見出し画像

ドイツ一人旅_初めてのソーセージ_02_06【海外旅行】

前の話  プロローグ  2日目01

1999年冬 2日目 カッセル

時刻は12時になっていた。

カッセルには急遽訪れたので事前情報も少なく、どこへ行ってよいのかわからず、特に目的もすることもなくトボトボと駅へと向かって歩き始めた。

お腹が空いた。

駅に到着し、昼飯を食べることにした。駅の小さな売店でソーセージが売られていた。ドイツと言えばソーセージ。こんがりと焼けた、いい匂いが食欲をそそる。迷いなく昼飯はソーセージに決めた。

ドイツではソーセージを買うとパンが付いてきて、挟んで食べるのだ。ソーセージもパンも大きいのでそれだけで立派な食事になる。

ケチャップとマスタードをかけてかぶりつく。初めてドイツで食べたソーセージは、いわゆるフランクフルターと呼ばれるスタンダードな太いタイプでぎっしり詰まっている肉の味が濃厚で、ものすごく美味しかった。

腹が満たされると更にすることがなくなり、とりあえずマールブルクに戻ることにした。



次の話 (表示されない場合は次回更新までお待ちください)

#旅 #旅行 #海外旅行 #旅行記 #一人旅 #ひとり旅 #ヨーロッパ #ドイツ #バックパッカー #ショートショート #連載

サポートして頂いたら有料記事を購入します!