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光る君へ 第十三回の感想〜再会〜

第十三回、観ました。


一条天皇元服

一条いちじょう天皇てんのう元服げんぷくしましたね。

と言っても、まだ、十一歳。

老い先短い、兼家かねいえが、最後の総仕上げを開始しましたね。

そして、定子さだこ入内じゅだい

仲睦なかむつまじい、おままごとのような夫婦ですが、詮子あきこ様は気に入らない様子。

定子が、道隆みちたかの娘だからなのか、自分は円融えんゆう天皇てんのうと仲睦まじくなれなかったゆえの嫉妬しっとなのか・・・。

さてさて、どうなる事やら・・・。


民想う道長

兄の道隆に対し、民からの訴状そじょう奏上そうじょうすべきと論ずる、道長みちなが

実資さねすけが、一目置いていましたね。

精進、精進。


御嶽詣の宣孝

派手な衣装で、御嶽詣みたけもうで顛末てんまつを語る宣孝のぶたか

枕草子まくらのそうしで、清少納言せいしょうなごんが書いたネタが、ここで投入されましたね。

そして、ヒロインと実子の縁談話に、駄目を連呼する宣孝。

釣り合わぬとの申され様に、それでは、誰が釣り合うのですか?と聞きたくなりますが、宣孝の本心は、どう想っているんでしょうかね?

ヒロインに懸想けそうする雰囲気が、まだ無いので、本当に夫婦になるのか、あやしく感じる、今日このごろです。


働き口を探して

ヒロインは、暮らしを楽にする為に、働き口を探し始めましたね。

その動きは、倫子ともこ様にも伝わります。

婿むこ(道長)を取ってから、ほとんど会っていない二人。

懐かしさも相まって、倫子は、自分の屋敷で雇おうと考えました。

しかし、ヒロインとしては、受け入れ難い話。

想い人の屋敷で、仲睦まじい姿を見せられるのですから、辛すぎますよね。

倫子の気持ちは嬉しいんですが、素直に受け取れないヒロインなのでした。


呪詛の女王

源明子みなもと・の・あきこ、もとい、明子あきこ女王じょうおうが、兼家の扇子を手に入れましたね。

これで呪詛じゅそできると喜ぶ、明子。

安和あんなへんの首謀者で、生き残っているのは、兼家、ただ一人。

どうしても呪いたいんですね。

恐ろしい女です。

当時の呪詛は、殺人罪に等しいのですから、バレたら罪人となります。

兄の源俊賢みなもと・の・としかたも、もう少し懸命に止めるべきだと思うんですが・・・。

それに、陰陽師によって、呪詛じゅそがえしをされたら、明子自身の命に関わる事になります。

明子が、命懸けである事は分かるのですが、身代わりに、お腹の子が流れる場合も・・・。

それも計算しての事なんでしょうか?

道長の妻になったのも、兼家を呪詛する為だとしたら、どうせ道長の子が流れても構わないくらいに思ってるんでしょうかね。

やっぱり、恐ろしい女ですね。


あの時の漢詩

道長が、婿入り先にまで、持ってきていた漢詩。

男は、未練たっぷりに、なかなか捨てられない生き物だと、分かってらっしゃる脚本ですね。

倫子は、明子が送ったモノと疑ってましたが、まさか、目の前の女とは思ってもいないのでしょう。

いつか、バレるんですかね?

そして、四年ぶりの再会。

硬直する、ヒロインと道長・・・。

どうする、どうなる?

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