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着物との出会い

私と着物との出合いは小さい頃の七五三がはじめてです。

母に着せてもらい、着くずれないように腰紐も伊達締めもかなりしっかり着付けをしてもらって動きにくかったこと、はじめての着物に「いつもよりおしゃれをしてる」という特別感があったのをぼんやり覚えています。

それから成人式までは、着物を着る機会がなく過ぎていきましたが、成人式の振袖を母と見に行った際、母が着物についてとても詳しく、楽しそうに着物の柄について話したり、家にある着物の思い出について話したり、私の着る振袖には「これが合うよ」と一緒に選んだりしながら、楽しい時間を過ごしました。

人生のイベントでしか着物を着る機会がなかった私ですが、この過去の思い出から「着物を着ることは素敵なこと」として思い出深く残っていました。

それからまた着物と出合うきっかけになったのは、1年前、着付け教室の案内を旭川市のポストに入る情報誌で見たことです。

ちょうど主人の転勤で本州から北海道へ来たばかりの頃で、土地勘もなければ知人もおらず、周りとの関わりがなくなり、塞ぎ込みそうになっていた時、体験に出かけました。

成人式以来、着物は着ていなかったですが、体験では先生に優しく指導していただきながら、思っていたより時間もかからず、「自分でも着られそう」と思えたことと、母が大切にしてる着物が着られたら…という思いと、着物でおでかけするイベントがあるということにワクワクし、着物の世界に入りました。

今では、教室で出会った先生や一緒に学ぶ皆さん、着物でおでかけイベントで会う方々、実家にある着物たちや新しく出合う着物たちなど、たくさんの出会いに恵まれ、着物による出会いに感謝しています。

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