人口戦略会議が「消滅可能性自治体」というものを公表した。それによると2050年までに744の自治体が人口減により消滅するというのだが、その原因は若年女性に減少にあるという。ただでさえ子供が産まれないのに、その子供を産む女性が減るのでは元も子もない。そこに高齢化も加われば、日本そのものの消滅も現実味を帯びてくるだろう。 少子化対策として子供を産んだら一人一千万円支給しろという議論があるが、真面目な話、女の子産んだら一千万円とまでは言わなくとも、三百万円くらいは支給すべきで
最近、『体験格差』と言う本を読んで改めて思ったのが、格差というものは昔からあったという事。体験できない人やできなかった人から見れば、私は体験できた人(幸せ者)だからそんな事を言うのだろうと揶揄と侮蔑の視線を向けるのだろうが、やりたくもないのに体験させられた事だって多くあるのだ。何もしないと無気力の原因になるという人もいるが、無理にやらされたから反発する原因になる事もあるのだ。おまけにあの手の人達は、子供達に体験してほしいと言いながら、その実は体験させてやろう。体験させてやっ
先日他界した漫画家の鳥山明と小説家のJ・K・ローリングの資産が話題にのぼり、そこでローリングは1千億円にも及ぶ資産があるのに対して、鳥山は84億円しかないのはおかしいという話になっていた。鳥山の場合は会社(事務所)名義の資産もあるだろうし、小説とマンガ、発行部数の違いもあるが、日本におけるクリエイターの地位と権利の問題について考えたい。 それがタイトルの「マンガ一冊に千円出せるか?」である。例えば『ハリー・ポッター』のシリーズは一冊約二千円。外国文学は結構高く文庫でも平気
Ⅹ(旧Twitter)上で、古典や漢文、三角関数の授業は必要か?という議論が巻き起こっている。私は要不要の議論をするより、今の教育制度が現代社会の変化に対応しきれず、ニーズにも応えられていない事の表れだと思っている。ゆえに強制教育を排し、必要と思う人だけが自由意思に基づいて学べばこのような議論は(定期的に)巻き起こる事はなくなるだろう。その延長線上というわけではないが、音楽の授業は必要ないとハッキリ言いたい。 私が音楽の授業が嫌いで、音楽への関心も低いと言えばそれまでだが
とある本屋が、漫画一冊配本されないと涙ながらに訴えていると聞いたが、それもそのはずこの本屋は相当な左翼本ばかり扱って被害者面している事で有名な本屋だった。同情するだけ損である。 トーハンや日販にやり方に問題はないと言えばウソになる。しかしその一方で、特定の本をヘイト本として侮辱し、左翼の本ばかりを取り揃えて被害者面するのはどうだろう?自分で投げたブーメランが自分に帰ってきただけ。人、それを自業自得と言う。 この本屋は本にもなっているが、左翼の本を多く取り扱ってい
バラクーダ『日本全国酒飲み音頭』の替え歌で。 酒が飲める 酒が飲める 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ 内閣府は肥大化で 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ 総務省は交付税で 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ 法務省は人権で 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ 外務省はODAで 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ 財務省は紙幣刷って 酒が飲めるぞ 酒が飲める飲めるぞ 酒が飲め
先日、ツイッターで小池百合子の関するやり取りからこんな替え歌を考え付いた。藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」の替え歌で「百合子の闇はまだ続く」 百合子の闇はまだ続く 都政に咲くのは ゼロの花 都庁に咲くのは 百合子花 自分が咲ければそれでいい 闇はまだ続く 五十、六十、七十と 私の人生黒すぎる 過去もどんなに黒くとも 闇はまだ続く 最初細川 次ぎ小沢 はては小泉安倍若狭 男遍歴ひどすぎる 闇はまだ続く ホストクラブは 取り締まる 風俗嬢も 取り締まる やってる感出す
