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2022年2月の記事一覧
パラドックス・アドバイス
「人生はパラドックス(逆説)」と言われるように、人は「変わりなさい」と言われても、なかなか変わろうとせず、むしろ「今のままでいいですよ」と肯定してあげると、早く変わっていきます。
人から相談を受けたときは、このパラドックスを踏まえて助言しています。例えば…。
外で良い人を演じ、家ではそのストレスにより、イラついて家族にあたり、落ち込んでいる人に対しては、このように言います。「皆さん、外で
軽やかに生きる5つの視点
(1)自分の楽しみを優先しよう。
他人に気遣いばかりして、したいこともせず、自分のことを後回しにしている人がいます。
これは、特に親子間で言えることですが、親は子供にかまけず、楽しみごとに忙しくしている姿を子供に見せるのがいい。すると、子供も自分の趣味を自分の力で見つけ、楽しい世界を築けるようになります。
(2)「今・ここ」に生きる。
過去を悔やみ、未来を案じて気持ちが沈んでいませんか?過
「オレに対して」が前提
「人は、自分の立場でしか考えられないのか」という話。
例えば、 自分が主催する(もしくは講演する)講演会に、ある人が参加の申し込みをしておきながら、数日後「ごめんなさい。その日仕事が入って、行けなくなりました」とキャンセルの連絡をしてきたとしましょう。
そういう、約束を破る人に対して「誠実さが足りない」とか「仕事が入ったのではなくて、入れたのでしょ!」と批判的に語るのを見聞きすることが何度か
バカボンの無邪気なパパ
書店で「天才バカボンの家族論~パパの品格なんていらないのだ~」(講談社)という本を見つけました。国民的大ヒットアニメですから、テレビや連載雑誌でご覧になられた方も多いことだと思います。このバカボンのパパの生き方が、以前に取りあげた「シャレで生きている人=自遊人」の特徴を見事に呈していることに気づき、うれしくなりました。
では、上記の本のなかから、参考になった個所を要約してご紹介しましょう。--
法則を意識しなくなる
いわゆる精神世界や自己啓発の本に「投げかけたことが返ってくる」という宇宙の法則が述べられています。言い方を変えれば、「与えたものが、与えられる」。「他人にしたことは、いずれ自分に跳ね返ってくる」。「蒔いた種は、刈り取らなければならない」...という主旨の法則。いわゆるカルマの法則ですね。因果応報と表現されることもあります。
以前は、これは万人に必ずあてはまるゴールデンルール(黄金法則)だと思っ
自身の思いが磁石となる
心の持ち方の勉強を始めたころは、そこで学んだことを人にアドバイスしたくてたまらないという時期があるものです。そういうときって、悩みを抱えた人が「相談にのってください」とちょくちょく来るものです。
手っ取り早くお金を儲けたいと思っていると、そういう儲け話を持ちかけてくる人やその類の情報に頻繁に出合うことになります。
目の前にどういう傾向の人が現れてきているかで、今の自分が何に意識を向けているの