中村カウンセリングルーム

茨城県つくば市にあるカウンセリングルームです。https://nakamura-cou…

中村カウンセリングルーム

茨城県つくば市にあるカウンセリングルームです。https://nakamura-counselingroom.com/ 月曜、金曜9:00-19:00。火曜9:00-19:00,20:00-21:00営業。

マガジン

  • こんなときにご利用ください

    中村カウンセリングルームで対応しているお悩みの例

  • こういうのがカウンセリング

    中村カウンセリングルームのカウンセリングってどういうものなの?というイメージが湧いたり、理解が進むように書いた記事

  • 名もなきアドバイス

    日々の生活を支える名もなき家事。シャンプーの詰め替え、ごみ袋の補充・・・それらは決して日の目を見ることはありませんが、生活になくてはならない大切な営みです。臨床においても、日の目を見ることはないけれども、確かに実践を支えている知識や工夫があります。

  • 子育て

    子育てにまつわる記事です。

最近の記事

  • 固定された記事

当カウンセリングルームがお役に立てる可能性がある方

多くの人にとってカウンセリングは敷居が高いものだと思います。 また、どういう時に利用したらいいのか分かりにくいと思います。 様々なカウンセリングルームがありますが、各ルームごとに対象としている相談内容がそれぞれ少しずつ違っています。 そこで、少し具体的に「このような方に中村カウンセリングルームはお役に立てる可能性があります」という例を書いてみたいと思います。 例えば次のような方 社会に馴染んで、日常生活はそれなりに営めているとは感じている。 幼少の頃より、保護者との

    • 排除されているテーマに光を当てる

      1.あったものが(突然)失われる 2.あったと思っていたものが違った 3.そもそも最初からなかった いわゆるトラウマにもいろいろあるように思います。 災害、事件、事故など1のイメージが世間では一般的かもしれません。 当室では、2や3のテーマをメインで扱っています。 特に、人が育ってくる発達過程において、 2.両親や家族に十分に大切にされて育ったと思っていたが、どうやら何か違ったようだ。 とか、 3.両親や家族に衣食住やお金の面では十分に大切にされたが、気持ち

      • こんなカウンセリングがあったらいいな

        という声を聞かせてください。っていう機会って、なかなか無いと思います。 例えば、 〇〇県在住です。 家族問題について、DVやアディクションについての理解のあるカウンセラーさんに相談してみたい。近くにいらっしゃるのかな。有名な先生のいらっしゃる都内まで出るのは負担が大きいです。 精神分析的心理療法に興味があります。でも、この県では検索しても出てきません。それにセイシンブンセキってかなり敷居が高いです。 認知行動療法専門の機関が他県にはあると知りました。当県にもぜひ出来て

        • 若い心理士、師さんのよろず相談をやってみます

          先日、しばらくぶりに大学院同期とじっくり臨床について語る機会がありました。 そこで話題になったのは、私たち中堅心理士たちが、若い人たちを育てていくという視点を持つことについてでした。 同期は、育成という視点で行っている取り組みについて話してくれました。 確かに、自分の臨床のことだけでなく、育成も役割として大事だなあと納得しました。 私は、自分の生活、臨床を維持することで日々精いっぱいではありますが、+αで出来ることがあればやっていくことも大切だと思いました。 多くの

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        • こんなときにご利用ください
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          2本

        記事

          「枠」が破られる時にこそ

          セラピーを行う上で「枠」はとても大切なものとなります。 枠とは、枠組み、ルール、取り決めのことです。 様々な枠がありますが、まず浮かぶのは、時間の枠です。 これは、開始時間と終わりの時間を守るということです。 9時~9時50分の予約ならば、9時に始めて50分には終わります。 一般には案外知られていないと思いますが、時間の枠は、心を扱う専門的なカウンセリング、セラピーにとっては優先順位が一番高い「枠」と言っても過言ではないと思います。 しかし、時には、セラピー時間が

          「枠」が破られる時にこそ

          心理士では食っていけないよ。という呪いの言葉

          心理士では食っていけないよ。 大学時代に言われた言葉です。 いまでも大学生はそう言われているのだろうか。 (国家資格の公認心理師ができて、状況は変わったのだろうか。) 「食っていけないんだ~」 無思考に同意してしまうと、そこで動きは止まります。 例えば、今の例のように、私たちには、無意識に自分を縛る、呪いのような言葉があります。 例えば、マスコミで政治についてしばしば聞く、「野党がだらしないからだ」とか。「他にいい候補がいないから」とか。 ん?どういうこと?

          心理士では食っていけないよ。という呪いの言葉

          健康な自己愛と不健康な自己愛について~自己愛を火のイメージで考えてみる~

          「あの人は自己愛的だ」 この言葉は、自己中心的だといった意味が込められて使われる場合が多いと思われます。 自己愛性パーソナリティー障害という疾患もあり、それを念頭に置いたような不健康な自己愛のことを指す使われ方をすることも、最近多いように見受けられます。 一方で、 「自己愛を満たす」 など、自己愛を健康な意味で使うこともあります。 「自分のことを好きと思える」、「自分のために頑張れる」こういった感情は、生きていくために大切な自己愛と言えそうです。 その気持ちがな

