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インターナショナルスクールに16年間も通い続けることを選んだ3つの理由

『インターナショナルスクール』。名前の通り、インターナショナルな学校のことです。外国人と日本人の生徒、親御さん、そして教師が一つのコミュニティで英語に触れながら学べる場

そんな日本の国公立の学校とは違う、インターに通い続けた3つのきっかけ・理由について話していきます。

まず始めに、私は2歳半年上の兄がいます。小中学生の頃はしょっちゅう喧嘩をし、親に叱られておりました。(笑)そんな兄と一緒に私はインターへ通っていました。

しかし、兄は小学校5年生に近所の公立小学校へ転校し、中学受験を経て高校、大学、そして今では大手企業の新入社員としてこれから働き始めるところです。

一方で、私は幼稚園から高校3年生までインターに通い続け、大学受験を経て田舎から上京し、現在は上智大学で英語と社会について学んでおります。

兄弟そろわず(-_-;)、違う道と人生を歩んできましたが、互いに大学へ進学することも叶い、一歩ずつ思い描いている将来の自分に近づいて行けているように私は感じます。

では、なぜ私はインターに行くことになり、高校三年生まで通い続けようと思ったのか。

1.通い始める経緯

親の経験から来る判断

私、そして初めに兄がインターに通い始めるきっかけとなったのは母親の判断でした。アメリカの大学院とホームステイで英語を学びつつ、後に海外の大学で日本語の教師となった母でしたが、実家の事情で急遽日本に戻ることになったそうです。

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数年後、日本で生まれた私たち兄弟は多くの同年代の子たちと同じように、公立小学校へ通うはずだったと思います。祖父、祖母、父、その他親戚・友人らもそう期待していたでしょう。

しかし、彼らの期待はあっさりと砕かれました(笑)最近よく聞く「おうち英語」「育児英語」を母は私たち兄弟が生まれた時から始めていたようです。

会話・音楽・ビデオ(VHC)・本。私の思い出せる限り、母に日本語で話しかけられた覚えがほとんどありません。パッと考えても私が何かをやらかした時に「もう~!」と言わせて楽しんでいたことぐらいでしょうか(笑)

恐らく、母は英語文化と出会った人たちの魅力に惹かれて、日本でも英語を我が子にも身につけて欲しいと思ったのでしょう。また、英語で会話をすることで自分の英語力を衰えさせないようにとも考えたと思います。

一方で母親が英語教育に力を入れるなか、父親はというと高校レベルの英語しかできないので、母と私たち兄弟の会話はあまり理解ができなかったそうです(笑)今思うと可哀そうですね(._.)

そんなわけで、父とは日本語母とは英語で会話をする。なんとも不思議な家庭で育ちました。当の本人(きこくん)は違和感を覚えることはありませんでしたが(笑)

ここで話を戻します。英語を使って成長し、将来の選択肢が増えるように願い、母は知人の紹介でインターナショナルスクールという私立校に私たち兄弟を幼稚園から入学させました。

3歳から高校3年生まで通えるその学校は当時、外国人の子供たちと家庭が大半を占めており、日本人が3割にも上らない程でした。インターという存在自体があまり日本社会に広まっていなかったのでしょうか。

そういうわけで、このような経緯と母親の考えでインターに通うこととなった私でした。

まとめ:母親のアメリカ留学と教師という職からの観点により、英語教育の重要さと将来性を見据えて私はインターに通い始めることになりました。英語に触れる機会が多い家庭環境もその理由の一つだったのでしょう。


2.理由①個人的な判断

公立小学校が自分に合わなかった

以前、私は幼稚園から高3までインターへ通っていたと述べましたが、実は公立小学校にも登校する時期がありました。しかし、転校をした訳ではありません。インターと、公立小学校の両方に私は在籍していました。

説明しますと、私が通っていたインターはアメリカ寄りの年内授業スケジュールに合わせていたため、日本の学校と夏休みや冬休みの時期がずれていました。それもあって、インターと日本の学校の両方を経験することが叶いました。

小学校1年生から6年生まで短期間だけ通い、友達もでき、野外活動などの学内イベントにも参加することができました。しかし、楽しかった思い出もあれば、寂しい気持ちも多々感じることがありましたね。((+_+))

このように感じたのは、幼稚園から毎日のように通っていたインターと比べて文化の違いや、授業の仕方に違いを感じたためだと私は思います。正直に言って、公立小学校の環境は私には合いませんでした

どのような違いと違和感を感じたかと申しますと、公立小学校では決まった行動をし、決まったような発言をする。生徒の意見をあまり重要視していないような気がしました。

国語の授業で筆者の意図を読み解くという問題にも決まった答えがあったような記憶が。。。

インター通う3つの理由 問題例文

これは ↑↑↑ 極端な例ですが、数学のテストであれば決められた一つの答えがあるというのは理解ができます。ですが、国語において決まった答えがあるのは私としては不思議でした。

日本社会に適応するような生徒が育てられているような違和感を覚えました。その一方で、生徒自身に考える力を養わせようとしたり、自立心を持たせようとするインターは自由な環境に感じました。イメージで表すと「自由を尊重するインター」と「型にはめ込む日本の学校」。

