いこーよ:子育てについてのnote

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いこーよ:子育てについてのnote

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「子どものために」というエゴ

「子どもの選択肢を広げてあげたいから」 「幸せになって欲しいから」 「たくましく育って欲しいから」 それぞれの親の願いが背景にありさまざまな方法で教育が行われますが、話を聞いていると「子どもの声聞いてる?」という状況に出くわすことがあります。 会社においても「お前のために言ってるんだよ!」と叱りつける上司はたいてい部下のためではなく自分のために叱っていたりします。 こういう状況で厄介なのは第三者からみると「それ完全に自分のためでしょ」「部下(子ども)がかわいそう」と思う

    • 叱るのではなく聴くということ

      臨床心理士の村中直人さんは 「叱る」とは叱る側が求める「あるべき姿」や「してほしいこと」を実現するための手段だと述べています。 よく「怒る」は自分のためで「叱る」は相手のためだという言葉を聞くことがあります。 叱り方の本などもたくさんありますし 怒らないための方法というアンガーマネジメントの本もたくさんあります。 親御さんの話を聞いていると、叱り方に悩む人はたくさんいますし、実際に子どもコーチングをやっていても、コーチ側の「あるべき姿」や「してほしいこと」を子どもに無

      • ADHDの子への教育指針

        近年の教育のベースとなる思想は「人は誰でも努力すれば報われる」というものです。 知能ではなく「やりぬく力」が重要で、やり抜く力があればどんな人でも成功できる!と自己啓発本がベストセラーになったり、教育業界でも落ちこぼれから、いい先生との出会いや本人のやる気で成績が向上し、人生大逆転!みたいなストーリーが好まれます。 「私なんかでも成功できるんだ!」と希望を感じられるこれらのストーリーは人々を勇気づける一方で、それでもずっと燻っている人には残酷な現実を思い知らせることとなり

        • 教育方針の決め方

          日本においてもいろんな教育サービス、教育機関が存在します。 まして、海外の選択肢も含めれば無限とも思える様々な選択肢が存在することになります。 以前、日本の教育は終わっている、、などと言ったところでどうしようもなく、大切なことは子どもの個を見てどういう教育環境がいいのか考えることだという内容をnoteにまとめました。 子どものパーソナリティは幼児期ほど親の影響を受けやすく、青年期になると非共有環境と言われる友達関係や先生との関係など家庭以外の人間関係の影響と遺伝の影響がほ

          世界の教育と日本の教育を比べて

          日本の教育はダメだ!海外の教育は素晴らしい!というようなメッセージをしばしばメディアを通して見かけますが、実態はどうなのでしょうか? 実際に詰め込み教育と批判されていた教育を受けていた世代の学力は世界でもトップレベルですし 教育先進国と言われる北欧の学力が低下しているというデータもあります。 日本の教育はオワコンだ、、なんて聞くことすらありますが、この文脈で引用される世界の教育は非常に魅力的に見えます ・宿題がないのに学力成績は世界でもトップレベル ・カリキュラムはな

          世界の教育と日本の教育を比べて

          「学校に行きたくない」「学校が楽しくない」について

          子どもコーチングを通して全国各地、いろんな状況の小中学生の悩みに接する中で、「学校に行きたくない」という話題について向き合うことがあります。 状況や深刻度の差はあれど、こういった悩みに対して我々がどうアプローチをしているのか?について今回は書きます。 「学校に行きたくない」という子に共通するのは「本当は学校に行かなきゃいけないけれど行きたくない、どうしよう」という悩みです。 つまり、「普通は学校に行かなくちゃいけないのに自分はダメなことをしている/ダメなことを思っている

          「学校に行きたくない」「学校が楽しくない」について

          偏差値と幸福度

          「全然宿題をやらない」 「そろそろ塾に通わせなきゃいけないのか」 「試験の点数がずっと悪い、どうしよう」 いわゆる「偏差値」「学歴」「IQ」などの頭の良さに関する悩みは誰もが1度は経験するのではないでしょうか? 全ての親の共通の願いは「我が子に幸せになってほしい」だと思いますが、果たして幸せと頭の良さはどれくらい関係しているのでしょうか? 世間一般的にいうと学歴が高いほど幸せな人生を送れて、学歴が低いほど人生苦労するというようなメッセージがあります。 この一般論の根拠

          塾を変えても成績の上がらない子に起きていること

          塾に行って勉強を頑張っているものの成績が思うように上がらなくて困っている 塾の方針がうちの子に合わないのかも、、と思って、思い切って塾を変えてみたものの状況はあまり変わらない、、 そんな悩みの場合何が起きているのでしょうか?今日は割と中高生向けですが、勉強のやり方を考える際のポイントを紹介します。 アインシュタインは「愚かさとは”同じことを何度も繰り返しながら異なる結果を期待すること”だ」と述べたと言われています。 塾というといわゆる授業を受けることですが、結局最も学

          塾を変えても成績の上がらない子に起きていること

          なんのために勉強するのか?

