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何これ!?主役がボケてるじゃないの!!―それでもやっぱり唐揚げは美味しい

今日は「唐揚げ祭り」ということで、唐揚げの話をしたいと思います。

十数年ぶりに母お手製の唐揚げを食べました。
クラシルであったニラダレをかけて油淋鶏風にしてみたのですが、見事にフォーカスがニラに行ってしまい、肝心の鶏肉は脇役扱いになってしまいました…写真ってむずかちいね。

ちなみに、ボケていない写真はこちらです↓

ニラダレをかける前

見事に陰が入ってしまって残念なことになりました。やっぱり私は写真を撮るのに向いていませんね。

唐揚げは私が一番好きな食べ物で、一人暮らしをしていたときは何も思わずよく買って食べていました。それこそコンビニだったり専門店だったり冷食だったり惣菜だったり―仕事とかでやりきれない気持ちになったらとりあえず唐揚げを食べるようにしています。
「好きな食べ物ありますか?やっぱり唐揚げですか?w」と高校放送部の後輩から言われたり、トチ狂ったときに唐揚げ画像をひたすらRTしたりするくらい、大好きです。
(わざわざからあげクンを買ってきてくれた後輩には気を使わせて申し訳なく思っています…すいません)

久しぶりに食べた唐揚げは衣が軽くてサクサクしていました。
片栗粉を薄くまぶして揚げ焼きにして、下味も塩コショウと酒だけにしてタレを引き立たせるようにしたそうです。タレがさっぱりしているので油っぽさが感じられませんでした。要するに、すごく美味しかったんです。

子供の頃、母はよく唐揚げを作ってくれていました。
運動会や花見などに持っていく重箱弁当には必ず入っていましたし(しかも一から仕込んだもの!)、どこかへ出かけると60%の割合でお気に入りのお店の唐揚げを買ってきます。
(そのお気に入りのお店は私も大好きです。運転中に食べるのが至高です)
幸か不幸か親子ともどもエンゲル係数が著しく低いので、身近にある食べ物を目一杯食べるほうが好きなんです。その中でも家で揚げた唐揚げは、どのコース料理や懐石料理よりも一際輝いて見えました。

私が大きくなるに連れ、母は揚げ物をやらなくなってしまいました。
それもそのはず、がんに侵されていた父をサポートしたり外に出て働くようになったからです。スーパーの惣菜が食卓に出ることも多くなりました。でも私はあまり気にしませんでした。自分自身で精一杯だったからです。

大人になった今でも唐揚げは大好きな食べ物です。
唐揚げって不思議なもので、一口食べると嫌なこともコンプレックスもストレスも全部脂で流してくれるんですよね。 
だから私はこれからも唐揚げを推し続けるでしょうし年取ってからも普通に食べると思います。

だって、美味しいは正義じゃん?難しいこと考えずにみんな唐揚げ食おうず。レモンかけてもいいからさ。

おまけ

ちなみに、母はクラシルのことを「クレアラシル」と勘違いしていました。
何が面白いって、私が突っ込むまでクレアラシルの存在を知らなかったわけです。こんな奇跡ありますか?

お母さん、ニラ食べてニキビ治るならみんな食べてるしテレビで絶対やってると思うの。それどころか顎にニキビできたから因果関係は特にないんじゃないかな?

このnoteはお母さんの監視下に置かれています。

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