雑誌に一回きりしか載らなかった作品を紹介しようとする企画の3回目。今回は創刊と当時に廃刊となった『COMIC CUTEGIRL 2012年6月号』に掲載され連載予定だった、ガビョ布『白くて三角でリボンのついた・・・☆』を紹介。 マリエとハナはとあるお屋敷のお手伝いさん。よく晴れた日、マリエがご機嫌で洗濯物を干しているとハナがやってきて洗濯物を確認しある事を話し始める。 それは街で下着ドロボウが流行っているという事。ハナのパンツも盗まれたようだが、マリエはその意図が知
日本会議兵庫第24回総会・講演会で行われた河野克俊講演会に行ってきた。冒頭の総会は安倍晋三リスペクトの感が強く、少々薄気味悪かったが、河野克俊の講演は非常に有意義なものであった。 安倍政権下で統合幕僚長を務めた方なので、多少の安倍リスペクトはあったが、総会の時ほど違和感はなく、むしろ安倍がシビリアン・コントロールの意味をよく理解し政治家と自衛隊の垣根をなくし距離を縮めた功績を改めて知らされた。以下、講演会で印象的だった事。 自衛隊と旧日本軍には継続性がないので、陸海軍の
去年、本アカが凍結されサブアカでツイートしたら意外と反響があったので、改めてnoteの場でもこの問題を提起したい。漫画をネットでタダで読むという事が文化を殺していると。 漫画をネットでタダで読んでもらうというのは個人の自由でもあるので個人でやるのは構わない。しかし出版社という企業がそれをやるのはもっと配慮が必要だと思うのだ。なぜならその費用の負担は最終的にクリエイターである作者に回って来る。それは格安の原稿料だったり次につながらない仕事になったりという形で負担する。出版社
AIで生成した画像の氾濫により、イラストレーターが苦境に立たされているので規制を求めていると聞いて思った事がある。自分の作品を描いている人はともかく、二次創作がメインの人は、AI画像生成を規制するために二次創作そのものを規制されても構わないのかという点である。 自分の作品つまりオリジナルを描いている人は、AIの学習機能で自分とほぼ同じ(あるいは上手な)作品をアップされたらそれは堪ったものではないというのは理解できる。しかし二次創作というある意味での盗作をしている人がAI画
今から50年前の昭和47年3月27日。サンダーマスク最終回『さらば勇者輝く星よ』が放送された。仔細は各自で調べてもらいたいが、サンダーマスクは敵を倒すも自らも命を落としてしまう。美談仕立てで語る人もいるが私から言えば結構惨たらしい最後である。 キメポーズでも取ったかと思えば体から発火しはじめて・・・ 見る見るうちに燃え広がってサンダーマスクは消滅してしまう。地球の平和を守る正義の味方の主人公が、である。 そして一粒の光が天高く舞い上がり星となった。星になったと言えば聞
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3月13日からマスク着用が個人の判断に任せられるというので、ふざけるなと言いたい。そんな事を言われなくても元々ノーマスクである。ついでに言うならノーワクチンだ。理由は一つで実にバカバカしいからだ。 そもそもマスク着用など最初から個人の判断に委ねるべきであって、政府だの専門家会議だのましてやマスコミやヒマ人に着用を強制される言われはない。それを付和雷同して着用した人の何と多かった事か。実に情けない限りである。 原因であるコロナウィルス感染拡大も、発生は中国の武漢だか、日本
ガーシーには失望した。トルコに行った時点で怪しいとは思ったが、やらかしてくれた実に残念だ。逮捕が怖いらしいが、その逮捕自体を支持者が批判してガーシーを擁護してくれただろう。それに微罪逮捕や別件逮捕という警察の常套手段を批判するチャンスでもあったのだ。それに陳謝の場でのガーシー砲炸裂という期待を裏切ったのは許しがたい。陳謝と同時に「ロシアのプーチン大統領は植毛つまりハゲ」「大阪市長の松井一郎はリーゼントのカツラをしているつまりハゲ」「立憲民主党の小西洋之は鉄製のカツラをしてい
雑誌に一回きりしか載らなかった作品を紹介しようと企画の2回目。今回の場合は事情が少し違って、雑誌『Mr.アクション』に昭和53年頃に掲載され、その後、ほるぷ平和漫画シリーズ22『大空のかなたに』に収録され以後それきりと思われる、小川保雄『鳥人戦記<未来編>』を紹介したい。 198X年。領空侵犯しようとするソ連機を警戒するために、北海道のとある基地から出動する自衛隊のF-15戦闘機だが、ソ連機はいつもと違う様子。 それもそのはず。ソ連は新型機を投入しており、F-1