マガジンのカバー画像

本の感想まとめ

41
本の感想をかいた分をまとめてます ほんとに感想です
運営しているクリエイター

#今こんな気分

『22世紀の民主主義』成田悠輔の感想

『22世紀の民主主義』成田悠輔の感想

成田悠輔さんの動画をYouTubeでチラチラ見るようになって、ぐぐったら本が出てきたので読んだ。
この本の解説動画を中田敦彦さんがされてるのをみていたので、概略は知っていたのだが、面白かった。

政治、なんとかしたほうが良いのはわかるけど、興味がないのよ。
興味がないけど、そのままだとは困るから、民意を反映はしてほしいけど、ワカルためには、工程が多すぎるし情報が煩雑過ぎる。
市民だって何とか出来る

もっとみる

『老い方、死に方』養老孟司を読んで

動画サイトを見ていて、養老孟司さんと成田悠輔さんの対談をみつけて、楽しそうだなと思った。
地図を広げて、ここからは生息する虫が違うとか言いながらお互いに敬意を払いながらも、年代を超えてワイワイしてて楽しそう。
成田悠輔さんも皮肉の効いたプレゼンで有名だけど、時と場合、使い所が絶妙で、人に合わせて会話を使い分けるというか、選び方の塩梅が好きだ。
前から好きだった養老孟司さんと、最近面白い人だなと思っ

もっとみる

『奴隷の哲学者エピクテトス人生の授業』荻野弘之、かおり&ゆかりを読んで

最近の関心、哲学者エピクテトスである。
私は外の世界のテクノロジーとかにも関心はあるが、手も届かないし、理解も及ばない。
それよりも、自分の内的な充実、人間的成熟とはなにかとかのほうが気になっている。
正解などはないということはもうわかっているが、白黒思考の呪縛を抜けてもなお、自分探しの旅はやめられない。
確固たる自己など無いとわかった今、私という日々変化する面白存在を眺めているのだ。
エピクテト

もっとみる

『ホモ・デウス(上・下)』ユヴァル・ノア・ハラリの感想

サピエンス全史を読んでいた知り合いがいて、その子がユヴァル・ノア・ハラリの著作が好きと言っていた。
私も興味があったので聞いていると、貴方は現代の方への興味が強いなら、『ホモ・デウス』が読みやすいかもよと勧めてくれたのだ。
そんなこんなでいつか読もうと思っていたのだが、うつで脳がバグってる間はこの分厚い著作を読める気がしなかった。
しかし、正常に近い時間が伸びている今なら読めるような気がした。

もっとみる

本の感想ってほんとに感想だから、なんか、この本こんな内容だったか?私の妄想が飛躍しすきでは?って感じになるな。本要約みたいな内容でサクッと纏めて忘れないようにしたいなって思ってはじめたけど、偏った思想を垂れ流してるだけな気がする。でも楽しい。自己満足って大事。

『モラルコンパス今を生き抜くための哲学』梛琴葉を読んでの感想

相変わらず哲学の本を読んでいる。
哲学の本にしては順序立てて内容が整理されていて、かなり読みやすかった。
私は、著者がなんか好きに喋ってるみたいな本も好きだが、こういう読み手に親切な本も好きだ。やさしっ!嬉し!てなるので。

人間の『善い』とは何かという問いが引っ掛かった。
私は前職で、自分の思う『善い』と、実際の法律(ルール)の上で出来る『善い』と、あくまでも一時的な支援として会社が提供できる『

もっとみる

『ほんとうの「哲学」の話をしよう』岡本裕一朗×深谷信介を読んでの感想

哲学とか倫理学とかに興味がある。
大量の情報に押し流される現代で、普遍的なものとは何だろう。そんなものは無いのだろうか。
ココにある私、それを定義するものは何だろう。
すべてが薄っぺらく、華やかで真理を持ったかのように偽装した有益なようでその実なんの意味も持たない情報に囲まれる今、もっと本質的な何かはないだろうか。
そんな気分である。
本書は、過去から未来まで、現代の情報化社会とこの先台頭してくる

もっとみる

『働く人のための最強の休息法』猪俣武範を読んで

暫く天気が悪いので本を読んでばっかりです。
健康に関する情報は沢山ありすぎて、取捨選択が難しいですよね。
私はもう何を信じたらいいか分かりませんので、私が信じたいものを信じます。
それにしても、働く人のためのと銘打たれた本を働けなくなった私が読むのは何だか面白いですね。
無職になってはじめてゆっくりした時間を手に入れて、穏やかに本を読んだり出来るのですから、無情ですね。
ネットから付け焼き刃で詰め

もっとみる