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医療機関はかなりひっ迫しているようです。。 循環器系11学会と日本医師会が緊急声明を発出「COVID-19まん延で循環器救急医療が崩壊の危機」

2021/02/14


TONOZUKAです。

コロナ感染者はなぜか激減していますが(PCR検査数も同じく減っています)、医療機関はかなりひっ迫しているようです。。
なんとか持ちこたえて欲しいなと思っています。。

循環器系11学会と日本医師会が緊急声明を発出
COVID-19まん延で循環器救急医療が崩壊の危機



以下引用

 日本医師会と日本循環器連合は2月5日、「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言下の心血管病診療に関する緊急声明」を発出した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のまん延によって我が国における心血管病の診療体制がひっ迫し、緊急治療を要する急性心筋梗塞や急性心不全、大動脈疾患などへの救急対応ができなくなっている地域・医療機関が増えているとして、声明では国民に対して、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染予防の徹底とともに、心臓や血管に異常を感じた場合はためらわず速やかな受診を呼びかけた。具体的な声明は以下の2点だ。


(1)必要な心血管病診療を提供するためには、何よりもできるだけ新型コロナウイルス感染者を減らすことが重要です。国民のみなさまには、より一層新型コロナウイルス感染予防に留意し、慎重な行動をとっていただきますようにお願い致します。

(2)現在受けられている心血管病の治療は引き続きしっかり続けてください。新型コロナウイルス感染症拡大で受診控えされている方も、感染対策を行っている 安心マーク を掲げている医療機関への受診をしてください。心臓や血管に異常を感じたら、ためらわず速やかに医療機関を受診してください。


 その上で、「日本循環器連合は、国民の生命を守るため、心血管病診療のプロフェッショナルである医療従事者の責任と自覚を持って、日本医師会の協力を得ながら、心血管病診療体制の維持に全力で取り組みます」としている。


循環器救急の崩壊を危惧

 緊急声明発出の背景には、昨年末からのCOVID-19患者の急増により、各地で循環器救急体制のひっ迫が深刻になっていることが挙げられる。

 東京都では東京都CCU連絡協議会が「CCUネットワーク」(73施設)と「急性大動脈スーパーネットワーク」(重点病院15施設、支援病院25施設)を組織して、年間約2万人に上る急性心血管疾患の患者を受け入れている。

 ところが、院内感染の発生や東京都立広尾病院(渋谷区)のようにCOVID-19診療に特化する方針のため、現時点ではCCUネットワークの11施設、急性大動脈スーパーネットワークの7施設が救急患者の受け入れを休止しているという。こうした中、患者を受け入れている施設の病床利用率は高まり、通常は70~80%の応需率(救急隊がCCU受け入れ施設に要請して、収容可能だった割合)が、1月中旬には一時50%を下回った。

 CCUネットワークの代表的な施設の1つである榊原記念病院(東京都府中市)でも、2020年12月以降、年末年始の一時期を除き、同施設の限界ラインという240床を超えた病床利用状況が続いている。その中で西多摩で発生した急性心不全の患者が10病院で受け入れを断られ、30km以上の距離を搬送されてきた事例もあったとのこと。

 「助かる命を救えないという状況が目前に迫っている」と、日本循環器学会代表理事の平田健一氏(神戸大学教授)は危機感をあらわにする。これに加えて、緊急対応が必要な循環器疾患では特に、患者の受診手控えによる最適な治療機会の逸失も問題となる。

 日本循環器連合とは、日本循環器学会、日本心血管インターベンション治療学会、日本小児循環器学会、日本不整脈心電学会、日本心不全学会、日本心臓リハビリテーション学会、日本心臓血管外科学会、日本胸部外科学会など循環器系の11学会からなる組織。循環器は専門領域が多岐にわたっており、関係する学会の学術、診療、教育活動の交流を促進する目的で結成された。COVID-19に関しても関連学会が協力して取り組む必要があるとして、同連合として緊急声明を発出することにしたという。

 国内外を問わず、COVID-19パンデミックによって、緊急対応が必要な心血管病の診療に深刻な影響が及んでいることを危惧する声が上がっている。欧州心臓病学会(ESC)でも、心臓に異常を感じたらちゅうちょせず医療を受けようという「You Can't Pause a Heart」キャンペーンを展開している。COVID-19のパンデミック以降、急性冠症候群による入院患者が40~50%も減少しており、救える命が失われているとしている。


コロナ疲れが出てきているのは皆さん一緒だと思います。。
本当に辛い。。

また、ここ最近はちょっと慣れっこになってしまっているのも仕方ないのかなとも思っています。

感染者数が減ってはきているものの、ここで気を緩めずに頑張って感染予防対策をしたいと思っています。

「感染させない、感染しない」

という気持ちで日々を過ごそうと思っています。



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