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「今」と「これから」を大切にする自己分析~『ミーニング・ノート』を就職活動に活用しよう~vol.1

みなさん、初めまして!金風舎でインターンをしている大学3年生のMです。

突然ですが、みなさん就職活動は進んでいますか?

「各社のインターンに参加したり、SPI対策をしたりしている」という方もいれば、「まだまだこれから……」という方もいたり、進捗具合は人それぞれかと思います。

しかし、この記事にたどり着かれた方は、みなさん自己分析にお悩みなのではないでしょうか。


自己分析は難しい!

自己分析……難しいですよね。

ESや面接を通して企業に問われるのは、ほとんど自分自身についてのこと。だから自己分析は重要だ、と分かっていてもなかなか手を付けられない……。

実際に、私もそうでした。

今から就活やるぞ!と思い立った4月の初旬。「モチベーショングラフ」や「自分史年表」などの方法を調べるも、何かと言い訳をつけて後回しにする日々が続きました。

重要だと分かっているのに、なぜ後回しにしてしまったのか?

それは、「モチベーショングラフ」や「自分史年表」といった自己分析の方法に対して、少し疑問があったからです。

「モチベーショングラフ」も「自分史年表」も、自分の人生を生まれたときから振り返ります。そして、自分の記憶に鮮明に残っている出来事を洗い出し、それが今の自分の価値観や考え方にどう影響しているか?を分析します。

たしかに、過去を振り返ることは大切です。今の自分を形作っているのは、間違いなく過去の積み重ねだからです。

しかし私は、過去を振り返るのと同じくらい、「今」の自分と向き合うこと、そして「これから」の自分はどうしたいかを理解することが大切なのではないか、と考えていました(正直、幼稚園や小学校の頃の出来事を今の自分につなげようとしてもなかなかピンと来ませんよね……?)。

だからこそ、「今」と「これから」の視点が不足した「モチベーショングラフ」や「自分史年表」に対して、やる気が出なかったのです。


「ミーニング・ノート」との出会い

このように自己分析の方法について悩んでいる最中、私は金風舎でインターンをさせていただくことになりました。

そこで、ある1冊の本と出会います。
それが「ミーニング・ノート」です。

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「ミーニング・ノート」の広報を担当することになった私は、本の電子データをいただいて一通り目を通し、そして思いました。

これこそ、私が求めていた「今」と「これから」を大切にした自己分析の方法だ、と。


「ミーニング・ノート」とは何か。そして、それがなぜ自己分析になるのか

「ミーニング・ノート」とは、一言でいうとチャンスをつかみ、自分と向き合うためのノート術を説いた本です。

本書が説くノート術はとてもシンプル。A5サイズのノートを1冊用意して、

①1日3コ、「チャンス=心が動かされたこと」をノートに記録する
 (これが、チャンスページです)
②それを定期的に振り返る
 (これが、戦略ページです)

ウィークリーページの書き方

「なぁんだ、それだけか」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、侮ってはいけません。1日3コずつでも、1週間では21コ、1ヵ月では93コ、1年間では1,095コものチャンスを書くことになります。

ちなみに、本書で言うチャンスとは、「宝くじが当たった」とか「賞を受賞した」とか、一般にチャンスと聞いて私たちが想像するような、貴重で特別な出来事である必要はありません(これを、本書ではキラキラ・チャンスと呼びます)。

例えば、「友達と久しぶりに電話した」「部屋の掃除をしたら探しものが見つかった」といったささいな出来事(わらしべ・チャンス)や、「先輩に怒られた」「バイトで失敗した」などのショックな出来事(スパイシー・チャンス)でもいいのです。

とにかく、自分の心が揺さぶられれば、それはすべてチャンスなのです。

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さて、このようなチャンスを書きためていくことで、「自分はどんなときに感情が動くのか」というデータがどんどん蓄積されていきます。つまり、1冊のノートが膨大な「自分データベース」に変わっていくのです。

そして、「ミーニング・ノート」の真髄はそれを振り返ることにあります。1週間、1ヵ月、1年と、定期的に書きためたチャンスを見返します。そのとき、関連性のあるチャンス同士を線でつないだり、自分にとって重要だったチャンスに印をつけたりします。

そうすることで、点と点だったチャンスがつながっていき、自分の根底にあった価値観や考え方が見えてきます。また、チャンスを選んで印をつけることで、そのなかでもより自分にとって大切な価値観は何なのか?を、順位付けすることもできるのです。

また、チャンスページを見ていただければ分かるように、「ミーニング・ノート」には願い事を書く欄もあります。チャンスを見返して頭のなかを整理していく過程で、ふと心に浮かんだ夢や目標を書き留めておけるのです。

このように、ひたすら「今」の自分と向き合い、「これから」の自分が何をしたいのか探っていく「ミーニング・ノート」のノート術は、まさに私が求めていたような自己分析の方法でした。


「ミーニング・ノート」を実践して1ヵ月。私に起こった変化~準備編~

こうして「ミーニング・ノートは自己分析に有効なのではないか?」と考えた私は、早速それを実行に移してみることにしました。

まず私が行ったのは、ノートを買うこと。長く使いつづけることになるノートなので、肌馴染みが良かったり、表紙を見るだけでテンションが上がったりするものを選ぶのがオススメです。

Amazonと小一時間ほど向き合った結果、私は「ライフノート ピスタチオ A5横罫」を購入しました。表紙の柔らかなピスタチオグリーンが気に入りました。

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このノートを使って、記事を書いている時点で約1ヵ月間、私は「ミーニング・ノート」による自己分析を実践しました。そして、そのわずかな期間のなかでも、色々な気付きや変化がありました

それについては、また次回、お話したいと思います。
来週12月11日(土)に公開する予定です!


『ミーニング・ノート』についてもっと知りたい方は、こちらから!

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