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なんのために勉強するのか?

「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれた時に何と答えていますか?

「勉強するといい大学に行けるし、いい会社に入れるし、お金を稼げるから」
「知恵のある人に騙されないようにするため」
「勉強していないとずっと損をするから」
「学歴と所得は相関関係があるから」

などいろいろな答えがありますが、果たして子どもは納得するでしょうか?

多くの場合、
「なんで勉強しなくちゃいけないの?」と質問する子どもが本当に会話したいことは「勉強をなぜしなければならないのか納得したい」のではなく
「勉強することそのものが嫌になってきている」ということです。

どんなに正論で勉強をすると生涯年収に影響があるなどと諭そうとしても効果がないことが大半です。
なぜならば結局それっぽい理由を伝えて説得したところで「勉強をしたい!」という理由にはならず「勉強しないと大変なことになる」という強迫観念によって行動を促されるからです。

人は誰もが学ぶことが大好きだし、人に何かを教えることも大好きです

「ねぇねぇ聞いて!」と子どもはみんな言ってきます

知らないことを知ること
わからなかったことがわかること

これは脳内に快楽物質を生みます

人がYouTubeやTikTokにハマるのと同様に勉強にハマることができるはずなのです。

YouTubeを見ている子が「なんでYouTube見なくちゃいけないんだろう」なんて考えません。
見たいから見る!それだけです。

だからこそ「宿題やったの?」「勉強そろそろしたら?」と勉強を強いるのではなく、学ぶことの楽しさを家庭で分かち合うようにすることが重要です。

大人でも、テレビで見た面白そうなことがあれば「一緒に行ってみようか!あれってどこにあるんだろうね?」と一緒に調べたり
食べたい美味しそうなご飯があれば「なんであんなに美味しんだろう?」と食べ物の成分を調べたり調理方法を調べることでも構いません。

気になったことや不思議に思ったこと、興味のあることを学び、共有する

そんな姿勢で生きている親を見たら学ぶことってあんなに楽しそうなんだ!と子どもも学ぼうとし始めることが多いです。

子どもは変わりたくないのではなく、他人から強制的に変えられたくないだけです。

子どもが変わるように、まずは自分が変わる、そんな姿勢で取り組んでみませんか?

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