スマホ化する私たち。
スマホが好きだ。特にYouTubeが好きだ。
インターネット、めっちゃ見る。夜、寝落ちするまで見る。スマホが顔に落ちてくるまで。
YouTubeなんて毎日見てて、好きなYouTuberもいるもんで、妻とずっと見てる。
スマホ内のアプリ、私の場合はYouTubeが筆頭だが、何の機能が1番いいかと問われるとそれは「最適化」機能だと答える。私が見る動画の嗜好・傾向に従って、私だけに最適化された動画コンテンツがオススメされてくる。「おお、分かってるねぇ」って出てきた動画をタップする。
それがインスタだって、Twitterだって、Netflixだってなんだって、最適化の機能が実装されている。自分の好みのコンテンツのみが供給される。そういう仕組み。
でも、思う。
「飽きた。もっとこう、斜め上の『その発想はなかった』みたいなコンテンツを俺にオススメしてくれないかな」
●スマホ化する私たち
この記事のタイトルは「スマホ化する私たち」で、どういうことかというと、こうだ。
凝り固まっている。私たちは。お手持ちのスマホのように。だから、もっと外の情報を取りに行くべきではないだろうか。自分の囲いの外側をもっと一生懸命に参照するべきだ。より良く生きたいのなら。
そうあるために何をすべきか、というと
「もっと友だちに会おうよ、作ろうよ」だ。
この記事でも書いた通り。
なぜそう思うかというと、友だちとの会話が、最適化されて凝り固まった自分をアップデートしてくれるから。YouTubeでいうと「え!こんな動画をオススメしてくるか!」って感じだ。具体的な話をすると、先日こんなことがあった。
週末、久しぶりに友だちとお酒を飲んだ時だ。私が家を失って、居候させてくれた友だちと。ベストフレンド。その存在はこの記事にもチラッと書いた。
友だちと2人で、話した内容は、
・最近あったこと
・仕事のこと
・政治のこと
・家族のこと
・親のこと
だいたいこんなことを話したんだけど「政治のこと」を話した時、先の戦争が「侵略戦争だったかどうか」の話で盛り上がった。双方の立場を書くのは控えるが、おもしろかったんだこれが。
私はあまり政治に詳しくはないから、たくさん質問した。なぜそう思うのか、とかたくさん聞いた。お互いに否定することなく。「いやぁ、その考え方はなかったなぁ」と話してた。
で思った。
「この感じ、スマホの最適化と似てるな」
誰かと会って話すことは、自分に最適化されてつまらなくなったスマホをアップデートしてくれるような効果がある。
なので、ぜひ友だちと連絡を取って、色んな話をしてみてほしいな。自分から行動をしてみるといいかもしれない。自ら友だちに連絡して、スマホをぶっ壊すように、囲いの外を参照してみてはいかがだろうか。
「私は受け身でしてね」という方は、ぜひこの記事を読んでみてほしい。自分自身を自分から壊しに行こう。心の筋トレだ。
心の筋トレ、壊そう自ら、誘ってみよう。
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