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僕の妻はお酒が飲めない。だから結婚生活は楽しい

こんにちは。
今日も暑かったね。

10年彼女がいなかった僕。マッチングアプリで彼女ができ1年後に入籍した。入籍間際に同棲を開始したので、互いの生活を知るようになったのは結婚してからでした。

今まで違う人生を歩んできたわけだし、日々の習慣が違うことも当然ですよね。それにも関わらずひとつ屋根の下で暮らすわけで、結婚というのはとてもすごいことだと身をもって感じています。

そして、これだけは言えます。

「生活の相性は、
付き合いはじめの頃に確かめておくべき」


相性が合わないと互いにストレスを感じますよね。どうしても合わない部分を話し合いで解決できればいいのですが、好きなことや習慣としてきたことを急に相手に合わせることは難しいです。


どこまで寛容になれるか。
どこまで価値観を擦り合わせられるか。

少し前にこんな話がありました。


酒好き同士



僕は、社会人の音楽サークルに所属している。様々な楽器演奏者が集うサークルだ。所属人数は150人程度で、様々な業界・業種の人が集まるので面白い。ただ、新型コロナが蔓延したころから各々の生活が変わり、半分が幽霊部員となった。

3年前に子供が生まれたことをきっかけに、休会していたサークル員から連絡がありご飯に行くことになった。新宿で昼ごはんを食べつつ、子育ての大変さについて話を聞く。すると、その会話の中で

「この間、Kさんが娘さん連れて公民館に来たんだ」

Kさんもサークル員だが、同じく3年前休会していた。しばらく会っていないと思ったが結婚して子供がいると思わなかった。何故なら、3年前までKさんは独身を謳歌していたからだ。日本酒が大好きで、休日はひとり呑みをするのを楽しみにしていた。

「マッチングアプリで出会ったらしくて、嫁さんもすごい酒好きらしいよ。意気投合したのか、付き合ってすぐ日本酒巡りの旅もしていたんだって」

話を聞いているだけで幸せそうな生活が目に浮かんだ。どうやらKさんはマッチングアプリを婚活として利用するにあたり、お酒を楽しんでくれる人を軸として相手を選んでいたらしい。

相手との相性を考えて婚活することは、とてもいいことだと思う。特に生活に関わる部分については”価値観”を事前にすり合わせておくことが大事。


相性を把握する

「お酒好き」だけで知れる情報もたくさんあるよね。僕はお酒を飲むとすぐ顔が真っ赤になるので正直あまり得意ではない。居酒屋に行くことは好きだけど、あまり飲めないのでお酒が好きな人にとってはつまらないかもしれない。

そして妻はお酒が全く飲めない。そのため、2人で食事に行くときは飲み放題より食べ放題に行くことが多い。居酒屋に行ってもご飯を楽しむので、お金がかからない。

一方Kさんの場合は、奥さんもお酒が好き。食費はかかるものの、好きな酒を楽しみながら食事ができるのだから、2人とも満足だろう。これでもし奥さんが全く飲めなかったら、結局ひとりで酒を楽しむことになる。だからKさんにとっては「お酒好き」が重要な軸だったわけだ。

居酒屋が好きだったら、夜ご飯に行く店の選択肢も変わりますよね。僕ら夫婦はファミレスやチェーンの蕎麦屋が多いけど、Kさん夫婦は居酒屋が多い。行く場所やお金、食べるものや飲むものなど様々なものが違ってくる。

「生活の相性は、
付き合いはじめの頃に確かめておくべき」


価値観を擦り合わせることだね。

例をあげればたくさんあるけど、
「掃除の頻度」も大事だよね。

以前、マッチングアプリで出会った女性は潔癖だった。部屋に髪の毛が1本でも落ちているだけで掃除機をかけたいと話していた。僕はそこまで潔癖だと共に生活することが難しいと思った。

しっかりと潔癖であることを話してくれる人はいいが、これが「掃除好き」だけだったら一緒に過ごした可能性もある。だから、付き合う前や付き合った直後に心配なことや、生活に関わることは聞く。

結婚してから楽しい生活を過ごすために大事なことだ。

文句を言っても変わらない

互いがこれまで生活で大切にしてきたことや、無意識のうちに習慣化していたことを言語化できなかったことで夫婦喧嘩になる。ここで文句を言ったところで火に油を注ぐようなもの。

どこまで許せるかを互いにすり合わせることが大事だと思う。こういう話を聞くと「ほら、結婚ってめんどくさいだろ」と言ってくる人もいるが、僕はそう思わない。

結婚のいいところは自分で気づかないことをたくさん知れること。そして、愛している人と一緒に生活を共にして楽しい時間を過ごせることだと思う。
その楽しい時間を過ごすためには、互いに話し合いながら前進する必要があるのだ。

その初期段階を、付き合うときから行っておくといいと思うよ。


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