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#教育
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドにおいて「問う」と「考える」のサイクルを強化する
「考える力を伸ばす」という観点からレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを見たとき、参加者が「問い」を考えることを強化することが重要なのではないかと言うことについて以下の記事で書いた(レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドとはどのようなものかについても簡単にまとめられている)。
上記の記事で主張したのは、考える力を伸ばすには、単に「問う」だけでなく、「問う」→「考える」→「問う」→「考える」→…のサ
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを「考える力を伸ばすこと」に使うということ
筆者は、勤務先が大学であるということもあるが、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを「考える力を伸ばす」ことに使うことに大きな可能性を感じている。
どうしてレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドが「考える力を伸ばす」ことに役立つのか、それはどのようにして可能かについて、改めて考えをまとめてみたい。
レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドのステップ まずはレゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドの進行ステッ
ブロック作品でディベートをさせる
社会科学の学術論文では、考察対象に対する「光と影」という表現が、ときどき使われる。それが他に良い影響を与えていると同時に悪い影響も存在しているということを表す表現だ。
このような発想は、人間の思考一般で、よく見られるようで「メリットとデメリット」「有効性と限界」「意図した結果と意図せざる結果」などという表現も、おおよそ同じようなことを含みにしている。
何かを考えるときに、このような二面性を
「思考する教室」を作るためにレゴ®︎シリアスプレイ®︎ができること
「学ぶ力」を高める教育を目指す 学校教育のあり方については、コロナ禍以前から、根本から見直すべきとの声が絶えない。教える内容はもちろん、教員の働き方、部活の在り方、校則の在り方、保護者や地域との関わりまで、なぜそこまで問題を列挙できるのかと思うぐらい問題が指摘されている。
私も教育に関わる身として、肩身は狭く、志は高く、現状の改善に取り組んでいるつもりであるが、私がまず目指しているのは、学生・