          「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれた時に何と答えていますか? 「勉強するといい大学に行けるし、いい会社に入れるし、お金を稼げるから」 「知恵のある人に騙されないようにするため」 「勉強していないとずっと損をするから」 「学歴と所得は相関関係があるから」 などいろいろな答えがありますが、果たして子どもは納得するでしょうか? 多くの場合、 「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と質問する子どもが本当に会話したいことは「勉強をなぜしなければならないのか納得したい」ので

          なんのために勉強するのか?

          悲観は気分、楽観は意志

          悲観は気分、楽観は意志 「幸福論」を書いた哲学者アランの言葉です。 ポジティブが大事!ネガティブはダメ!と世間的には考えがちですが、人は誰でも放っておくとネガティブになります。 生物学的に考えてみてください。 ネガティブ思考は命を守ります。大昔でも、、 「あそこからクマが出てきたらどうしよう」 「自分は運動神経悪いし、逃げるのもどうせダメだろうな」 「あぁ、明日もご飯食べられなかったらどうしよう、もう死ぬかもしれない」 といろんな不安を持ち自分に自信なく過ごした方が

          勉強嫌いな子への接し方

          勉強はやらせればやらせるほど嫌がられるとは言いますが、やらせなければやらせないでやらなさすぎて心配になります。 宿題したの?とうるさくガミガミ言いたくはないけれど、宿題しなくて学校の授業についていけなかったり、宿題もできないで社会で生きていけるのか不安なので、うるさく言うしかない、、 そんな悩みはないでしょうか? いこーよ子どもコーチングではそんな子どものサポートもしています。 我々が何をするか?というと「学ぶことが楽しい!」という体験に気づいてもらうアプローチをする

          子育てから子育ちへ

          「子育て」という言葉があります。 「子どもを育てる」という文字通り、子どもは生まれてから1人では生きていけません。 人間の場合、他の哺乳類と比べてかなり未熟な段階で生まれます。 例えば人間の妊娠期間は260日程度と言われていますがシマウマは300日以上です。 これはシマウマなどの動物はあまりにも未熟な状態で子どもを産んでしまうと、天敵にすぐに食べられてしまうため ある程度自立して動ける状態まで成長してから産む必要があるからだと考えられています。 そう考えると人間の赤ちゃ

          愛し合う夫婦関係とは

          ゲイリー・チャップマン博士という人が愛のコミュニケーション方法には5種類あるということを「5つの愛の言語」という著書で発表しました。 人は愛をどう表現するのか?愛をどのように受け取るのか?について博士は以下の5分類を話しています。 ①言葉によるコミュニケーション 愛を伝える、感謝を伝える、好きなところを伝えるなど言葉にして相手に愛を伝える方法です。 ②奉仕によるコミュニケーション 家事を手伝う、荷物を持つ、マッサージをするなど相手の人生がより良くなるように手助けをするこ

          質問力の重要性

          重力を発見したとされるニュートンは偉大な物理学者として有名ですが ニュートンの本当にすごいところは重力の法則を見つけ出したことよりも 木からりんごが落ちる様子を見て「なぜりんごは地面に落ちるのか?」を疑問に思ったことではないでしょうか? ニュートンよりも頭のいい人は世の中にいたかもしれませんが、木からりんごが落ちるという生きていたら当たり前のことに対して「どうして?」と思えた人はなかなかいなかったはずです。 人は生きている限り自分に質問をし続けます。 朝目覚めたら

          知ってるだけで得する脳の特徴3選

          子どもコーチングやママコーチングを提供する中で、定期的に話題に上がることがあります。 今日は特に多くのコーチングの中で話している脳の特徴を3つご紹介します。 ◾️脳は否定語を認識できない 友人や家族でぜひ実験してみて欲しいのですが 「赤いりんごのことを想像しないでください」と言ってみてください。 相手の脳内には「想像しないで」と言われているにもかかわらず、鮮明に赤いりんごが映し出されているはずです。 脳は否定語のことを認識できないのです。 「走るな!」と言うと走るこ

          知ってるだけで得する脳の特徴3選

          子どもにとっていい親とは?

          子どもにとっていい親とはどんな親でしょうか? 10人に聞いたら10通りの答えが出てきそうです。 子どもを無条件に愛する親 子どもに尊敬される親 仲のいい親 子どもを叱ったりしない親 いろんな答えがありますし、きっと正解なんてない問いなのですが、我々は子どもにとっていい親とは「毎日笑顔でいる親」だと定義しています。 いろんなママと話していると「子どものために」という言葉をよく聞きます。 そしてその裏には「子どものためになることであれば私は我慢しなきゃいけない」というメ

          子どもにとっていい親とは?