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「今」と「これから」を大切にする自己分析~『ミーニング・ノート』を就職活動に活用しよう~vol.2

みなさん、お元気でしたか?金風舎でインターンをしている大学3年生のMです。
今日は前回の続き、「ミーニング・ノートを実践してみて私に起こった変化」について、お話ししていきたいと思います。


「ミーニング・ノート」を実践して1ヵ月。私に起こった変化~就活編~

ミーニング・ノートのために購入した、「ライフノート ピスタチオ A5横罫」。このノートを使って、記事を書いている時点で約1ヵ月間、私は「ミーニング・ノート」による自己分析を実践しました。そして、そのわずかな期間のなかでも、色々な気付きや変化がありました。

それらについて、<就活関連のこと><それ以外のこと>に分けてお話しします。


<就活関連のこと>
①やりたい仕事について、「モノ」軸ではなく「コト」軸で考えられるようになった


まず、①についてです。

「ミーニング・ノート」を始める以前の、私のいわゆる就活の軸は、「とにかく本が好き!だから本に関わる仕事がしたい!」という単純(お粗末……?)なものでした。

しかし、「仕事にファンはいらない」と、みなさんも色々なセミナーやイベントで言われていると思います。ただその企業が生み出す「モノ」が好きなだけではダメなんですよね。その業界・企業に入ってどんな「コト」を実現したいのか?の方が、はるかに重要です。「モノ」軸より「コト」軸、ということですね。

そしてその「実現したいコト」が、ミーニング・ノートを実践するなかで見えてきたのです。

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夏休み期間中、私は出版業界を中心に見つつも、小売・金融・マスコミなど様々な業界のインターンシップに参加していました。上は、それぞれ出版業界と小売業界の企業が行った1day仕事体験に参加した際に、私が書いた「チャンス」です。

この2つのチャンスを併せて見たとき、私は「もしかして自分のやりたいコトって、人の人生を劇的に変えるというよりは、ほんの少しだけそれを前向きにしたり、彩りを添えたりするコトなのかも?」と気が付きました。

振り返ってみればそもそも私が出版業界を志したきっかけも、中学時代、人間関係に悩んでいたときにある小説を読み、励まされたからだったのです。当然ですが、小説を読んだからといって目の前の現実が変わるわけではありません。それでも、「明日からも頑張ろう」と、ちょっとだけ思えたのです。

ミーニング・ノートで発見したこの「コト軸」を基にして、先日は例で挙げたところとは別の小売企業のインターンシップに参加しました。社員さんとの座談会やグループワークを通して、「やっぱりこれが私のやりたいコトだ!」と再確認することができました。

ミーニング・ノートを始める前も、インターンシップや説明会に参加した際は必ずメモを取っていました。しかし、それを1冊のノートに書いて並べて見る、ということはしていなかったので、なかなか気が付きにくかったのです。

この並べて見るということは、非常に有効だと思います。ミーニング・ノートでは、授業、サークル、アルバイト、就活、趣味……などなど、ありとあらゆるジャンルの出来事を一緒くたに書くことになります。私の場合はインターンシップ同士をつなげましたが、人によってはアルバイトとつながったり、趣味とつながったりするかもしれません!


<就活関連のこと>
②自分の性格・性質について理解が深まったり、新たな発見があったりした

続いて、②についてです。

「いやいや、自分の性格なんてもう分かってるよ!」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、本当にそうでしょうか?

就活のなかで「ジョハリの窓」という言葉を聞いた方は多いかと思いますが、自分自身のことは案外分かっていないものです。「チャンス」として言語化・可視化することで、何か新しい発見があるかもしれません。私みたいに。

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例えば、上の2つのチャンス。私はこれらから、「自分は形から入る性格なんだ」ということに、20年間生きてきて初めて気が付きました。

9月7日のチャンスは、とあるビジネス書に「朝に散歩して太陽の光を浴びると、セロトニンが分泌されて仕事の効率が上がる」と書いてあるのを読み、実行したときのものです。

充実した1日を過ごすことができたのは、セロトニンが分泌されたからというよりはむしろ、「本に書いてある通りに散歩した!これで私も仕事のできる人間の仲間入りだ!」とテンションが上がったことの方が、断然大きいと思います(笑)。

また、9月20日のチャンスについては、私はいま将棋を観ることにハマっていて「自分でも将棋を指せるようになりたいな~」と考えていました。しかし、スマホに将棋アプリを入れてもなかなかやる気が出なかったので、それなら将棋盤を買ってしまえ!とAmazonでポチったのです。

部屋に将棋盤があるだけで少し強くなった感じがしますし(これは完全に気のせいです)、時間があるときには入門書を見ながら駒を動かして勉強するようになりました。

以上のチャンスから分かるように、私は「形から入るタイプ」の人間だったのです。それを裏付けるチャンスは他にもたくさんあり(多すぎるので割愛しますが)、振り返ってみれば過去にもそのような出来事が多々あります。20年間気が付かなかったのが不思議なくらいです。可視化・言語化することの力を改めて感じました

面接やESでは、性格(長所・短所)をストレートに訊かれる場合もあれば、「人と意見が対立したときはどうする?」「ストレスの解消法は?」「自分を動物に例えると?」……などなど、少し趣向を変えた質問を通してそれを問われる場合もあると思います。

いずれにせよ、ミーニング・ノートで自分の根本にある性質を発見し、しっかりと言語化しておきたいですね。また、具体的なエピソード(証拠)を訊かれた際には、反対にその性格を導き出す根拠となった「チャンス」の方を答えれば良いと思います!


本日はここまでです。
就活以外で起こった変化や気付きについては、また次回、お話します。
来週12月18日(土)に公開する予定です!



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