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もしもジャイアンがクラスメイトだったら?「ジャイアンアセスメント物語」

前回はジャイアンをアセスメントし、アセスメントシートを作成しました。

そんなジャイアンが教室にいたらどうなるか考えてみました。
アニメでは、小学5年生という設定です。
そのジャイアンが小学1年生の頃どんな様子だったのかを、タイムマシンにのって教室の様子を見に行きたいと思います。

ジャイアンという固有名詞を使うのは気が引けるので、
ジャイアン→アンドレ、すね夫→ほね夫、
とします。

レッツゴー!

~アンドレ、ほね夫の鉛筆を取るの巻~

入学式翌日の出来事。
アンドレとほね夫は同じクラスでしかも隣同士で一番前の座席。

アンドレがほね夫の筆箱の中にある鉛筆を取り上げて
「この鉛筆は今から俺様のものになった!」
ほね夫が
「アンドレ、それぼくのえんぴつだよ。返して!!! 」
「いやだね、お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの」
ほね夫は力ずくでアンドレから鉛筆を取り返そうとすると、
「調子に乗ってんじゃんねえぞ、ほね夫、ボコッ!!」
アンドレはほね夫を殴ります。
「エ~~ン!!😿先生、アンドレが殴ってきた」
「たけしくん、人をそんな簡単に殴ってはいけませんよ」
「殴ってなんかねえし!ほね夫がこのえんぴつを取り返そうとしたらおれの手があたっただけだし」
「嘘つけ!アンドレ、思いっきり殴ってきたじゃないか、おれの目みてみろよ、青タンできてるぞ。どうしてくれるんだ!」
「仕方ない、たけしくん、今日のことはお母さんに連絡するから、連絡帳出しなさい」
「ひえええっ~~母ちゃんに連絡するのだけは勘弁してくれ~先生」
「ほね夫悪かったごめん。この通りだ。ゆるしてくれ。鉛筆も返すよ」

放課後
ほね夫のママが学校にほね夫とともにやってきた
「先生、ほねちゃまのこのお目目をみてちょうだい!こんなに腫れてるざます」
「ほねちゃまに聞いてみたら、アンドレに鉛筆とられて取り返そうとしたら殴られたっていうざます。どういうことなんでざますの?」
「お母さまのおっしゃる通りでございます。本日電話で連絡をしようと思っていたところなんですよ」
「本当ざますの?先生」
「ええ、まあ…すぐに連絡さしあげなくて申し訳ありませんでしたすね川さん。」
「本当ざますわ、こんなこともう1度あったら教育委員会に訴えるざますよ」
「承知しました、気を付けてみていきたいと思います。」

続く







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