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「イメージする」という表現への違和感
『※写真はイメージです』
どこかで見たことある表現。これは『※音楽はミュージックです』と同じ、同義語反復である。
英語話者は、『image』をそんな使い方しない。そのことを調査した人がいたので引用する。
日本語パンフレットにこれだけ「イメージ」が頻出してるんだから、英語版はどうなっているんだ?と考えるのは(このブログ的に)それほどおかしくないはず。そこで、家に帰ってから調べてみましたとも。グーグルで「pdf, catalogue, TV」あたりで検索して。
そうしたら意外や意外、これが全く使われてないんですよ。日本のパンフレットは写真が出てくるごとに「*イメージです」のオンパレードなのに対し、英語版はそんな記載一切なしだったのです。
えっ??って感じ。もしかして、「*イメージです」の注記は日本特有で、法律、業界自主規制、メーカーの親切心かなんかで付けているんでしょうか?
英語メディアでも、日本語と英語においての「image」が相違する事を説明していた。
日本語で「イメージしたもの」というと、頭の中で考えているアイデアなども含まれる場合がありますが、英語のimageはあくまでも「像、画像、映像、描写」などの「視覚的でイメージできるもの」を指します。
「※写真はイメージです」は『想像図です』で済む。
「イメージする」は「想像する」でいいし、「イメージした」は「そういう印象を受けた」みたいな表現でいいだろう。わざわざカタカナ語を用いるより、日本語で代替できるならそちらを選ぶ方が、私としては好ましい。
この件については、後日また記事にしよう。
世の中には、おかしなカタカナ語が溢れているよ。ルー大柴じゃないんだから、外来語は日本語に置き換えよう。日本語に無い表現ならまだしも、大体は日本語で事足りる。
それが、日本語話者としての拘り。
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