          健康な自己愛と不健康な自己愛について~自己愛を火のイメージで考えてみる~

          自分軸づくりは続くよどこまでも

          日本では、セラピーは一般的ではありませんが、ニーズはあるように感じています。 例えば、「自分軸」というワードで検索すると、様々な情報が出てきます。 それだけ、いまの時代には、自分軸を求める人々がたくさんいるのだろうということが見えてきます。 自分軸づくりを考える人が増えるような時代の流れもあるのだと思います。 誰かに頼っていれば一生安泰という時代ではないようです。 個としての自分が強くならないと、生き残れないような空気感があるように思います。 自分軸づくり、言い換

          自分軸づくりは続くよどこまでも

          わかってくれると思ったのに…という気持ちから

          わかってくれると思ったのに… わかってくれてると思ってたのに。 (裏切られた) わかってくれてたんじゃないの? (そう思い込んで傷つけてしまった) わかって欲しかったのに。 (わかってくれない) このようなことは日常でよくあります。人と人がわかり合うことは本当に難しいことだと思います。 わかり合えないとわかること でもそこから、 「ここは、わかり合えないね、私たち。」ということは分かります。 この連続で、人はわかり合い、つながりあえるのかもしれません。 そう

          わかってくれると思ったのに…という気持ちから

          主訴が分からないという主訴に、間主観的なアプローチで関わる

          カウンセリングの目的は様々です。 人前で緊張するのを治したい。など性格のこと。 同僚と折り合いが悪い。など対人関係のこと。 子どもが不登校なので何とかしたい。など不適応のこと。 親との関係がうまくいかないので何とかしたい。など家族のこと。 トラウマがあるかもしれないので治療したい。など病のこと。 様々な主訴があります。 「主訴と言われるとはっきり言葉にはできない。でも、なんとなくモヤモヤする」という悩みもあります。 言葉にできないモヤモヤをなんとかしたい。

          主訴が分からないという主訴に、間主観的なアプローチで関わる

          小学校の「お世話係」に思うこと

          日本の小学校では「お世話係」という役割を児童に与える慣例があるように思います。 慣例と書いたのは、はっきりと明文化されたことではないけれども、暗黙に取り入れられてきて、続いている仕組みだと思うからです。 お世話係とは「勉強や行動面で集団についていくのがやや苦手なお子さんをサポート、お世話する係として、同じクラスの優等生が担う役割のこと」だと私は認識しています。(認識違いでしたらぜひご指摘ください) 「私、昔、そうだったかも」という大人の方は結構いらっしゃるのではないでし

          小学校の「お世話係」に思うこと

          ちゃんと居場所があることと、いつでも切れることから生まれる安心感

          この安心感を自分の中に育てることが、開業カウンセリングを受ける意味の一つかもしれません。 心の悩みを「居場所がない」と「居場所に縛られる」の視点から見てみたいと思います。 「居場所がない」は、会社になじめない、家族から疎外されているなど、所属感が持ちにくい状態です。 「居場所に縛られる」は、家を出たいのに出られないなど、所属感が負担になる状態です。 「居場所がない」からは、さみしさ、孤独感、空虚感などが生まれます。 「居場所に縛られる」と息苦しさ、閉塞感、怒りなどが

          ちゃんと居場所があることと、いつでも切れることから生まれる安心感

          発達障害(神経発達症)かもしれないと思ってからが大変なんだ

          このような方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。 実際に発達障害のような症状、状態像を示していても、実際は発達障害ではない場合もありますし、発達障害と他のテーマが複合した困難もあります。 大人の発達障害がブームになってから、「自分はそうなのではないか」と思う方が増えました。 でも、医療にかかってみても、自分にぴったりくるサポートが得られない方もいらっしゃるようです。 いわゆる発達障害のグレーゾーン、HSP、トラウマ、アタッチメントの課題、など、心の悩みに関する情報

          発達障害(神経発達症)かもしれないと思ってからが大変なんだ

          カウンセラーの陰口という名のセカンドオピニオン

          以前の記事に加筆しました。(2024年5月29日) ********************************************************************************** 日本ではカウンセラーが身近にいない方がほとんどでしょう。 「カウンセラーって心が読めるの?」 「話を聞くだけなんでしょ?」 は定番です。 「カウンセラーって若いお姉さんなんじゃないの?」 「メンタリスト?」 「テレビに出てるあの、〇〇〇?」 こ

          カウンセラーの陰口という名のセカンドオピニオン

          腕のいいカウンセラーにかかりたい2

          前回の記事、「腕のいいカウンセラーにかかりたい」では、次のようなカウンセラーは、「まあまあ悪くないカウンセラーなのではないか」という結論に至りました。 一晩経って、また別の連想が出てきました。 仮に、最初に挙げた1から6を満たしていても、カウンセラーが役に立ちにくい場合があるのが現実です。 このスクールカウンセラーの連想の場合で言えば、そもそも学校側がカウンセリングを必要としているかどうかの温度差があります。 公立学校は学校のニーズにかかわらず一律にカウンセラーが配置

          腕のいいカウンセラーにかかりたい2

          腕のいいカウンセラーにかかりたい

          カウンセリングを検討していらっしゃる方はそうおっしゃると思います。 「自分の悩みをこのカウンセラーに相談したら、ちゃんと解決に導いてくれるだろうか」 「解決してくれるカウンセラーにかかりたい」 そう思うのは自然だと思います。 1.改善率90パーセントのカウンセリングルーム 2.改善率50パーセントの心理相談室 3.改善率の書いていないカウンセリングセンター 3つがあったとしたら、みなさん1のルームに行かれるでしょうか。 2より1の方が改善率が高いです。3は書い

          腕のいいカウンセラーにかかりたい