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ガビョ布『白くて三角でリボンのついた・・・☆』

 雑誌に一回きりしか載らなかった作品を紹介しようとする企画の3回目。今回は創刊と当時に廃刊となった『COMIC CUTEGIRL 2012年6月号』に掲載され連載予定だった、ガビョ布『白くて三角でリボンのついた・・・☆』を紹介。

 マリエとハナはとあるお屋敷のお手伝いさん。よく晴れた日、マリエがご機嫌で洗濯物を干しているとハナがやってきて洗濯物を確認しある事を話し始める。

 それは街で下着ドロボウが流行っているという事。ハナのパンツも盗まれたようだが、マリエはその意図が知りたい様子で二人でおバカな方向へと想像を膨らませながら、部屋へと戻るのだが・・・

 何と部屋に戻ると下着ドロボウの犯人(女の子)がパンツを物色中。意図を尋ねると、どうやら誰かの依頼を受けての事らしく、ハナのパンツを鳩に託して飛び立たせ、自身も逃走を図るが、

 その前に、ハナのパンツを一瞬で脱がせて奪うと、今度は二人の服を一瞬で脱がせるとタカをくくって逃走するのだが・・・

 何とマリエがスリーマー一枚(ノーパン)で追ってくるのを、ハナがサポートするかのように追いかけ、犯人の追跡というよりも、変態が人を追いかけるような展開に。マリエにとっては服を着ていなくても、大事なパンツらしい。

 ハナの恥知らずかつ迅速な行動の前に、犯人は服の裾を掴まれ転倒。そこを抑え込まれてしまう。なぜか犯人の目は鶴鶴になっている(笑)までは良かったのだが・・・

 何とハナのパンツは水たまりに落ちてビショビショになったので、今度はハナが犯人のパンツをはぎ取って自分が着用。事件は無事一件落着かと思わせながら、犯人の裏にある巨大な陰謀?を感じさせるラストとなっている。
 
 雑誌が創刊して即廃刊という不幸がなければ、このように少しHで多分におバカな連載が続いていたかと思うと、この作品が続かなかったのはかなり残念に思っている。作者自身もかなり優れたギャグセンスの持ち主なので、どこかで再起してほしい。

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