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好きな色ヒストリー

黄色のランドセルが欲しかった。

今は色とりどりのランドセルが当たり前の世の中ですが、私が小学生の頃は、赤と黒が主流。ちょっと変わっている子でも、女の子はピンクか男の子はブルーでした。

私は黄色のランドセルが欲しかったのです。

黄色は母から反対にあい、実際に背負ったのはローズピンクのランドセルでした。

今思えば、黄色のランドセルだと当時はイジメられていただろうし、赤とはひと味違ったローズピンクのランドセルは良かったかもしれません。大人になった今ごろ、母のセンスに感謝。

そう、小さい頃は何故か黄色と紫色が好きでした。

黄色と紫。いま思うと、何故に補色。

ズルい虹色

小学校高学年くらいからは、
どの色も好きと言えるといった小賢しい考えから

「好きな色は?」と聞かれると
「虹色」

とドヤ顔していました。

虹色は今でも好きです。(特にLGBT問題とも関係ないのですが、関係あるといえば多様性を表しているような気がして好きです)


ピンクの素敵な呪縛

大人になって特に好きになった色はピンクです。

母に勧められて観た青春映画「プリティ・イン・ピンク」の影響が強いかもしれません。

主人公の女の子はあまり経済状態に恵まれておらず、でもお洒落が大好き。

自分なりの工夫でファッションを楽しむ賢い女の子にとって「ピンク」は最強の防具なのだな、と思いました。

主人公の男友達のダッキーはお金持ちの恋人役の男より数倍カッコよく見えるし、

幼友達のイオナは出てくるたびに衣装や髪型を変えていて素敵でした。

そういった意味でピンク色を見るたびおまじないのように
「プリティ・イン・ピンク」が心のなかに浮かんで私はアラサーになっても
ピンクの魔法から抜け出せないのです。

(映画のサントラまで買う始末……)

で、結局なんの色?

今はピンク色と言いつつ、桜色のほのかな色見が好きです。
ピンク!ってしているのより、

桜の花
桜貝
桜餅

あの優しいほわっとした感じの色です。
「ああいふ色に私はなりたい」なんて思ったりします。

皆さんは何色がお好きですか?

私は意外にも色の歴史アリ、でした。


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