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人生は「バラ色」よりも「いろ色」

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2022年6月の記事一覧

その不満は、自分に対して?

その不満は、自分に対して?

 思い通りにならないとき、いやなことや不運な目に遭ったとき。私たちは、つい他人のせいにして、その相手に文句や不平不満を言いがちです。

 そのこと自体は間違ってないかもしれませんが、究極的には自分自身に対して不満を抱いているのではないでしょうか?

 不平不満を言わなきゃいられないのは、自身の「余裕のなさ」が原因ではないでしょうか。

 腹が立ったとき、一度自分にこう問いかけてください。「もし、

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人生は「味わう」につきる

人生は「味わう」につきる

 人の幸福度は50歳前後を底辺として、年を取るごとに高まっていきます。それは人生経験を積むことによって、次のような法則がわかってくるからではないでしょうか。

・いいことばかりは起こらない。悪いことばかりも起こらない。
・身に降りかかってきた出来事をどう解釈するか、気の持ちようで人生は決まる。
・気にするとキリがないような小さなトラブルの連続、それが人生。

・誰の人生にも浮き沈みはあるもの。運は

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実験だ思ってチャレンジ

実験だ思ってチャレンジ

 日々いろんな出来事が生じてきますが、「それらは、みんな福。私を面白がらせるためにやってきているんだ」ととらえてはどうでしょうか。

 一見、不運な出来事や想定外なことが身に降りかかってきても、それが不幸なこととは限らない。仏さまが、良かれと思って授けてくれたのだから、そのままで完璧。そう思って、起こるがままに受け容れる。

 「思い通りにしたい」とか「こうでなければダメだ」などと自身の欲する方向

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病(やまい)と折り合いをつけ楽しむ

 年を重ねてくると、若いときにできていたことが、少しずつできなくなります。これは、嘆くことではなく、自然で当たり前のことです。「へぇー、こんなこともできなくなるんだ」と、自身の変化をしみじみ味わい、それを面白がれるようになると「人生の達人」です。

 老いても健康であり続けるなどという幻想は捨てることです。老化現象を病気と間違えて、治すことだけにかかずらわって、人生の重要な時間とお金を費やしてしま

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冷静な自分を取り戻す

冷静な自分を取り戻す

 感情的になって、うまくいくことは滅多にありません。感情の波に飲み込まれないためには、湧いてくる感情を観察し「点数をつける」のが有効です。

 例えば、怒りの感情に襲われたとき。(相手を殴り飛ばしたいほど腹が立ったときを100点として)「この怒りは何点ぐらいだろうか?」と自分に問いかける。「殴り倒したいほどでもないなぁ、まぁ20点くらいかな」と点数化することで、感情といったん距離をおくことができま

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簡単に運気を上げる3つの方法

簡単に運気を上げる3つの方法

 何をやってもうまくいかず、ツイてないなぁと感じるときは、次の2つを実践しましょう。

 まず、断捨離(だんしゃり)。家に溜め込んだガラクタ、不要品などをどんどん捨てて、部屋の床面積を広くする。

 次に、風景や他人の良いところを受け入れる。美しい景色や自然を探し、愛でる。他人の幸運や長所を我がことのように喜ぶ。外側にある肯定的な面が見えてくると、やがてそれらと自分が一体化し、運勢が好転し始めます

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人間関係で落ち込まないために

人間関係で落ち込まないために

 人は変わるものです。状況や立場が変われば、考え方や方向性も変わってきます。ですから「以前は○○と言ったでしょ」などと過去の言動に固執しないことです。

 そして、人はウソをつくものです。いいカッコするために言葉を飾ったり、事実を曲げてごまかしたりするのは、よくあること。言ってることと、やっていることが同じという人は、まぁいないでしょう。

 人は誤解するものです。自分のことすらよくわかっていない

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不運な出来事は、身代わり?

不運な出来事は、身代わり?

 イヤなことがあったとき「ツイてない」と思う人が多いでしょう。しかし、そのイヤなことは、もっと大きなイヤなことの身代わりかも知れないのです。

 例えば、風邪を引いたときは、これで大病をせずに済んだと考える。財布を落としたときは、大金を失う危険が減ったと考える。

 このように、不運な出来事もラッキーと思えるようになると、少しは明るい気分になり、気持ちに余裕も生まれてきます。クヨクヨ落ち込んでいる

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前向きな言葉を使う

前向きな言葉を使う

 すべての出来事は、前向きに考えればチャンスとなり、後ろ向きに考えればピンチになります。

 一見不運に思える出来事も、それが不幸だと決まっているわけではありません。それをどう受け入れ、どう利用していくかで,その後の人生は大きく変わっていきます。

 だから、困ったことが起きたときでも、「この程度で済んでよかった」「いい勉強になった」「貴重な体験ができた」というように前向きな言葉を使う。そして、こ

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満足している人に運は味方する

満足している人に運は味方する

 病気になって初めて健康のありがたさを認識するように、私たちは「既に与えられているもの」の価値になかなか気づけません。

 意地悪な人と出会ったとき、その人の悪口を言うことはあっても、これまでに多くの優しく親切な人たちと出会ってきたことに思いをはせることはマレでしょう。

 恵まれていることがたくさんあるのに、それを忘れて「もっと、もっと」と「ないもの探し」をしていないでしょうか?

 不満を言い

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幸福になるための5カ条

幸福になるための5カ条

 「不運より脱出する運命の法則」(中川昌蔵著)より。

1   今日一日、親切にしようと思う
2 明るく朗らかにしようと思う
3  謙虚にしようと思う
4 素直になろうと思う
5 感謝をしようと思う

 この5カ条を紙に書き、いつも見える場所に貼って、毎日小さな声で自分に言い聞かせ、心に深く刻み込む。この5カ条をすぐに実行してはダメ。

  意識して実行すると失敗する。半年から1年、ただ想うだけで

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余裕のある人にはかなわない

余裕のある人にはかなわない

 腹が立ったとき、イライラしたとき。ほとんどの人は、相手のせいにして、自分は被害者の立場をとります。そんなとき、こう自問するのをお勧めします。「もし、私に余裕があったなら、その程度のことで腹を立てるだろうか?」と。

 イライラしているときと穏やかな気分のとき、どちらがものごとがスムーズに運ぶでしょうか?。それは、言うまでもありません。

 気持ちに余裕を持つには「余裕のある人は、どういう振る舞い

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人間関係は永遠のテーマ

人間関係は永遠のテーマ

 多くの人が、仕事自体よりも、人間関係で悩むものです。
 心の法則を知っていると、不毛な争いや不和を避けることができ、穏やかにやり過ごせます。以下に「法則」をいくつかご紹介しましょう。

・人は誰しも多重人格者であり、天使と悪魔の両方の要素を持っていて、それで正常である。

・「人は鏡」とよく言われるように、特に親子、夫婦、パートナーはお互いが鏡となって、相手の「見たくない闇の部分」を映しだす役目

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上機嫌が幸運を招く

上機嫌が幸運を招く

 一日のうちの多くの時間をよい気分で過ごしていると、あなたから醸し出される雰囲気が、明るく開放的なものに変わっていきます。
 「類は友を呼ぶ」のことわざどおりに、現在の雰囲気と同じような人を(そして出来事も)将来に引き寄せます。

 気分を決めるのは出来事そのものではなく、それに対する「考え方(解釈の仕方)」です。
 
 不運な目やトラブルに遭ったとき、心が折れそうなとき。今よりほんの少しでも気持

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