを勝手に決めてしまった時、子供はいつも悲しそうな顔をしていました。

それが続いていくと子供が思考停止するのもしょうがないです。

だって親には勝てないんですから。


親が決めてしまう原因は、将来への不安なんだと思いますが、逆から見てみるとそれは
子供への愛情なんだと思います。


親自身が勉強や受験、スポーツ、仕事で失敗した過去の苦い経験から、

自分の子供にはそうなってほしくない、自立してほしい・自分で稼げるようになってほしいと思うほど、子供に強く言いたくなってしまうんですよね。

でも子供の本当の幸せは違うんです。

大人がこれは絶対に失敗するだろうと思っても、子供は自分で決めた時の方がイキイキしてポジティブに進むことが出来るんです。


何か決断するときにその判断が正解か不正解かなんて誰にも分からないです。

それより大事なのは、その決断したことを自分の考える正解に近づけることなんです。


なので、まずは自分で決める習慣をつける
それがまず一歩かなと思います。

子どもが幸せになるために必要なこと②


自分で決める習慣ができたら次にやるのは、
子供を外の世界に連れていくことだと思います。

今の時代に地域のつながりを作ろうというのは、なかなか難しいと思います。
みんな自分たちのことで忙しいし、なかなか余裕がないですよね。


ただ、そのままだと家、学校、習い事しか行く場所がないと逃げる場所も少なくなってしまいます。


そしたら、単発でもいいので子供に普段と別の世界を見せてあげてください。

絵を描くのが好きな子なら美術館や美大の展示会に行くのもいいし、アニメの原画展に行ったり

社会に役に立つことをやりたいという子なら、そんな活動をしている方のイベントに行ったり、ボランティアに参加するとか

もし思春期で親と一緒に行きたくないという子はそれこそ自分で決めていきやすいように環境を整えてあげてください。

興味のあることが平日しかやっていなかったり、習い事のある日にしかやっていないということもあります。


そんな時は、学校や習い事を休んで行かせてあげないと行けないこともあります。


親としては休んでまで行くのは良くないと思ってしまうかもしれませんが、
その時だけはその瞬間の好奇心を一番大事してあげてください。


それを逃してしまうと子供たちはまたどんどん殻に閉じこもってしまいます。

やりたいと思った時に、自分で良くという選択ができて外の世界を見れるとその時の吸収力は大人の想像を軽々超えてきます。


私は3年前に子育てに良い環境をと考えて、地方への移住をしようとしていました。
1年かけていろんな場所を回ってみましたが、自分が今までいた世界がいかに狭かったかを痛感しました。


そんな経験をした私だからこそ1番伝えたいのは、
もっといろんな世界を見たほうが良い
ということです。


そうすると子どもは自然と自分の足で外の世界へと歩いていけるようになり、自分の力で幸せになろうと努力するようになっていきます。


それでも不安だと思っても


子供に決めさせるなんて無理だ!
学校、塾に行かないで好きなことばっかりやるのはけしからん!

多少ニュアンスは違えど、子供に自由を与えることに反対する方は多いと思います。


でもこれからの時代は、自分で掴みとりに行かないと絶対に幸せになれなくなります。

私も親の考えた通りにした方がいいと思って子育てをしていた時期があったので、親の経験をベースに子育てしたい気持ちもとても分かります。


でも、10年前にスマホやSNSは多くの人は使っていませんでしたが
今は当たり前のようにみんな使っていますし、10年前はなかったようなサービスもどんどん生まれています。

そんな中で親の経験論で子育てをすることは本当に子供を幸せにするのでしょうか?


残業するのが当たり前、定年までその会社で働きたいなんて新社会人はもういません。


子どもは大人よりも今を楽しむことに長けていますし、その一瞬一瞬を楽しむ心があるからこそ1年先、10年先、30年先の人生を楽しむこともできるんだと思うし、


今が楽しくない、将来のために3年後も楽しくない、10年後も楽しくないという人は多分一生幸せになれないと思います。

将来のために今を犠牲にするのはとても寂しいことだし、きっと親も子供の頃同じ気持ちだったと思います。


でも「自分が若い頃も我慢したんだから、お前たちも我慢しろ」というのは間違っています。


それなら「自分たちは苦労したけど、お前たちはもっと人生を楽しめ」くらいに言える大人の方がこの先ついていきたいと思います。


だから改めて、

わが子が今何を一番したいのか?

そこだけに真剣に向き合ってください。


もしそれが難しいという方は、
私のところまでご相談ください。

私のセッションでは子供の可能性を伸ばせるように、いろんな世界を見せてあげています。



それでは。


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