しかし、このような意見も多くある中の一つに過ぎません。また、インターに長く通っていた分、バイアス(意見の偏り)に影響を受けている可能性があることもご理解いただきたい(;´Д`) *叩かないでねっ

このように、私と似たような経験や想いを持つお子さんや親御さんがいるかも知れません。そのような方にとって、インターへ転校するという判断を視野に入れることも悪くない手かもしれませんね(*^^)v

学校には人によって合う・合わないが存在します。苦手な人や食べ物があるように、教育環境にも重なる部分があると私は考えます。しかし、それは今までの経験と個人の考え方によって大きく変わるものだとも思います。

例えば、私は長いことインターに通っていて公立小学校が自分に合わなくなりました。しかし、小学校一年生から毎日のように公立小学校へ通っていればその小学校の教育環境に違和感を感じることも無かったのでしょう。

また、兄の場合はインターに通いつつ短期間の公立小学校で経験した楽しい思い出が影響を与え、公立小学校に自分から「行きたい」と親を説得して4年生で転校しました。

このように、学校や教育環境に対してどう思うかは人それぞれだと私は経験上考えます。もちろんインターにも、国公立の小学校からそのまま中高と上がっていくのも、それぞれのメリットや苦難があります。知り合いに相談したり、お子さんの気持ちも踏まえて判断するのも良いでしょう。

まとめ:公立小学校の環境が自分に合わなかった。この理由が大きいですね。これまで積んできた経験や育まれた考え方によって教育環境の合う・合わないが決まります。つまり、お子さんそれぞれに合わせた教育を考えて受けさせることが大事。親の都合ではなく、子供の考えも組み込んで(#^.^#)


3.理由②メリットその1

英語という武器を捨てたくなかった①

幼児の頃から身につけてきた英語。それは私のコミュニケーションをとるためのツール(道具)であり、武器でした。

英語を無くしては、私の居場所が無くなるという程に英語は私の日常生活で必須なものでした。家でも英語、学校でも英語。日本語もできましたが、英語を使うことの方が私の場合は多かったです。

日本語を使うことのほうが多いと思われる読者の皆さんの場合は、日本語が使えなくなる生活。そんなイメージです。

一方で、兄は小学校へ転校してからというものの、英語を日常生活で使わなくなりました。それだけでなく、英語を家でも使いたがりませんでした。公立小学校へ転校したことによって、周囲の友人らに英語ができることをあまり知られたく無かったのでしょう。

こうして兄は英語という武器を使わず、他の友人らよりはできても、だんだん英語力は低下して行きました。こんな兄を見て育ったからでしょうか。私は英語を捨てたくありませんでした。ただ単によくある兄弟の競争心かもしれませんが(笑)

しかし、英語ができてメリットがあるのは事実。外国人の友人も増えたり、海外へ行っても英語圏なら問題なく過ごせる。幼いころから英語を学んでいれば英検二級だって(個人差はありますが)小学生からでも取得することができます!

まとめ:英語とはコミュニケーションの幅を広げてくれる武器である。人との繋がりも増えたり、海外でも役に立つ。英語能力試験も幼いころから合格できる実力を培える可能性がある。


4.理由③メリットその2

英語という武器を捨てたくなかった②

英語を手放したくなかった理由がもう一つあります。これは高校に上がってから気が付いたことなのですが、大学受験に英語は必殺技が出せるくらいなまでに強い武器となります。

今だから言えることですが、英語を身につけることで将来の可能性が大幅に広がります。外資系の会社に就職するもよし、海外で就職・移住するのもいいでしょう。このように日本だけに留まらず、海外も視野に入れた将来設計が実現するのではないでしょうか。国内で英語を武器に活動するのもありですが(^^)!

他の記事でも言いましたが、私のインターではIB(国際バカロレア)資格というものが取得できます。この資格の取得には英語が必須なのですが、大学受験には多大な影響を与えてくれるでしょう。

下の無料記事でIB資格について少し記してあります ↓↓↓

全ての大学で受け入れている訳ではありませんが、日本国内で有名な国立・私立大学にも一般入試とは違った方法で受験できたり、海外の大学にも実力ある生徒という証明にもなって受験ができます。

英語ができるというだけで、こんなにも可能性が広がるのです。

私としては、可能性が存在することは、それだけ「自分の思い描く将来に近づけることができる」という安心感に繋がると思います。

個人の努力次第ですが、英語で可能性を広げて、努力でその可能性を掴む。将来の可能性を諦めて歩むより、充実した人生経験を積めるのではないでしょうか?

そのために、私は英語という武器に感謝をし、捨てたくないと思います。

まとめ:英語は大学受験にも、就職にも強い武器です。日本社会において、将来の可能性を大きく広げてくれる。そんな英語を捨てるのはもったいないと思います。


5.最後にひとこと

この記事を購読して頂きありがとうございます!

今回は私がインターに通い続けた3つの理由について解説していきましたが、インターに通わせることを悩んでいる親御さんのお役に立てればいいなと願っています。

時が流れるに連れ、英語の需要と利便性は高くなっています。多くの方々が英語を学び、それを武器にして将来のために努力している。だんだん英語ができる人というのは特別性が薄まります

そんな中で、英語を早めに学んで時代の流れに乗っていくというのはこれから先、大事な選択になるのではないでしょうか。('ω')ノ

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