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ほうれん草か小松菜か

こんにちは、ちょらです。

僕は週に4回は小松菜を晩御飯のメニューとして扱っているのですが、中にはほうれん草をよく食べる人も多いかと思います。

小松菜とほうれん草は見た目的にも栄養的にも似ている野菜なので
、どちらを食べれば良いか気になって調べてみました。

今回は栄養面からどちらを食べれば良いかをポイントを踏まえて紹介していきます。


ほうれん草と小松菜の栄養成分の違い


だいぶ細かいところまで算出しました。

こうやって比較すると大きく違うところもありますが、ほとんどが似たような栄養バランスとなっています。

小松菜の方が底カロリーな分、ビタミンやミネラルが若干劣っていますが、気になる程ではありません。

ほうれん草はナトリウムやマグネシウムが多く含まれており、これらはエネルギー代謝、神経伝達、筋肉の収縮、血圧の調整に関わっています。
また、ビタミンA,Eの含有量が小松菜より多く、これらは代表的な抗酸化ビタミンであるため、老化予防や美肌に繋がります。

一方小松菜にはほうれん草の3倍以上のカルシウムが含まれており、カルシウムは健康な骨や筋肉に欠かせません。
カルシウムは日本人が最も不足している栄養素と言われるほど摂取不足になりがちですので、小松菜は嬉しい栄養源と言えます。

普段使いはほうれん草より小松菜

栄養素の観点からみるとほうれん草の方が若干栄養価が高いですが、普段使いを考えると調理のしやすい小松菜の方がいいでしょう。(※あくまで個人的な見解です)

ほうれん草はアクが強いのでアク処理しなければいけなく、形が崩れやすいです。
また、ほうれん草を食べると尿路結石になる可能性があるので毎日の食事に取り入れるのはちょっと怖いです。

一方小松菜はアク抜きの必要がなく、茹でてもシャキシャキした食感が残るので満足感があります。

ほうれん草の食べ過ぎは尿路結石になる

ほうれん草はアクが強い野菜で、このアクの正体がシュウ酸です。

昔アメリカでほうれん草を食べるヒーローのアニメが人気となり、その影響でほうれん草を食べる人が増えて、尿路結石になる人が増えたことがあるそうです。

ただ、シュウ酸はカルシウムと一緒に摂ることで結合して体外に排出されます。また、しっかりとアク抜きをすることでシュウ酸を減らすことができます。
とは言え、生でほうれん草を食べると尿路結石を引き起こす可能性が高くなるので注意してください。

ちなみに小松菜にもシュウ酸は含まれていますが、含有量が少なくカルシウムも豊富に含まれているのでシュウ酸の心配をする必要はありません。


最後に

ほうれん草も小松菜も栄養価が高い野菜の一つですが、ビタミンDなどの栄養素は含まれていないため、他の食材と組み合わせてバランスよく摂取するようにしてください。

それではありがとうございました。
健康生活をお過ごしくださいっ!



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